殺滅のソテイラ
作者:すかろく

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余田 礼太郎  2022年05月16日(月) 23:45 (Good:1Bad:0) 18話 報告

濃厚なゴジラ論だった…たまらんw

返信:すかろく 2022年05月18日(水) 23:14

感想ありがとうございます(どうしてまた感想返しすら遅れてしまうのか)

作中で触れていたオタク論「自らが愛するものが貶されることに倒錯的な快楽を覚えてしまう神がかり的な度し難さ」、余田さんにならよくわかっていただけるのではないだろうか( ー`дー´)

しかしゴジラ論とか界隈語りとかスッゲェ大変ですね。
「おまえはどの立場から偉そうに語っているんだよ」って自己嫌悪がヤバいです()´д`()
ただの説教にならないようにするさじ加減が本当に難しい。身に染みてわかりました。


余田 礼太郎  2022年01月20日(木) 00:04 (Good:1Bad:0) 17話 報告

メタフィクションとしてのゴジラ、こういう解釈もありなんだなあと唸る17話でした。

-追記-

え、Twitter観てるの?マジですか‥‥

返信:すかろく 2022年01月19日(水) 23:57

感想ありがとうございます!

 突然なんですけど、僕って勝手に余田さんのことライバル視してるんですよ(なんの話だ)

 心がへし折れてしまいそうなので直視できずに指の隙間からこっそり眺めるみたいな感じなんですけど、作品もエッセイも活動報告もTwitterも「ムムッ!」って感じで拝見してます(`・ω・´)

 ご不快に思われましたら大変申し訳ございませんが、余田さんってめちゃくちゃ面白いんですよね。
作家性や作品の生産能力は前提として、まず界隈に向けたあの執念がすごい。
「ゴジラ二次小説界隈になんかやべぇのいる……(;゚Д゚)」→「えっ、これが余田さん!?」ってなりましたよマジで。

 「メタフィクションとしてのゴジラ」ってテーマも実は最初はさほど深堀するほどのものではないと考えていましたし、当初の想定では黒木はVS路線をそのまま老成させたようなクールで大人なキャラとして考えていました。
なにやらあらぬ方向に突き抜けましたが、色々と余田さんから影響を受けて軌道修正した点が多いのです(遠い目)

 ひたすら遅筆に悩まされていますが、余田さんに負けないよう書き進めております。


ギドゴジ北海道  2022年01月16日(日) 23:19 (Good:2Bad:0) 17話 報告

色々言いたいことがあるけど、最後にゴジラさんが全部言ってくれました
自分を付け狙う頭のイカれた殺し屋や軍人に好き勝手に願望押し付ける人類といい、そりゃゴジラも頭抱えるよなぁと

今までもゴジラはヘドラやメカゴジなんかに、結構痛めつけられてきたことがありましたけど、文章での描写だとそれらとはまた違ったエグさがありますね
背鰭を破壊されるってのが実写だと今まで無かっただけに余計そう思いました

ギドラさんの暴れっぷりとゴジラの復活に期待しつつ次回も楽しみにしております

返信:すかろく 2022年01月18日(火) 13:01

感想ありがとうございます!

 うわあ、返信すら遅れ気味で大変申し訳ない……書いては消して書いては消してを繰り返したら半年近くかかっておりました。
 情けない限りですが、やっぱりこうして反応いただけますと素直に\( *´ω`* )/って感じになります。とっても嬉しいです!
 遅筆のくせに展開が遅くそのわりに斜め上の展開ばかりな作品ですが、よろしくお願いいたします。

>>今までもゴジラはヘドラやメカゴジなんかに、結構痛めつけられてきたことがありましたけど、文章での描写だとそれらとはまた違ったエグさがありますね

 以前Twitterで「ゴジラが人間にいいようにやられてるとゴジラを応援したくなるけど、ゴジラが一方的に人類を蹂躙するのはそれはそれで腹が立つ」っていう感想を見かけたことがあって、
その塩梅についてアイデアを膨らませて書いたのが今話でした。
 つまり、圧倒的な大攻勢に出ていても人類は決してイキリ散らしちゃいけない。ゴジラ>ヒトの格付けは動かさず、逆にそのラインさえ守ればどこまでゴジラを追い込んでも構わないのでは?という(-᷄ω-᷅ )
 正直やりすぎだろと自分でも思いますが、文章表現だからこその踏み込んだ描写に挑戦してみました。

