あらすじ:

化け物は、時に人類を救う薬になる。

太古から地球に降り注ぐ寄生生物は、三度の大戦を経てなお、人類の脅威であり続けている。しかし2059年の先進国は、その脅威を難病の特効薬やエネルギー資源に変える技術を手にしていた――完全には解明できないまま。

巨大な防護壁に守られた都市。
その平和を支えているのは、人手不足の穴を埋めるために集められた少年少女たち。「防衛騎士/学徒」を名乗る彼らの実態は、ただの治安維持要員に過ぎない。

日常のすぐ隣にある非日常。
今日もどこかで誰かが化け物に喰われ、今日もどこかで誰かがその肉を”薬/兵器”に変える。
そんな矛盾を抱えた世界で、少年少女たちは武器を手に出動する。

彼らの戦いの果てに残るのは
――繰り返される英雄譚の残響か、
それとも、新しい時代を告げる反響か。