妖怪ウォッチの舞台のモデルは福岡県!!
スケッチブックの舞台は福岡県!!
というわけでクロスオーバーさせたくなりました。
※スケッチブックとは!?
小箱とたん先生がコミックブレイドで連載していた「優しい世界」!!
異名は「陸ARIA」、嫌なものは一切無い楽しい美術部の日常!!
作者は似たような話を既に書いていますが、どうしても書きたい気持ちが抑えきれませんでした…
気になった方は妖怪ウォッチとスケッチブックをよろしくお願いします!!!
その町の名前が示す通り桜が美しく咲く春、私こと梶原空はさくらニュータウン郊外のさくら高校に入学したのだ。
そこで部活動を選ぼうとしたのだが、運動は苦手だから文化部に入ろうと思い……この学校は文化部が美術部と吹奏楽部と卓球部しかない、アレ?卓球部は運動部なのだろうか…?
(※運動部です!)
吹奏楽部は重い楽器を持てないし、酸欠になりそうなので美術部に入ろうと思う、でも怖い人がいないと良いなぁ…
私の想像する運動部の怖い人とは
「こらああっ!!声が小さい!!グラウンド100周ーーーっ!!」(ガタイが良い)(サングラスの下の視線が怖い)(セロテープで補強された何かの武器)
な感じの体育教師である。
だが、文化部の怖い人ってのはもっと違うだろう。
それはことあるごとに「ザマス」と言い。
「ザマス」「ザマス」「ザマス」「ザマス」「ザマス」
怒るとそれは「キーッ」というのだ。
「キーッ」「キーッ」「キーッ」「キーッ」「キーッ」
………そんな人が居たらちょっと会ってみたいかもしれない。
美術室に見学に行った私、それに私は絵を描くのが好きなのだ、出かけるときはいつもスケッチブックを持って行く。
そして心に入って来た景色を残すのだ、それはきっとカメラ代わりなのだろう。
でも何故カメラじゃダメなのかというと………………なんかダメなのだ。
(自己完結)
それから、私は同じ一年生の麻生夏海さんに話しかけられた、一緒に美術室行くことになったのだ。
そこで、「ザマス」とは言わないがちょっと…いやかなり圧が怖い先生、美術部顧問の春日野先生に「見学に来てくれたのね!でも今日は部員がいないから2人とも即入部ねっ!!」と言われて美術部になんだかんだで入ることになってしまったのだ。
ちなみに私達の後に同じく一年生の鳥飼葉月さんが入部届けを出しに来た、あと春日野先生は「ピーちゃん」という名前のにわとりをペットに飼っているらしい。
ひよこの時にピーピーと鳴いてたからピーちゃん…麻生さんの顔には「安直すぎるばい…」と書いてあった。
(麻生さんは博多弁女子だった)
先生は「何で新入部員が3人だけなの〜〜〜!?」と嘆いていた。
「何故男子は入って来ないの〜〜〜っ」と更に嘆いていた。
「いーじゃない、にわとりがピーちゃんでも!!」まだ言ってる…
◇◆◇
そして、私は高校の裏にあった「良い感じの裏山」ことおおもり山に登っている、山を桜餅の様にしていた山桜の花が散って、樹々達は今年も元気に葉を茂らせようとしている、そんな光景をスケッチしたくなったのだ。
私は歩くことが好きだ、どのくらい好きかというとよく歩くので足が強くなり、帰りはバスを使わないとその日の内に帰れないところまで行くことはしょっちゅうだ。
良い感じの裏山には神社があった、お爺さんの神主さんが野良猫に餌をあげていたので一緒になってもふもふする、幸せ。
すると、神主さんが「猫ならこの道の奥の御神木のところにもっとおるぞ」と言うのでお礼を言って向かってみる、ありがとうございます。
御神木は思ってたよりもずっと大きかった、でも猫はいない………ちょっぴり残念な気持ちで帰ろうとすると「い〜れろいれろ♪」とよく通る声が聞こえて来た………声の方を見るとよくスーパーにある様なガシャガシャマシン?の様なものが置いてあった。
「いれろ!いれれば!!いれずんば!!?」
最近のガシャガシャマシンは小銭を入れるまで勝手に音が鳴るらしい…そこまで言うのなら良かろう、入れてやろうではないか。
このお財布の中で使い時がわからず、ずっと使わずにいたとびきりのギザ十をな!!
そして、ギザ十をセットしていざガシャガシャマシンハンドルを回す………が私の全力でも回らない。
「逆〜だ、逆だ!!」
回す前に教えて欲しかった(手が痛い)………気を取り直して今度は正解の方向に回す、すると一個の黒い石で出来たガシャ玉が出て来た。
拾おうとしたら思わずズシッと来たため取り落としてしまった、すると光と共にぶわっと紫煙が立ち昇りそこから現れたのは1人の………私と同い年くらいの男の子なのであった、顔立ちは凄く整っている。
ただし、藍色の髪と瞳、黒いインナーの上に白い着物、正月飾りの様な豪奢な帯を巻き、春だというのに青いモフモフのマフラー?をしている、その姿はなんとも…
ハイカラですね
「この状況で第一声がそれで良いのか?そもそもお前は何故に括弧をつけて喋らない!?」
いやだってスケッチブックの原作準拠すると自然にそうなるし………
「メタ発言!?」
男の子は私の様子にツッコミを入れるが、すぐにコホンと咳払いをして「自己紹介といこう、私の名は蛇王カイラ。お前の名前は?」と言いながら私の方を指差すので私は後ろに誰かいるのかと思い振り向いてしまう。
………?誰もいない…
「いや、お前だ!お前の名前を教えろと言っているんだ!!」
(ビクゥッ!)
