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感想
雷電◆euEjQpPxNQ ID:FunHbjnw 2017年12月24日(日) 20:11 (Good:0/Bad:1) 27話 報告
そりゃこれだけされてるんだから、巻き込み上等でやるよなスカ―。
エドたちが主人公のイシュヴァール観知ったから、経由で大佐達にも伝わってそこから主人公=『流血』って分かる流れか。もう疑ってるだろうから確証を得る形で。
というかこれ、『お父様』止められませんよね。
返信:蕎麦饂飩 2017年12月24日(日) 20:34
イシュヴァールとアメストリスの溝はこの後どんどん広がって、そして深まっていきます。
さて、『復讐者』はまだまだいっぱいいるのがハガレン世界。
お父様を原作と同じようには止められないかも知れませんね。
ナギサマー 2017年12月24日(日) 16:46 (Good:0/Bad:1) 27話 報告
これイシュバール達逃げられるんか..?場所が場所なだけにプライドに一網打尽にされてもおかしくないんだけど...
返信:蕎麦饂飩 2017年12月24日(日) 17:24
プライドさん、ロイに無理な事させなければ普通に強キャラでしたからね。
イシュヴァールが逃げ切れるかという事については、今の段階では言えません。
楽しみにしていてくださればと思います。
キリ8 2017年12月24日(日) 13:11 (Good:0/Bad:0) 27話 報告
復讐という概念が服着て歩いてますね。
そしてお父様のなんだおまえは連呼
返信:蕎麦饂飩 2017年12月24日(日) 13:47
元々は、そこまでちょっと天然系が入っていたお父様の、リンに向ける冷徹な一面を表す台詞なのですが、
今回は、口癖のようにネタ的に使ってみました。
八雲ネム 2017年12月24日(日) 12:56 (Good:0/Bad:0) 27話 報告
まぁ、互いに互いの家族を殺されているからエドの言葉なんて届かないか。
“国家錬金術師(イシュバール人)は殺すべし、慈悲はない”
と、某忍殺の台詞レベルで憎しみあっているからシカタナイネ。
返信:蕎麦饂飩 2017年12月24日(日) 13:00
シカタナイネー。
改心した後のハズのスカーさんも、キンブリーさんには理性的でも無いので、これで良いかな、と。
スカーさんはもっと理知的で冷静で耐えることを極めた善意溢れる僧侶だお!!ってファンの方がおられたら本当にすみません。
握り飯8号 2017年12月24日(日) 12:13 (Good:2/Bad:0) 27話 報告
あれで復讐やめますとか言われても後ろから刺そうとしてるようにしか見えないよね(小声)
返信:蕎麦饂飩 2017年12月24日(日) 12:38
互いに信用なんて一切無い間柄なので(ある意味)大丈夫ですね。
ある意味信頼されていますね()
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赤いペレット 2023年01月17日(火) 17:39 (Good:0/Bad:0) 52話 報告
数年ぶりに読み直させていただきました、面白い作品をありがとうございました。
真理の扉は当人にとって大切なものを代価にすると言いますが主人公にとってとびきり大切なものを代価にされたんだなと実感します。
良心さえ残ってれば許嫁との縁も残ってたでしょうし殺されもしなかったでしょうね、真理の扉を通ってなければそもそも死んでたから皮肉ですね。
炬燵猫鍋氏 2018年02月04日(日) 11:47 (Good:0/Bad:1) 52話 報告
悲劇は悲劇ゆえに美しい。
あまりにも多くの者達が救われず、報われなかった物語ですが、寂寥感とともな確かな満足を味わえました。
七つの大罪の一つから生まれ、人として確かな幸せを掴みとった美女に冥福あれ。
返信:蕎麦饂飩 2018年02月04日(日) 18:16
感想ありがとうございます。
いきなりですが私は悲劇が好きです。
極端な見方ですがハッピーエンドは未来を続かせてキャラクターを映えさせるもの、
バッドエンドはストーリーの優先の傾向が強いと考えています。(あくまで個人の感想です)
救いの無いストーリー、若しくは救われないキャラクターに救いを与えるためにデウスマキナ(演劇におけるご都合主義の体現)たるオリ主を入れる二次作品がハーメルンでは主流派だと勝手に思っていますが、
今作では敢えて救いのある原作で(少なくとも当事者を客観視する上では)救いの無い結末へ持ち込むためのデウスマキナを用意させて頂きました。
ただ、鋼の錬金術師の原作のストーリーが非常にレベルが高いのでキャラクターを不幸にしてまで悲劇をやる必要があるのか?
