西住みほには、幼い頃からずっと一緒に過ごしてきた幼馴染がいる。

 名前は、西園寺 玲。

 明るく元気で、人懐っこい少女。
誰とでもすぐに打ち解ける彼女は、みほにとって何でも話せる大切な存在だった。

 だがそんな彼女はかつて、戦車道の世界で数々の戦いを経験した天才少女。

 その卓越した戦術眼と戦車操縦の技術を持ち合わせていた彼女だったが、ある事情から戦車道の世界を離れることに。

 しかしその後みほが大洗女子学園へ転校したことを知り、その学校で戦車道が復活することを耳にすると、みほの後をを追うように大洗へ転校することになる。


 その後再び戦車道の世界に立った玲は、普段の明るい少女とは思えないほどの冷静な判断力と卓越した戦術を見せ始める。

その姿を見た者たちは、少しずつ疑問を抱いていく。

――この少女は、一体何者なのか?

そしていつの日か、大洗の仲間たちは知ることになる。

明るく笑う転校生、玲。

彼女こそがかつて戦車道の世界を震わせた、

『戦場のローレライ』

その本人であることを――。