私は何もしていないのにカイラさんが急に大声を出すので驚いてしまった、どうやら名前を聞かれたのは私だったようだ………私はスクールバッグの名前タグをカイラさんに見せる。
「梶原空…空か、良い名前だな。空、単刀直入に言うぞ。私の友達になってくれ!」
…………どうして?
「それが私に出来る解放してくれた者に対する最大の礼だからだ。そのスケッチブックを見たところお前は絵を描くのが好きなのだろう?」
それは…そうだけど…
「誰も描いた事のない存在を描いてみたくはないか?例えば………妖怪とかな!」
妖怪?
「この時計のレンズを通して、あちらの茂みを覗いてみろ」
カイラさんが渡して来たのは桃色の可愛らしい意匠の懐中時計だった、私が言われた通りにすると見た事の無い存在が現れたのだ!
「トホホ…見つかっちゃった………」
「アレが妖怪だ、この時計は妖怪ウォッチ!手にした者に妖怪を見せるのだ」
アレが妖怪………でも、妖怪ってもっとこう…唐傘おばけとか一旦木綿とかそういうのを想像してしまう…
「トホホ…それは有名どころの古典妖怪だね………僕は無名の現代妖怪だよ…」
………なんか悪いことをしてしまった、お詫びにあなたの絵を描いてあげよう!
「トホホ…僕なんかで良いの…?」
実はさっきから絵を描きたい欲求がこれ以上なく高まっている!
妖怪を見て描ける高校生など私くらいだろう、あなたの姿を絵に残したい!!
「トホホ………すごく嬉しいよ、カッコよく描いてね?」
任せて!
そして、十数分後。
はい、描けました
「………すごく上手いし、なんだか心が暖かくなって来たよ…!トホホじゃない気分になって来た…!!」
「思ってたよりも上手いな、妖魔界の宮廷画家にもここまでの逸材はいないぞ!!」
2人?に思ってたよりも好評だったため、私は冷静のホーズをして心を落ち着ける。平常心、平常心。
私はスケッチブックから妖怪さんの絵をちぎろうとして上手く行かなかったのでカイラさんがちぎってくれて、妖怪さんにはいどうぞと手渡す、すると妖怪さんは「君の友達になりたいんだ…これが僕のメダルだよ…」と言って一枚のメダルを差し出して来た。
「それは妖怪と友達になった証、妖怪メダルだ。ようは妖怪にとっての名刺の様なものだな、妖怪ウォッチにセットすればその妖怪を呼び出す事が出来るぞ!」
おお!それはすごい!!
「私のもやろう、失くすなよ?」
トホホギスと友達になった!!
蛇王カイラと友達になった!!
それから、日も暮れて来たため私は下山して家に帰るのであった。
◇◆◇
そして、家に帰ると急に首から下げた妖怪ウォッチが音を立てて鳴り出したのだ!
慌てる私をついて来てくれたカイラさんは「落ち着け」と制して、これは妖怪ウォッチの機能の一つ・妖怪レーダーであり家の中に既に妖怪が居るという。
反応を追って行くと、弟である青の部屋から1番強い気配を感じる………これは姉として放って置けない!!
青の部屋の前まで向かうとカイラさんがドアを蹴破ってくれて私も突入、気分は特殊部隊、でも私は転んでしまった。
「うわぁっ!姉ちゃんいきなり何をするんだよ!!」
「これは殿中でウィッスよ!?」
「というか………空姉ちゃんは妖怪が見えない筈じゃなかったニャン…?」
「青さんの妖怪ウォッチも鳴ってますねぇ…」
青の手にあったのは、青が数ヶ月前から宝物だと大事にしている腕時計…それはまさしく私のものとデザイン違いの妖怪ウォッチ…
青の部屋にいたのはソフトクリームみたいな頭の紫唇のおばけ、二足歩行する赤い猫、そしてお布団みたいな模様のコウモリ。
まさか青…
「まさか姉ちゃん…」
「妖怪が見えるの/のか!?」
まさかの弟が妖怪が見えるどころか家の中にも既に妖怪が居たコトに私はとにかく驚くのであった。
(姉がイケメンをお持ち帰りして来た事に青は更に驚愕していたが)
★冷静のホーズは誤字じゃありません
・梶原空(CV花澤香菜)
スケッチブックの主人公。
括弧をつけて喋ったのは最終巻の書き下ろしのみ。
・蛇王カイラ(CV杉田智和)
声が杉田で銀さんみたいな服装の半妖。
王位譲られた直後に妖魔界が滅亡してしまった非業の王。
・梶原青(CV大原さやか)
姉よりも遥かにしっかり者の常識人。
あまりにも頼りない父親と姉のぶっちゃけ介護をしている。
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