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感想
HIDEMASA 2020年01月24日(金) 22:27 (Good:0／Bad:0) 14話 報告
本当にカッコいい主人公だと思うし帝国軍人の鑑だと思うけど
そういう大人物だからこそターニャの行動を帝国軍人の模範と勝手に勘違いしてしまうのが原作なんですよねー…w
主人公はターニャの裏側も含めて愛するらしいけど、どうやって見抜くのが気になりますね
返信：c.m. 2020年01月25日(土) 08:09
HIDEMASAさま、ご感想ありがとうございます！
原作の有能組が、デグ様を誤解されるのは正直無理からぬ事だと思います。
ミリタリーの知識が全く無い人でも、機関銃に棒立ちで突撃する人は居ませんし、銃を持った相手に、馬に乗って突っ込もうとは思いませんよね？
ですが、『匍匐前進』という今の人達なら誰でも知っている事を、日露戦争までは知らないし使いませんでした。
この日露戦争で観戦武官だった、ドイツのマックス・ホフマンさんも、日露戦争を日本側から見て。
「もう騎兵の時代は終わり。騎兵は後ろで炊き出しでもして貰うしかねーわ」
と進言しましたが。保守的な人達は。
「自分達の頃はそんなヘンな戦争は絶対にしなかった」
と。騎兵の力を過信し、機関銃を軽視しました。その結果、WW1のドイツは初期のベルギー侵攻でバタバタと機関銃に倒されます。日露戦争という教訓があったにも拘らずです。
また、戦車をはじめて作ったイギリスも、戦車なんて故障ばっかりで無駄だと疑問視していましたし。世界中で戦車が作られるようになっても、戦車で戦車を破壊する『対戦車戦闘』が出てきたのは、かなり後のことでした。
（それまでは塹壕を突破したり歩兵支援が主な役割）
飛行機も同様で、偵察して敵の司令部をいち早く発見できたという実績を得ても、登場初期は子供の玩具扱いでした。
現代を生きる我々の多くは、当時の人達を『無能』『頭の固い連中』と笑うことでしょう。
ですが、これは我々が『正解を知っている』からです。
最先端の技術を克服し、改良するだけの試行錯誤や、そこに至るまでの犠牲という『過程』をすっとばして、『結果』を知る恵まれた立場にあるから言えることですね。
そして、ここからが重要なのですが、デグ様はその『歴史の正解』を惜しみなく披露する事ができます。
書籍版の１巻や漫画版の２巻で、デグ様は補給の重要性を説きました。
しかし、世界最先端の陸軍国であったドイツでさえWW1時点では輜重科は重要な存在だと認識されつつも、『非戦闘要員』として後ろに追いやられており、WW2の名将、マンシュタイン元帥も自伝でそれを嘆いています。
書籍版２巻での協商連合への冬季侵攻についても同様です。冬の戦争は地獄だという事はWW2の独ソ戦が嫌というほど軍事関係者に教授しましたし、デグ様はそれを承知で上官の不況を買うことを承知で進言しました。
有能であればあるほど、デグ様の恐るべき『知識の洪水』には慄くことでしょう。IFの歴史とはいえ、その発言は数多の人命と資源や金銭を投じ、ようやく掴んだ『正解』を論理の上だけで、しかも恐るべき説得力を持って語り明かせてしまうのです。
しかも、彼女（彼）は８歳で士官学校の門をたたき、９歳で次席卒業しています。皇・王族だってこんな事は不可能です。資料から読み取られる経歴だけでも、神童と異端視するには十分すぎる存在でした。
漫画版のデグ様は『自分は天才じゃないから、持てる知識を有効活用して食らい付いている』と過小な自己評価ゆえに頑張っていましたが、唯でさえ元々優秀な人間が、知識を惜しみなく注ぎ込むなどというのは、はっきり行って天才科学者がブレイクスルー的発明を際限なく行っているようなものです。
有能な人間ほど、デグ様の価値を一発で見抜きますし。頑迷な人間でも、将来的に正しかったと振り返り、認めざるを得なくなります。
しかもデグ様は自分のキャリアのためとはいえ、精力的に発言していく訳ですから、傍目には軍機構の改革者。戦争の申し子と見られるのは当然です。
原作登場人物は、デグ様の心でも読まない限りは、絶対にデグ様を誤解するでしょうし、実際誤解しましたが、それを責めるのは酷でしょう。
さて。長々と語りましたが、仰る通り、そこは作者も真っ先に危惧していました。
ですので、主人公には何をどうやっても、デグ様を誤解しないルートを選択し、その為に主人公を動かし、主人公に与える道具を用意しております。
それについては、デグ様が登場したときにでも語らせて頂きたいと思います。
長文、失礼致しました。
hs510 ID:NZMyZBgo 2020年01月24日(金) 21:29 (Good:3／Bad:0) 14話 報告
