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推薦一覧(2500件)
勘違いコメディとしての話の作りこみがすごい作品
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推薦作品:全てはあのお方の思し召すままに……と言いまくってたら引くに引けなくなった オリジナル:ファンタジー/コメディ
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
歯に衣着せずにいうと、”陰の実力者になりたくて!”に似ている作品。
しかし待ってほしい、ただのパクリと思うことなかれ。
ストーリーの構築、主人公の認識、世界観の設定。
一つ一つを取ってみれば、おおよそよくあるタイプのファンタジー作品だが、言語化しずらい独自性による魅力もある。
物語を読んだり書いたりする上で、何にも前例のない、完全オリジナル~、なんて、作る事のなんと難しいことか。
そして『アレに似ている!』と真っ向から否定することの、なんと容易い事か。
しかしながら、勘違いコメディモノとして難しいであろう『勘違いの認識を共有する存在』もしくは『共犯者』とも呼べる相棒を隣に据えるという大胆なプロットを構築。
その上で物語が破綻しないように伏線をちりばめていく様は、行き当たりばったりで次々と問題を一つ一つ解決していく、よくある勘違い系と違い、作者が計画性を持って、必然性のある物語を書いていることの何よりの証左。
一つ一つの話の作りこみに関して言えば、陰実などの、
週刊連載のように次々と面白い話を書かなければ人気になれない”なろう系”というジャンルの作品に比べ、非常に優れていると言えるでしょう。
地の文章に関しては一人称と三人称の切り替えによる、子細な世界観の説明と、主人公自身の思想と認識による体感を基にした、芯のある文章で、読みやすい上で『そうはならんやろ……』と頭から否定しきれない説得力のあるものになっている。
主人公自身も、どこか達観し、人間離れした……悪く言うと人間味の薄い共感性の持ちずらい主人公―――ではなく。
どうにか今世を楽しく生きようと努力している、どこにでも居そうな、ちょっと痛い過去を持つ普通の青年といった感じ。
周囲に美人が多いわりに性欲を持て余したりする事がなく、モテる顔のいいイケメンには当たり強かったりするのはもう主人公補正とか全年齢補正とかで納得するとして、そういう(陰キャ的な)意味でも強く共感できる部分の多いキャラクターになっている。
本作には、勘違い系によくある事として、表の顔用のヒロインと裏の顔用のヒロインがあり、そしてその二つを兼任する相棒キャラクターも存在する。
実妹と相棒と王女様、あと主人公陣営の幹部の少女。
しかし安心してほしい、ハーレムという訳ではなく普通に老騎士とか若い男の部下とかもいる。
多分幹部にも男の幹部とかいるんでしょ知らんけど、多分後の方になって出てくるよ。
癖になるポイントとして、主人公の一々の周囲の人間への呼称や認識がちょっと言い得て妙というか、面白い。
▼読む際の注意事項など
前提として、この作品の主人公は最強である。
腐っていた主人公が旅立ち覚醒して、様々な障害にぶち当たりながら、ご都合主義もクソ喰らえな泥水を啜る程の努力をして、血脂滴る剣と濁った瞳で強者に抗う―――そんな作品が好みなら、ゴーバック!ゲラウェイ!