 ゴジラに限らず特撮って基本ダメージ描写は火花のみでスプラッタは避けますよね。
 そっちの方が迫力が出る・ショッキングなシーンを描く作風じゃない・着ぐるみの物理的な破損を避けるとか色々理由はあるのでしょうけど、
 それ以上にそこには怪獣やヒーローとは特別な存在だって信念があるんだと思うんですよ。
 つまり、彼らは特別な存在だから簡単に血を流さない。彼らの肉体は無欠だから気軽に手足がポロッと落ちたりはしない。下手に生物っぽいと神秘性やありがたみが薄れるっていう日本人独特の感性に依るものかもしれません。
 まぁそれもだいぶ後付け的な理由だと思いますが、ある程度リアリティラインから切り離すことが怪獣を「クリーチャー」「モンスター」と分けたんだと思う次第です。
(あえてそれを逆手に取りスプラッタマシマシにして差別化を図った平成ガメラ三部作もありますが)

 そういう怪獣の絶対性を突き詰めたいって意欲と同じくらい、二次創作くらいその不文律を崩してもいいじゃないかと……。

 とはいえやってることは原作にはないえぐい描写を盛り込んで興奮だけ煽る謂わば最低系となにか違うのかって迷いもあるんですよね……うーむ


ギドゴジ北海道  2021年08月22日(日) 20:35 (Good:1Bad:0) 16話 報告

結晶がスペゴジが逝きましたか、ゴジラとの心踊る死闘と、なんだかんだ満足げな最期を迎えられたのはせめてもの救いでしょうか
個人的にスペゴジは敵怪獣では1番好きなので、すかろくさんの作品で盛大に暴れ回る姿を堪能させていただけて嬉しかったです

正直今回の話を読むまでは黒木さん大分拗らせてるなぁと思ってましたが、パネトに対する反論については、自分も黒木さんと似た想いを抱きました
黒木さんも私もそうですが長い間何かしらの強い感情を持って接してきたゴジラに対してその解釈を否定されたらそりゃムキにもなって否定しちゃうよなぁと
平成vsシリーズ直撃世代の私に取っては、劇中でヒール扱いながらも、見てるこっちからはヒーローであるゴジラの勇姿に魅せられました
ゴジラの厄介オタクに取っては、強くてカッコ良くて荒々しく神々しくて、どこか悲哀もある永遠のヒーロー、ゴジラという存在の解釈は自分でも如何ともし難いほど強烈に心に刻まれています
まぁ何が言いたいか自分でも良くわからなくなりましたが、るろ剣の斎藤さんじゃないですけど、ゴジラに対する特別な感情は唯一共有出来る部分だなと思いました

ゴジラの小説って少ないですし、ましてやこれほどの戦闘描写や人物描写のものは尚更ですし、これからの続きをとても楽しみにしております

返信:すかろく 2021年08月23日(月) 22:41

感想ありがとうございます!
返信が遅れて申し訳ない……!!

ライバルポジはキングギドラとメカゴジラ、ラスボス属性はデストロイアがいる以上、スペースゴジラってやっぱり扱いが微妙に難しい怪獣だと思うんですよ。見た目もカッコイイし強いけど、エンドマークを担うタイプのキャラではありませんから、わりと持て余されがちだと思うんですよね。

だったら俺がやってやるぜ!って具合で、ノリと筆に任せて爆発させた怪獣プロレスでしたが、視点変更を挟みすぎて予想外に間延びしてしまったのは大きな反省点でした。まさか決着に半年以上かかるとは……(゚´Д`゚)゜

