二年前、妹がスクールアイドルを始めた。
それをきっかけに俺は、絢瀬絵里という女性に出会う。
可憐で、儚く、美しく、いわば高嶺の花。
絢瀬絵里はそういう女性だった。
俺達の関係は本当にありきたりで、初めはお互いの距離を測りながら、時々話す程度の仲になり、気づけば頻繁に話すようになり、いつの間にか仲良くなり、そして二人は高校卒業の日を迎えていた。
どうやら俺は、その過程のどこかで彼女に恋をしてしまったらしい。
今となっちゃ、きっかけはよく覚えていない。
驚くほど自然に、好きになっていた。
同じ大学に入学し、同じバイト先で働いて。
軽口を叩いたり、時に励ましあったり。
助けたり、助けられたり。
絢瀬と過ごす、大学生活。
μ'sも、ラブライブも、主役じゃあない。
これは─────────────
俺と絢瀬の物語だ。
| 《第一章》 | |
| 1.プロローグ。 | |
| 2.好きな人へのプレゼントを考えよう。 | |
| 3.恋する乙女からの恋愛相談。 | |