主人公最強、ご都合主義、身に受けた才能、もはやバグ。
強い事に理由はいらない。
正確にはいるにはいるけど『これをこうこう強くするためにこれをあーしてこーしれアレして、アレの理論をこうしてああして』とか、ファンタジー理論を展開して万倍の長文で説明されて、一瞬で『山羊のべろべろ顔』と『「はぁ?」って言う猫のミーム』になるくらいなら、説明すっ飛ばして
『つまり、強い!才能とか、努力とか、大体そんな感じ!』
みたいにしてもらった方が読みやすいし納得しやすい。
でも、それでもすべてに説明が欲しいって人がいるのなら、やっぱりこの作品は向いてないんだと思うなぁ。
天魔宿儺/2024年03月03日(日) 10:10/★ (参考になった:4/ならなかった:17)
真に迫るものがある面白さ
推薦作品:ネットミーム・デビルサマナー 原作:女神転生
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
ストーリーのテンポが良く読みやすい。
名作やる夫スレやブーン系のようなインターネットミームネタを現代により適応させた雰囲気があり、何となく昔感じていたインターネットの面白さを現代風の味付けにしたらこうなるのかもと感じています。
女神転生については軽くしか触れていない私でも問題なく楽しめています。
(2行省略されています)
▼読む際の注意事項など
淫夢が関わっている。
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wa333/2024年03月01日(金) 11:20/★ (参考になった:19/ならなかった:2)
足掻き続ける主人公が取った最後の手段とは
推薦作品:何度やっても君が死ぬ 原作:呪術廻戦
「夏油傑が生存する様を見る」までループしてしまう女主人公が足掻き続けるお話です。
夏油傑を救おうとあらゆる手段を講じます。ただ何をしようとも夏油傑の死という運命からは逃れることができません。そのためすでに精神は摩耗しきっています。
そんな彼女が導き出した「最終手段」、ぜひご覧ください。すごく面白かったです。
(4行省略されています)
物語終盤、意外な展開もありました。ループさせた神の悪辣さが際立っており私は非常に楽しむことができました。
また、失敗パターンを追想してくれるところも良かったです。主人公が辿ってきたループの軌跡、地獄行脚を眺めることができます。
ループものが好きな人にはオススメできる一作です。
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愉悦部出身/2024年02月29日(木) 21:34/★ (参考になった:8/ならなかった:2)
このすばの日常回好きはハマる
推薦作品:【完結】この素晴らしいまちカド世界に祝福を! 原作:まちカドまぞく
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
このすばのカズマがまちかどまぞくの世界に行く話です
どちらも元が元なのでシリアスな展開にはなりにくく日常回が多めです
またカズマはスキルが色々あるので戦いの少ないまちかどまぞくの世界ではほんの少しだけチートです
(2行省略されています)
▼読む際の注意事項など
このすばのキャラはカズマ以外だと現在回想でしか出てこないです
またこのすばの完結後のストーリーとなっておりますのでネタバレしてほしくない人なんかは見ない方が良いかもです
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眠り猫(あお)/2024年02月27日(火) 23:31/☆ (参考になった:2/ならなかった:1)
非常にオススメできるハリーポッター二次創作の名作です
推薦作品:ハリー・ポッターと野望の少女 原作:ハリー・ポッター
ハリーポッターと同期であるオリ主、傲慢不遜な女主人公ミラベルがとにかく魅力的です。
ミラベルはナルシストの権化で、自分にできないことはないと吹聴し、実際、できないことはほとんどありません。主人公最強ものでもあります。
自分が下に見られることをとにかく嫌い、ダンブルドアやヴォルデモートに打ち勝とうと躍起です。1年生のときから賢者の石を狙うためダンブルドアを罠にはめようとしたり、クィレルに憑りついているヴォルデモートに屈辱を与えようとしたりします。流血を恐れず、暴力的に解決しようともします。
(5行省略されています)
そんな自己愛傾向が極めて強い主人公ですが、唯一心を許している女子生徒がいます。その女子生徒のことには気を使ったり、心から笑えたり、ほんの僅かに優しくなります。その関係が尊すぎてとてもよかったです。