振り返ると書きづらいシーンのオンパレードで苦労ばかりでしたが、終わってしまうとそれはそれで寂しいもの。
せめて決着くらいは爽やかにという思いから、ああいう最期になりました。

小手先の文章力はともかく、構成力については書き続けたところで簡単に身につくものではありませんが、可能な限り今後に活かしたいなと思っております。

>>パネトに対する反論については、自分も黒木さんと似た想いを抱きました
>>そりゃムキにもなって否定しちゃうよなぁと

やっぱり黒木の独白のシーンを追加しておいてよかったです
初稿だとパネトがスペゴジを倒すところまでだったのですが、投稿直前に「一方の意見だけってのもなんかフェアじゃないよな(´·ω·`)」ということで急遽カウンターとして付け加えたのがラストの独白でした。

やっぱり人が長年宝物のように大事にしてきた価値観を強い言葉で切って捨てる類の描写には注意が必要ですね……僕もいい気分がしないですし、なかなか難しい。

>>強くてカッコ良くて荒々しく神々しくて、どこか悲哀もある永遠のヒーロー
なんかこう……そう、そうなんだよな! なんか、マジでそれなんだよ!
胸に響くというのか、もっと具体的でがっちりしたパワーに満ちた存在感なんですよ(語彙力)
確かにその感覚こそゴジラファンで誰もが共有できる部分だと思います。

最終的には「ゴジラ」というものに対して肯定的なメッセージを送れる作品にしたいと思っていますので、今後ともよろしくお願いいたします。


かりんトゥ  2021年08月22日(日) 12:39 (Good:2Bad:0) 16話 報告

うぇーい待ってたよー(そんなに待ってない)
死後数十年経ってもいろんな作品で死体蹴りされる芹沢博士かわいそう(KoMの一件も監督が死体蹴りとほとんど認めている)
1950年代に反物質の研究って・・・あの人眼帯の裏に七芒星の石とか仕込んでたんじゃねえの?
黒木の望みはギドラ討伐か・・・奴の在り方はどの怪獣より人間に依存していると感じる。もしかしたらギドラを本当の意味で倒せるのは人間の意思の力なのかもしれない
人外化するパネトさん、巨大怪獣を単騎で抹殺とかまじぱねぇっす。「諦めが人を殺す、諦めを拒絶した時、人間は人道を越える権利人となる」(Hellsingより)彼女は己を貫き通すことで死を超えて人間を越えた存在となった。ガルグと同じようにハルオの人として怪獣に打ち勝つという理想を否定した形となるのか、彼女は「人」として「人」を超え「人」となったのか、彼女が人でないなら彼女の理屈ではもう人は敵できしかない・・・これからが楽しみですな
(6行省略されています)

返信:すかろく 2021年08月22日(日) 21:44

感想ありがとうございます! 
やっぱり感想もらえるとすごいうれしいですね!

なんかもう自分の中の「ゴジラ」って概念が独り歩きして三島由紀夫の金閣寺的なものになりつつある。
次回の更新で長かった1章も完結となります。ここ最近はだいぶ独りよがりな展開になっていたのは否めないので、2章以降はしっかり方向修正したいと気合を入れる次第。

>>芹沢博士かわいそう
>>もしかしたらギドラを本当の意味で倒せるのは人間の意思の力なのかもしれない
>>人外化するパネトさん

個人的に、あんまり怪獣映画で人間を矮小化して描くのはよくないと思ってるんですよ。
「愚かな人間に鉄槌を下す裁きの化身」というのも怪獣の一つのイメージ像ではありますが、そんな吹けば飛ぶような虫けらにわざわざ怒りの感情を燃やすだなんてむしろ怪獣の格が下がるんじゃねえかなと疑問があって。
そんなの人間どもだけでケジメをつけるべきで、少なくともゴジラ様のお手を煩わせるんじゃねえよというか。もちろん描き方次第でしょうが……

