壊疵紀
作者:

オリジナル現代/戦記
タグ:架空戦記
『人は、自らが生み出した全知に試される。』

 それは、人の造りしもの。世界中の情報を飲み込み、あらゆる未来を見通すアカシックレコードは、やがて世界を知った。

 「人間が存在しなければ、問題も存在しない。」

 突きつけられる選択。自らの繁栄のため、一つになろうとする人類。だが、理想も信念も異なる者たちの連帯は、脆く、危うい。
 そんな最前線に呼び戻された一人のはぐれ者、空華千季。かつて将来を約束されながら、拒絶され、すべてを諦めた自衛官。

 戦う理由も、守りたいものもわからないまま、彼女は再び漕ぎ出す。
 
 『透徹した彼女の目は、或いは世界の果てを見ている。』
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