話が進むにつれて主人公の経歴が判明していき、より面白くなっていきます。主人公が極めて強い自己愛性傾向を持ってしまったのは何故か。主人公の目的とは何か。私はより作品を楽しむことができました。
ハリーポッターシリーズが好きな方に非常におすすめできる一作です。ぜひ読んでみてください。
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愉悦部出身/2024年02月27日(火) 23:00/☆ (参考になった:3/ならなかった:0)
その宇宙で一番自由で真っすぐで、守りたい世界がある男
推薦作品:C.E.で最もフリーダムなアスラン 原作:ガンダム
▼ストーリー
遺伝子操作された『コーディネイター』と遺伝子操作されていない『ナチュラル』の憎しみの連鎖が始まるきっかけとなった、『血のバレンタイン』が起こる『コズミック・イラ70年2月14日』。
その事件が起こる現場に、5人の少年達が居合わせるところから物語は始まります。
彼らがそこにいた原因であるのは『アスラン・ザラ』。ガンダムSEEDシリーズにおける、超重要人物です。
(31行省略されています)
彼がそこにいる原因、それは惨劇を防ぎ自身の母親含む大勢の人々を守るため。そして、少しくらいはマシな未来を【大切な友達】に渡すため。
そう、本来ならいるはずのない彼がそこにいたのは原作の知識を持っているから。この世界のアスランは転生/憑依者なのです。
母親を亡くしたら暴走してしまう父親のため、戦争の過程でボロボロになってしまう友達のため、アスランは未来を変える大きな一歩を踏み出します。
そうしてそこから様々な運命が大きく変わっていくのですが、彼はまだ知りませんでした。
本来であれば、まだ先の未来で相対する相手と早い段階から戦う羽目になる事を。
彼自身の婚約者は彼が思うよりも、彼の事が大好きな事を。
そして、アスランが守ると誓った大切な友達【キラ・ヤマト】は、少年ではなく【少女】である事を。
これは、コズミック・イラで最もフリーダムでストライクな少年が、たまに恋愛を挟みつつ守りたい世界のために戦うお話。
▼読む際の注意事項など
・ストーリーの項目から察する通り、この物語におけるアスランは転生者(タグには憑依と記載)です。自身の持つ記憶を頼りに悲劇に満ちた未来を変えるために奮闘し、それによって少しずついろいろと変わっていきます。
・ストーリーの項目で触れましたが、この物語におけるキラは女の子です。そしてアスランの事が好きです。
この物語にはアスランだけでなく彼女の視点もあるのですが、原作とは全く違う道のりになったり、ラクスとの出会いも変化したりと見所がたくさんあります。
キラとアスランの恋愛模様は見ていてほっこりします。たまにキラがSEED眼になる事態が起こったりするし、アスランがポンコツですが。
・デスティニーの要素は2月27日現在、全くありません。その代わり、劇場版の要素はガッツリ出ます。
なので、可能ならこの物語を読む前に映画を見に行く事を推奨します。見なくても理解できるようにはなっています。
・最初の話の前書きに書かれていますが、作者さん曰く『SEEDは15年前くらいからずっとにわか』との事です。タグにもにわかと記載されています。
この推薦を書いた自分はガンダムSEED未見なので、参考にはならないと思いますが物語や人物描写に大きな違和感は感じませんでした。
もし何かしら違和感を感じても温かい目で見守るか、どうしても肌に合わないようでしたらそっとブラウザバックをして下さい。
・ガンダムSEED未見の人でも、最低限の知識があれば楽しんで読んでいけると思います。あくまで個人的な考えですが。
シリアスな戦闘もあり、ちょっとしたラブコメやギャグ要素もありなこの物語。
もしこの推薦を読んで少しでも興味を持って、この物語の行く末を見守っていこうと思えたなら、一読者として幸いです。
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aterm/2024年02月27日(火) 20:07/☆ (参考になった:3/ならなかった:0)
リンバス5.5章と図書館で先生で遊んだことある人は確実に見るべきであろう期待の新作
推薦作品:笠から覗く青空に 原作:ブルーアーカイブ
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
まだ一話しか投稿されておりませんが、作者様の文章力や図書館・剣楔への理解度がとても高く、確実にこれから面白くなるだろうなと思う作品です。少なくとも剣楔がシ協会と並んで大好きな私にとってはめっちゃ刺さりました。刀で斬っても斬れない生徒に戸惑うキムサッガッ先生の姿も、ヘイローに刀が弾かれるという描写でとてもよく表現されています。すごい好きです(語彙力消失)