だから人間キャラにただのやられ役のリアクション芸人としてではなく、「積極的に攻撃をしかける命知らずの戦上手」とか「禁忌の術に平気で手を染める危険極まりない恥知らず」、「狂気を振りかざす主体性を持った加害者」みたいな「強者」の属性をもっともっと付与してみたい。

そしてそんな人間どもを正面から捻り潰すからこそ、「うおおやっぱり怪獣はスゲェ!!ソイヤソイヤ!!」ってなると思うんですよね。
人間が怪獣に脅威を抱いているように、同じくらい怪獣だって人間のことを脅威としている側面もあるんじゃないかなと。……まぁ本気で人間にビビり散らす怪獣なんざ解釈違いにもほどがあるがな!(厄介オタク)

今回の黒木の「そんな理屈に振り回される私たちのほうがよほど被害者だ」という恥知らず極まりない台詞には、僕自身のそういう面倒くさい願望がこもっていたりします。


>>ゴジラは人にあり方を縛られ、歪められた存在
>>ゴジラは人間に人間はゴジラに最終的にどのような答えをだせるか楽しみに待っています。
「それぞれ多様なゴジラ像が存在する」とは言いますが、じゃあ「本当のゴジラ」ってどこにいるんだろう。俺が好きなゴジラのイメージなんてただの妄想で、どこにもいない虚像をただ追いかけているだけなんじゃないか?という言いようのない不安を覚えたのがこの物語の始まりでした。

極端な結論に走ることのなくそんな歪みにさっさと引導を渡して、ゴジラと人間の決着を描きたいなと気を引き締めております。




>>東京オワタ\(^○^)/
特撮世界の首都圏はどんだけぶっ壊されても次の映画のころには綺麗さっぱり復興してる形状記憶合金的なアレだから大丈夫でしょ(震え)


かりんトゥ  2021年08月15日(日) 19:01 (Good:1Bad:0) 15話 報告

待ってたぜぇ 
横槍ひどくね?
というかOD強すぎね?
あのクラスの怪獣溶かせるとか余波で地球の表面の半分消えてそう
ビルサルドの母星を破壊した方でしたか。
ビルサルドは見るべきものを見ずに自分の惑星だけに目を向け続け生きようとしたけど結局それが自分の星どころか星系すら破壊する存在を産んでしまうとは哀れなものだな。でも愚かとは言えない。滅びに目を向けて祈るくらいなら自分の力で生きる道を切り拓く、そうやって生きるということを選んだだけだから。どちらが悪いわけでもない、強いて言うなら「巡り合わせ」が悪かっただけだから。
ゴジラは自分を見てくれる良い「出会い」があったからこそこうなれたのかもしれないですね

返信:すかろく 2021年08月16日(月) 23:19

感想ありがとうございます!

お待たせしてしまったぜぇ。
後半はほぼ完成していますので、多少の仕上げだけ済ませた後にすぐアップできるかと思います。
たぶん今度の土日にでも……

>>横槍ひどくね?
なんというか、「ゴジラ(というか怪獣全般)が地球の絶対的支配者で人類はそのペットに過ぎない」っていう最近の描かれ方は個人的には解釈一致なんですよ。
ただ、ならば人間どもにはドラマは不要で、みんな愚かなリアクション要員であるべきかっていうとそうではないと思うんです。
たまには積極的に反撃する姿だってアリだと思うんですよ。
それも欲深さで暴走するやられ役の雑魚ムーブじゃなくて、ちゃんと「主体性と理性と圧倒的な力を伏せ持った敵役」としての在り方。

「物語の主導権を完全に人間が握る展開」ってが描いてみたい(もちろんゴジラの格を下げることなく)っていう思いが常々あって、空気を読まずにODぶっ放した黒木にはそのキーパーソンとして大活躍してもらいます。

>>ビルサルドの母星を破壊した方でしたか。
ビルサルドの設定読んだとき、「ブラックホールの近くで生命なんて生まれるのか……?」って思って調べてみたのが始まりでした。
作中ではこき下ろしてましたが、実際には意外と快適な環境みたいですね

