新大陸が未曾有の脅威から解放され、勝利の祝祭に沸く調査拠点アステラ。
誰もが平和の到来を信じる中、ただ一人、加工場の奥底で「世界の軋み」を聞き取った老ハンターがいた。
彼は二期団の「職人」でありながら、自ら打った武具の最期を看取るために前線に立ち続けてきた男。
古傷を疼かせ、愛剣と共に龍結晶の地へと向かった彼が目にしたのは、過剰なエネルギーによって自身の肉体に食い破られ、理を失った「王」の無残な姿だった。
これは、壊れゆく命を「正しく終わらせる」ために命を懸けた、一人の老職人と一頭の古龍による、静かなる決着の物語。
かっこいいおじいさんを主人公として書いてみたくなって作った小説です。
初投稿のため、お手柔らかにお願いします。
| 第1話 黒き棘の落し物 | |
| 第2話 震える歩法 | |
| 第3話 暴走する再生 | |
| 第4話 調律 | |
| 最終話 看取りの余韻 |