2045年・・・日本。

学園都市、第三学区に住む紅龍牙はある事件をきっかけに全治二ヶ月の重症を負い、入院生活を余儀なくされる。

そして季節は冬。

ある夜出会った非日常が少しずつ彼の歯車を狂わせていく。
切望していた日常は音を立てて崩れていく。
まるでそう、現実が彼を嘲笑うかのごとく。

その残酷な現実から、非日常から日常を取り戻すと立ち上がった時、狂った世界はどこまでも狂った音を立てて回り出す。

恐怖劇―グランギニョール

その一幕が、開いてはならない幕が上がり哀しくも狂気にまみれた鎮魂歌が流れ出す。
狂気と殺戮とにまみれた呪いの劇が再演される。

その果てに龍牙は、いったい何を見るのか。
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