>>ゴジラは自分を見てくれる良い「出会い」があったからこそこうなれたのかもしれないですね
この辺りは次回の更新で深堀りしてるところなんですよね……!
「俺たちにとって怪獣ってなんなんだ?」っていう国産ゴジラで最近掘り下げようとしている重要なテーマ。へっぽこ二次創作なりの回答を出せればと気合を入れております。



>>あのクラスの怪獣溶かせるとか余波で地球の表面の半分消えてそう


こまけぇこたぁ
    いいんだよ!!
  /)
 / /)
`///   __
| ̄二つ /⌒⌒\
| 二⊃/(●)(●)\
/  ノ/ ⌒(_人_)⌒ \
\_/|   |┬|   |
 / \  `ー′  /


早くvsコング観たい ID:lqLE6zbY  2021年06月14日(月) 00:17 (Good:3Bad:0) 14話 報告

待ってたぜぇ!あなたの投稿をよぉ!
モスラ(?)参戦でインフレぶっ飛びバトルがさらに加速するぜぇ!
でも彼らの本質を一番理解してるコスモスが死んだのはなかなか痛いですな
黒木さん含めるvs世代が色々歪み過ぎてて笑う、ぶっちゃけ過激派未来人の先祖って言われても信じられるな

(13行省略されています)

返信:すかろく 2021年06月15日(火) 23:26

うおおお熱い感想ありがとうございます! とても嬉しいです!
返信が遅れて申し訳ない……感想返しすら遅筆というね(つД`)

 毎度のことながら遅筆と構成力不足に悩まされながらの執筆ですので、投稿時はいつも冷や汗ダラダラ。このような抉るがごとき熱いパンチのある感想をいただけるとほっとします。


>>黒木さん含めるvs世代が色々歪み過ぎてて笑う、
 あまりにも視点変更が多すぎるので、正直黒木周りの話は全部カットするか迷ったのですが、やっぱりこの「VS世代と若者世代の価値観の断絶」はどうしても外せないポイントでして……
 「ゴジラに呪われた世代」などと作中で揶揄されていますが、当の本人はそれを祝福と解釈していたり。
 「こんなのゴジラじゃねーよ」が口癖の厄介オタクのオッサンたち。二章以降本格的なアップライジングを開始します。

>>時代や人の見方でゴジラはさまざまな形に姿を変える。
>>ゴジラも作る人、観る人によって様々な面がある、全てゴジラ
 まさにそれこそがゴジラというコンテンツの深み……だとは思うのですが……意外とゴジラって作品ごとに合う合わないのファンの争いがかなりキツいじゃないですか(特に最近)。
 もちろん好みの違いを互いに認め合えるのが理想だと思いますが、誰だって多様性を受け入れられない狭量さはありますよね。その典型例が作中の黒木たちみたいなキャラたちだと思うのです。

 じゃあそういう醜さや歪みを作中でぶっ叩いて否定的に描くことが正義なのかっていうとそれは違うと思う。
 全肯定はしなくてもそういう弱さにも寄り添える作品を作りたいなぁ……などとぼんやり思ってます。


 ……などと偉そうに語っていますが、じゃあ拙作の現状がその理想を反映しているかというと微妙なのですが(((;゚;Д;゚;)))
 とにかく遅筆と構成力不足に悩まされる本作。色々と迷走を続けるかと存じますが今後とも暖かく見守っていただければ幸いです……


ハマルティア  2021年08月15日(日) 19:33 (Good:2Bad:0) 13話 報告

偶然見つけて読んでみた率直な感想なんですが、ゴジラの設定だけ借りたアメコミみたいだなと。
決して貶しているわけでないですが、どうにも世界観が私の知るゴジラの世界とはかけ離れすぎていて、「ゴジラの二次創作」としては違和感があるかなと。世界観だけならウルトラマン等の方がよっぽどしっくりくるかな。