タイトルにある通り、先生が好きなら確実にお気に入りと評価をするべき作品でしょう。最高です。
(2行省略されています)
▼読む際の注意事項など
ブルアカ二次創作であることと、キムサッガッ先生であって先生(生徒を守るマン)ではありません。あくまで主人公は、キムサッガッなことくらいです。
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シャオロウェをすこれ/2024年02月26日(月) 21:35/★ (参考になった:5/ならなかった:1)
長いが読む価値は高し
推薦作品:貴方の強さは私が知っている。 原作:ウマ娘プリティーダービー
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
おそらくは本サイト最長のウマ娘二次創作
時系列はアニメ時空でもなくゲーム時空でもなく史実準拠である
主人公は90世代(メジロマックイーン世代)にしてメジロライアンの友人である尾花栗毛
(26行省略されています)
転生ものではあるが前世要素は非常に薄く、くどくはない
ただし序盤のある展開を気に入らない者もいるかもしれず注意は必要だろう
しかしそれを補って余りあるほどレース展開は史実のそれと異なりつつキャラクターのそれをなぞっており読ませてくれる(一部オリジナルキャラクターのキャラが目茶苦茶濃いのは御愛嬌である)
また、現役レースを既に完遂するまで、それこそ凱旋門賞までを描ききっている点も評価が高い
本稿を書いている428話時点で史実の1994年末近くに達しており、アニメ第1期の主要キャラクターたちも登場
ナリタブライアン世代のサクラローレルが(濃いキャラと共に)凱旋門賞を激走
マヤノトップガンがジュニア期を駆け抜けている
展開を列挙すればその時点で笑われてしまうであろうが読了後はそんなことを一切感じさせないのは作者の筆力というものだろう
問題があるとすれば、先がどこまで続くのかわからないことだが、読者としてはあと1000話程度は楽に付き合えるだろうと思っている
▼読む際の注意事項など
注意点があるとすれば、作中において序盤時期にある提案がなされるのであるがそれが気に入らない読者もいるかもしれない
また、史実において残した戦績を主人公に食われる名馬(をもとにしたキャラクター)もいることからこれを好まない人間もいるだろう
しかしほぼコンスタントに2年間毎日更新され続けていることを鑑みればこの筆力は化け物クラスであると擁護させていただきたい
話の表題が話数のみであることからどのようなことが作中であるのか予想がし辛いが、おおまかに章立ててあるのでそれを参考にしてほしい
ジュニア期が史実における1989年、クラシック期が1990年、シニア期が1991年である
そしてワールドレースは1992年となり、凱旋門賞を経た1992年12月の有馬記念においていったん物語は終幕を迎える
とりあえず、読んでみてほしい
先は長いがまだまだ歴史は続いていくのだから
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くろうま/2024年02月26日(月) 06:53/★ (参考になった:7/ならなかった:1)
おもしれー女(by 浦和ハナコ)
推薦作品:ワタクシの友達が露出で捕まったらしい 原作:ブルーアーカイブ
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
ポップでキュート、ロジカルでマイペース。
主人公の時上クララのことを評するには、そんな言葉を選びたいです。
愉快型マイペースウーマン、日々独特な距離感でトリニティを闊歩する彼女は、今日も、そして明日もおもしれー思考で日常を生きていく。
(9行省略されています)
そんな彼女の日々を綴った一作です。
浦和ハナコとの友情、シスターフッドでの活動を中心に書かれていて、主人公であるクララの挙動や関係性の波紋を楽しむ作品となっています。
表面上は滑らかに、けれども想いはドロっと濃厚。
そんな重めの女と化したハナコと、ハナコの前ではクソザコ化するクララがとても愛らしく、是非とも一読願いたい作品になります。
▼読む際の注意事項など
クララは僕っ子ですが、非TSの転生者女子です。
特に商品掲示法を犯してはいないですが、TS系女子を求めるがあまりに間違って読み始めてしまいそうな方は注意が必要です。
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ペンギン3/2024年02月26日(月) 01:19/★ (参考になった:5/ならなかった:0)