これは………主人公の父親は今も悶々としているんですかね?期待を裏切った失望と息子がエース・オブ・ザ・エースや撃墜王と言われるようになるまで大成功した喜びとの間で。何せ、様々な大会で優勝をかっさらい、皇太子からは様々な勲章を貰ったりと、目をかけて貰っていたからこそ失望も大きかったと思いますし、逆に飛行機乗りとしては史上初の撃墜王になったり、最高位の勲章を貰ったり、銀翼突撃賞を貰ったりと、かなりの成功をしているから、まあ表にはださないとは思いますが多少は喜びもあったでしょうし。しかし作者さんはこの作品のために他の作品を読まないようにするとは………頭が下がります。
返信：c.m. 2020年01月24日(金) 21:47
hs510さま、ご感想ありがとうございます！
実際パパ上は、主人公の事を父親として本当に愛しています。それはエルマーや他の家族も同様で、それぞれがそれぞれの事を想っていて、それでも立場ゆえに言わなくちゃ行けない。厳しくてもケジメはきちんと付けなくちゃ行けないという苦しみがあります。
（ここは後々ちゃんと書きます）
同時に、パパ上は主人公が大成した事は喜んでいますし、ベルトゥス皇太子や同僚の近衛騎兵も「軍人というのは前線で槍働きしてなんぼ」という価値観もありますから、そういう意味では誇らしいとは思いますね。
他作者様の作品を読まないのは、どうしても何処かで絶対に影響受けちゃうのでそこは割り切っております。取り合えずこの作品が終わったらしばらく読み専になりたい……んですが、正直他にも書きたいシナリオがあったりするので、合間合間に読んだり書いたりしてると思います。
やりたいこと多いのにブラックで忙しいお……(☍﹏⁰)｡
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ゼロコーラ好き 2023年08月27日(日) 18:32 (Good:0／Bad:0) 80話 報告
正直幼女戦記の二次創作はあまり読んでこなかったのですが、この作品にはどハマリしました。休日が丸一日なくなりましたが、悔い無し。読後の満足感は素晴らしいです。
良い作品ありがとうございます。
返信：c.m. 2023年08月27日(日) 22:25
ゼロコーラ好きさま、ご感想ありがとうございます！
貴重な休日を浪費させてしまったことへの申し訳なさと、これほどまでの評価を賜ったことの嬉しさで脳がバグっておりますｗ
こちらこそ、ご愛読ありがとうございました！
らいむううううさあん 2023年05月28日(日) 17:09 (Good:0／Bad:0) 80話 報告
感動しました
そしてこの作品を作り上げた作者様へ感謝を
返信：c.m. 2023年05月28日(日) 17:47
らいむううううさあんさま、ご感想ありがとうございます！
私などの作品がここまでの評価を賜りましたことは、感謝に絶えません！
ご愛読、ありがとうございました！
紙おむつ ID:0jvtd.2M 2023年01月19日(木) 01:07 (Good:1／Bad:0) 80話 報告
一気に読み進めました。
作者様がおっしゃっているように、たびたび(ほとんど？)わからない語句がありましたがそのたびに調べました。その手間は本来なら諦めの方便にしていましたが、今作においては魅力の一つとなり、納得の上での完読をさせてくれるスパイスでした。
感想を書くのが久々で、ましてや今の自分の熱を文に起こすのも下手くそなので見苦しいものとなってしまいましたがこれだけはお伝えしたいです。
大変楽しく完読させていただきました。2人の人生と最期に祝福を、この世界がいつまでも平和にあることを願います。
返信：c.m. 2023年01月19日(木) 20:49
紙おむつさま、ご感想ありがとうございます！
＞(ほとんど？)わからない語句がありましたがそのたびに調べました。
どうしてもわかんないとこが有ったら聞いてくれて良かったんやで……？
（ミリオタ以外に優しくない作品を書いてしまった駄作者のケジメ案件）
＞納得の上での完読をさせてくれるスパイス
アザマス！ とってもこれ、他読者様の感想で既に語った通り、完全オリジナルよりも史実の実例交えた方が、説得力が違うよねって言う安直な考えだったりしたのですがｗ
＞この世界がいつまでも平和にあることを
お、おう……勿論帝国は覇権国家維持しとるし、秋津島も勝ち組で好景気維持しとるで……？
（なおその陰でジャイアンと化した帝国に泣かされた国家は多数出ている模様）
蒼鋼 2022年09月23日(金) 10:43 (Good:0／Bad:0) 80話 報告
何十回でも何百回でも読み返し、そして感動と歓喜と読了時の恍惚感に浸れる作品に出会いました
端的に、平易に申し上げて「神作」の一つで御座いましょう