返信:すかろく 2021年08月17日(火) 06:51

感想ありがとうございます…僕自身もそれを痛感しております(´;ω;`)
いろいろ悩んでいるのですが、ご指摘の通りこの作品はやっぱり「ゴジラが出てくる作品」であっても「ゴジラ作品」ではないんだろうなと思っています。

「書きたいものと書けるものは違う」とはよく聞きますが、どうも「書きたいもの」と「読みたいもの」もまた違うんだなと実感する日々。
自分でいうのもなんですが、たぶん僕が読者だったらこの作品読んでないと思うんですよね(´・ω・`)
僕が読みたいのはあくまで「ゴジラ(怪獣)映画のディテールを精密に文章に落とし込んだ文章作品」であって「ゴジラの設定だけ使ったモンスター中二インフレバトル系ライトノベル」ではないんですよ。

始章の最初辺りまでは「ゴジラ作品」のディテールを出せていたという自負があるのですが、書いているうちに予期せぬ斜め方向に突き抜けて軌道修正ができなくなってしまいました。

たぶん違和感の原因は世界観や設定ではないと思います。
僕自身が描きたいのはあくまでも「ゴジラ」だというの目先の欲求が先行しすぎて、「ゴジラ作品」というフォーマットがおざなりになっている。
……筆力や構成力の問題は大前提としてな!!

描きたいもののためにゴジラってキャラクターを体よく利用しただけならそれは「最低系」となにが違うんだって言われたら何も言えません。こんな不純な姿勢でゴジラファンを怒らせてしまっても、もうなんら弁明できないとも思っています。
ただ僕の手札だとこれ以外のものはできないな……とも考えていて、いろいろ悩む日々。


改めまして、このたびはご感想いただき誠にありがとうございました。
二次創作としてのクオリティはあまりにお粗末な拙作ではありますが、とにかくなんとか書き続けてますので、ご機会があればまた感想投げていただけると泣いて喜びます。


余田 礼太郎  2021年04月05日(月) 21:59 (Good:2Bad:0) 13話 報告

良い意味で頭が悪いというか桁違いのフレーズがバンバンでてきて、単にキャラクターがでかくなっただけじゃない、まさに大迫力の怪獣プロレスって感じがたまらないですねw

返信:すかろく 2021年04月06日(火) 23:21

感想ありがとうございます!

余田さんも経験があるかと存じますが、人間キャラのシーンは時間かけてもちょっとしか進まないのに怪獣の登場シーンになると筆のスピードが5倍くらいになるんですよねー……(´Д`; )
鬱憤を晴らすかの如く、書くたびに知能指数がゴリゴリと削られていくのを感じますw

ただもう少しバランスを意識したいな……とも思ったり。
たとえばですが、私自身はあんまりゴジラの身長をむやみにでかくするべきじゃないと考えている人なんです。
あんまりデカくするとイメージがしづらくなって怪獣が持つキャラクター性が失われてしまうという。120mくらいで留めておくのがベストじゃないかな。

それと同じで、ただむやみにインフレの規模をでかくしすぎるだけだと、いずれは「興奮」よりも「食傷」が先に来てしまうと思うんですよね。
しかしこの塩梅調整は正解がないだけにすごい難しい(´・ω・`)

GVKのトレイラーとか見てて改めて思いましたが、我々が本当にワクワクできるあの映像美・スケール感・演出を可能な限り正確に文章に落とし込む、そんな表現技法を確立したいですね……


