カルディア帝国の四代目国王インペリウムは、庶民重税、富裕層優遇の政治体制を取っていた。さらに、貧困層の子供を買い取り、暗殺者育成機関で教育を受けさせたのちに、国王傘下の暗殺部隊として、自分にそむく反対派の人間を次々と暗殺させた。鷹名瀬 月(たかなせ らいと)もその一人。国王傘下の暗殺部隊のなかでもで最強といわれ、これまで暗殺した人間は数知れない。だが、ある任務を境に鷹名瀬は逃亡を図り、姿を消した。彼を追ってたくさんの刺客が差し向けられたが、発見の報告はなかった。その後、ついに立ち上がった国民によって政府は崩壊した。彼を追う政府も部隊も無くなったのだが、鷹名瀬が央都に帰って来ることは無かった。