女性物のバッグ、二十八万円。
夫の法人カードで支払われた領収書に、結衣の知らない暮らしが見え始めた。
営業の修司と、経理の結衣。二人で育てた会社だったはずなのに、成功した夫は妻の仕事を「誰でもできる」と切り捨てる。
暴言、不倫、会社資金の私的な流用。娘の震える手を握って家を出た結衣は、見下されていた自分の仕事と、設立時の三十パーセントの株を見直す。
夫が頼っていた肩書きと信用が崩れる日。そして、母と娘が窓を開けられる暮らしを取り戻すまで。全6話。

※暴言・不倫・家庭内の威圧を扱います。「処刑日」は、支配と裏切りに決着をつける日の比喩です。登場人物・団体は架空です。
※漫画シナリオをもとに、既刊小説とは構成・視点・文章を変えて書いたWeb版です。

【漫画版】
『不倫夫の処刑日:匿名希望の体験談②【コミック】』著者:さくらこ
Kindle Unlimited対象作品です。会員の方は追加料金なしでお読みいただけます。
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