原作や史実と異なり勝利に終わる帝国、というのも創作ならではの醍醐味
………ひとつだけ、問題があるとすれば
「続きを読むことを我慢できない」
やりたいこともやるべきことも投げ出してしまう、魔性の魅力でしょうか
返信：c.m. 2022年09月23日(金) 20:15
蒼鋼さま、ご感想ありがとうございます！
作者本人は、回顧録形式のミリオタ特有の専門用語モリモリの作品とかニッチ過ぎて話題にも上がらんだろうと思っていたのですが、感想でここまで絶賛されると、本当に分かんないものだなぁと思ってしまいますｗ
いや、本当にありがとうございます！
帝国勝利は、個人的にハッピーエンド至上主義なのでやりたかったのでありまする！
ハーメルンは私よりずっと凄い作品一杯あるから、この作品以外でも楽しめるものに出会えますように！
ご愛読、ありがとうございました！
bays ID:nCmUzvpA 2022年08月26日(金) 07:46 (Good:0／Bad:0) 80話 報告
一気に読ませていただきました。
気がついたら夜が明けてましたw
ここまでしっかりと練られた作品に出会えてよかったです！
本当に細部まで緻密に考えられていた素晴らしい作品でした。
この作品に出会えたことに感謝を！
返信：c.m. 2022年08月26日(金) 12:26
baysさま、ご感想ありがとうございます！
一気読みしてくださったことに感謝を！ こんな無駄に長ったらしい作品で時間を奪って申し訳ありませんでした！（訳：感謝の土下座不可避！）
この作品は完結まで書ききって、ぎりぎりまで修正を重ねつつの投稿だったので、完成次第投稿するタイプと違って結構細かいところまで手を入れられました（割とズル臭いですがｗ）
こちらこそ、ご愛読ありがとうございました！！
ソロ山 2022年07月04日(月) 13:56 (Good:0／Bad:0) 80話 報告
向こうの世界の大学図書館では開架の戦争史料コーナーに邦訳ハードカバー版が置いてあって、閉架の地下書庫に原語版とアルビオン訳版がありそう。そう思えるような読み応えのある文章でした。フィクション、しかも二次創作であるとはいえ、1人の英雄の半生を垣間見ることはいつでも畏れ多く、しかしどうしようもなく心が躍るものですね。史実のドイツ軍について自分が詳しければ、もっと楽しめたのだろうと思うと、己の浅学を恥ずかしく、また悔しく思います。
読了の後、良い意味で疲労を感じたのは久しぶりでした。なんでこんな神作を2年も見つけられなかったんだろうなぁ、私。2年も遅ればせながら、完結おめでとうございます。お疲れ様でした。そして、本当に良いものを読ませていただき、ありがとうございました。
返信：c.m. 2022年08月21日(日) 08:40
ソロ山さま、ご感想ありがとうございます！
大学図書館にデグ様のぶっちゃけトーク全開の恋愛ラノベが置かれてるの想像して最高に草生えました。
こんなん置いてええんやろか…？
史実ドイツネタは作者の趣味でかなり濃い目にぶっこんでしまった作品なので、分かりづらかっただろうと考えていたのですが、そうおっしゃってくださいましたことに感謝を！
内容的にかなりニッチな作風ではあったのですが、楽しんでいただけましたなら作者としてこれ以上ない喜びでございます。
ご愛読、ありがとうございました！！
玉鋼Z 2022年06月06日(月) 04:39 (Good:0／Bad:0) 80話 報告
読み始めたら夜明けになってましたわ。
それほど面白くて没頭して読める良い二次小説でした。
返信：c.m. 2022年06月06日(月) 09:18
玉鋼Zさま、ご感想ありがとうございます！
完結してかなりのお時間が経過しているにもかかわらず、このような感想をいただき感謝に耐えません。
至らぬ点が多くある作者と作品でございますが、お楽しみいただけましたことに心から感謝を！
ありがとうございました！
天鶴 ID:NMHHvr0Q 2022年05月01日(日) 21:34 (Good:0／Bad:0) 80話 報告
全話を1ヶ月ほどかけて読ませていただきました。
大半面白く惹かれるようなお話でした。後日談などのお話も深い内容になっていて気づいたら読み終わってしまっていました。
他の作品もこれから読み進めていこうと思っています。これからも作品を楽しみにしています。
返信：c.m. 2022年05月01日(日) 21:56
天鶴さま、ご感想ありがとうございます！
この作品は完結まで書ききった後、かなりの回数の修正を入れて投稿したので、そう仰ってくださると、今でも報われた気持ちになります。
これからも、この作品に恥じない作品を書いていこうと思います。応援ありがとうございました！