という意見が多いかと思っていましたが好意的に受け入れて頂き感謝しています。
さて、ホムンクルスについてでしたが、
孤高の化け物として永遠に近い時を過ごすのと、
愛する人との間に生まれた自分の子供に託して人間として死ぬのではどちらが満足を得られるかという事ですよね。
ベースが人間であるラースが人間を理解しつつも人間に対して同類ではなく傍観者の姿勢を持つのに対して、
彼女は己自身が人間と同じような構成を持ち、同じような感情を持つと発言していましたので、主人公のパートナーに選びました。
救いの無い世界観でしたが、やりたいように復讐を続けた上に愛する人と結ばれた主人公や、
化け物として生まれながら人間としての時間を過ごした彼女に主観的な救いが無かったとは私は思ってはいません。
救いの形は人それぞれだと思います。
Liar 2018年02月02日(金) 15:40 (Good:0/Bad:1) 52話 報告
初めて読んでその日に最終話まで読ませて頂きました。
ハガレン二次創作品は多数ありますが、その中でも最高の作品でした。
自らの行った復讐は最後には自らに返ってくる。そして復讐は無くならない。
そんな人間のどうしようもない愚かさを、原作よりも突き詰めていてとても楽しく読むことができました。
また、序盤で退場してしまったラストがヒロインという設定も最高でしたね。
兄弟たちから煽られる自称色欲さんをニヤニヤと愉しく見守るのは至高のひと時でした。
このような作品を書いてくれてありがとう御座いました。
返信:蕎麦饂飩 2018年02月02日(金) 17:40
お褒め頂き恐縮です。鋼の錬金術師は原作の内容密度が濃いので、題材としてはかなり二次作品が作りやすい環境にあるので、きっとそのおかげだと思います。
原作は『対話』と『耐える』事に重点を置いた物語だと私は解釈しています。
ですからダークサイドに落ちる要因を幾つも孕みながらも眩しいくらいに命の輝きに溢れています。
私は敢えて『対話』による互いへの『耐える』=赦しを無くした世界をテーマにしてみました。
当初のスカーの様に自分の中の結論ありきで動く絶対の復讐心が根底にあるゆえに和解が望めない世界です。
私は原作でのキーマンはホーエンハイム・師父・マイルズだと思っています。一人目は当然ですが後の二人がいなければスカーの活躍はありませんでした。
そしてもうひとつ、大罪とされる感情の中で『強欲』以外にもその感情に振り回される者はいないのか?
ただ彼ら彼女らを化け物として扱ってよいのか?
という部分もありまして、原作では最終盤でプライドと彼のママからようやく人間とホムンクルスの歩み寄りが描かれましたが、それを先取りしてみようという試みもありました。
そういえば、原作ではエドワードがお父様に勝利しましたが、
実は勝利要件は割りとガバガバなんです。(お父様ェ)
何故なら本来届かない神に等しい世界の真理の扉に、踏み台を用意して背伸びして手を伸ばすのがお父様なので足元が弱いのは当たり前だと考えています。
掘り方が甘くて洞窟が崩れたら失敗。大量の雨雲が空を覆っていたら失敗。
ホーエンハイムの策略がトントン拍子に成功していたら多分失敗。人柱が何かの『事故』で足りなければ失敗…etc
だから主人公がお父様倒しても大丈夫だよねと原作ファンのお怒りが落ちないか怯えつつ最後は書き上げました。
何はともあれお読み頂けた上に、感想まで頂きありがとうございました。
facker99 2018年01月06日(土) 21:55 (Good:1/Bad:0) 52話 報告
復讐はシンプルにするのが一番ってことですね、拗らせずにスカーさんだけこっそり惨殺すればこんな事にはならなかったかも?それとも因果応報は不可避なんでしょうかね
返信:蕎麦饂飩 2018年01月06日(土) 23:32
感想ありがとうございます。
シンプルに一人だけを殺したとしても、
スカーさんを大切に思う人がいれば、螺旋は続いていくかも知れませんね。(いなければ大丈夫かもしれません)
今回は『ウロボロスの蛇』がテーマの1つなので、
キンブリーだけではなくて、新人でも国家錬金術師は全員殺すマンと、
スカーだけではなくて、無実のイシュヴァール人も全員殺すマンという、とにかく互いに恨まれそうなキャラクター達の喰らい合いになりました。
setta 2018年01月05日(金) 01:14 (Good:6/Bad:0) 52話 報告
素晴らしい読了感。
主題であるウロボロスに相応しく、単なるハッピーエンドに終わらせない延々続く復讐の螺旋を描いたいい小説に出会えました。
ハガレン二次というだけでどうせエタるだろう、なんて考えていたことが勿体無い作品でした。
主人公の強さとそれにもかかわらず、あっさりとした最期。
もう堪んねぇ。
返信:蕎麦饂飩 2018年01月05日(金) 01:32
お褒め頂き光栄です。
エンディングにストーリーとキャラクターの両立が私には出来ないと思い、ストーリーの流れ優先としました。
というか、バッドエンドこそ美しいという私の性癖のせいですね。
そしてこの最終回だけは、初期から殆ど決めていたものでした。
また、あっさり死んだのは、
主人公をスーパーチートにし過ぎたので相手を警戒しての長期戦だと、先ず負けないのが一つと、
主人公のチートの源が心を復讐だけで染め抜いたことによる容赦の無さだったので、それ以外の色が心に染みてきた事が敗因ですね。
究極的にはラストが主人公を殺したとも言えます。
何はともあれお読み頂きありがとうございました。