Misma  2021年03月18日(木) 17:06 (Good:3Bad:0) 12話 報告

先日たまたまこの小説を発見し、拝読させていただきました。控えめに言って最高です。読んでいる間にどんどん自分の中のテンション、ボルテージが上がっていくのを感じました。
いとも簡単に物理法則を破壊し踏み越え最強を突き詰めるゴジラやスペースゴジラ。怪獣にも劣らない狂気を抱いた、ほぼ全ての登場人物。思わずパネトちゃんの描写には正直「もっとやっちまえ」と思ってしまいました。(蘭堂とハルオらへんは中和剤?)それを奇妙に巧く補完し力技で納得させてしまう、リアリティとシリアスに満ちたストーリーと文章。特に怪獣共存派の辺りの下りは我々を取り巻く「価値観」「思想」の話に真に迫るものがあります。他人を狂人となじる自分も、やはり狂人なのかも知れない。怪獣という狂気が作り出すストーリーに位置する人間は、小説という形を取る以上それに匹敵するほど狂気を抱くしかないのでしょうかね。
いい意味でタガが外れトチ狂ったこの作品の世界は、狂っているが故に、誰もが「自分は正しい」といがみ合いながら、本当は誰にも正義も悪も分からず、様々な生が絡み合い混沌とした運命の上で、無様に足掻き生きるしかない現代という時代を映している気がします。(これも私の一意見に過ぎないのですが)その上に君臨し、これでもかと暴れ回る怪獣たちを見ていると、なんとも言えない爽快感があります。
パネトの特攻、麻生の独白など、文章の至るところに「解釈違い」という言葉が出てきますが、本当にこの言葉が好きです。怪獣も人もそしてすかろくさんも、存分に暴れ回ってあらゆる「常識」をぶち壊して踏み倒し、前進して頂きたいです。

返信:すかろく 2021年03月20日(土) 23:34

なんという熱い感想……!! ありがとうございます!
返信が遅くなり大変申し訳ございません。リアル事情が切迫しておりなかなか更新できずにいる拙作ですが、これほどの思いをぶつけていただけるとは思っておりませんでした。

勝手に己惚れて当初期待していたほどにはUAやお気に入りも伸びなかったりしてウーン…(;´д`)という感じになっていたのは否めないのですが、やはりこういう時は本当に書いてよかったなと思います。


>>いとも簡単に物理法則を破壊し踏み越え最強を突き詰めるゴジラやスペースゴジラ。
 とにかくインフレ能力バトルが大好きなんですよね……「それを映像で表現できるか?」って枷が払われてなら、とにかく扱う桁は1つや2つくらい気軽に踏み越えてもいいと思うんだ。

>>思わずパネトちゃんの描写には正直「もっとやっちまえ」と思ってしまいました。
 自分で言うのもなんですが、やっぱり作者も読者も真に望んでいるのはあくまでも怪獣同士のガチバトルであり、そこに人間キャラが突っ込んでいって暴れても誰得なイキリ展開にしかならないと思うんです(´·ω·`)
 パネトはそのラインを普通に踏み越えてるキャラですので、正直色々と危惧していたのですが今のところ受け入れていただけていることはホッとしております。

>>本当は誰にも正義も悪も分からず、様々な生が絡み合い混沌とした運命の上で、無様に足掻き生きるしかない現代という時代を映している気がします。
 まさにこれです!!  「これも私の一意見に過ぎないのですが」なんてものじゃなくて、まさしくこれなんですよ自分がどうしても描き切りたいことは!

 インターネットの発達により「思いもよらないほどに生き方や価値観が違う人がこの世に存在する」って事実を否応なしに突きつけられて、それを「多様性」の一環として受け入れることの想像以上の不快感に振り回されているのが現代人だと思います。
 社会を幸福に導くと漠然と信じていた「多様性」という概念が必ずしも快適なものではなかったという失望。まったく自分の及びもつかないところでいろんな価値観や流れが生み出されて営まれていく現実。
 言ってしまえば「解釈違い」こそが現代社会の病理の根幹だと思うんですよね。

 ですが、もしそこに「解釈の揺らぎが一切の入り込む余地がない絶対で不変の唯一」の体現である怪獣が現れたならばどうなるのか。それはある種、我々現代人を救う救世主になるのではないか……そんな中二病じみた妄想がこの作品の起点でした。
 そこを少しでもくみ取っていただけたならこれ以上にないほど光栄です。

 数字に囚われすぎることなく、今後も精進していきたいと存じます!



 ……まずは次回投稿からやな!(最新投稿からの日の経過から目をそらしつつ)



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