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cel21 2021年09月19日(日) 20:10 (Good:8/Bad:0) 17話 報告
帝国領侵攻作戦の丁寧な再構築、すばらしい。
かのアンドリュー・フォークを人間的欠点を持ちつつも与えられた職務には忠実でかつ
最善を尽くそうと奮闘するものの最期は周囲の悪意によって破滅するエリートとして
描いたのは結果的にはある意味本編よりも「らしい」描写と言える。
(9行省略されています)
月光蝶G 2021年03月06日(土) 12:45 (Good:6/Bad:0) 17話 報告
参謀職は、数字を合わせられなければ話にならない。
確かに、フォークが最初から壊れていたとしたら、キャゼルヌに渡された作戦計画書を誰が書いたのかと言うことになろう。
作戦のスケールは壮大なもので、補給計画の元になる数字は全て正しく出ていたはずだ。
……面倒を起こした人間を薬漬けにして破壊する手口は旧ソ連だが、あり得ぬとは言えない……。
オニオンジャック 2021年01月07日(木) 15:29 (Good:2/Bad:0) 17話 報告
こんなにもフォークが哀れに思えた作品は初めてです。
本当に責任を突き詰めなければならない下衆な上官が揃って退役で済まされてるのに、その重責を背負わされたフォークは名誉も汚され、心もこわされと散々な事に…この後クプルスリーを射った事件を聞いたときのキャゼルヌは何を思ったのでしょうか。
マクロススキー 2020年12月27日(日) 21:49 (Good:0/Bad:2) 16話 報告
見事にローエングラム公の策謀にハマった件を同盟軍全体と政治家に伝えるべきですな。。
難攻不落のガイエスブルグ要塞ルートではなく、フェザーン星系からの進軍ルートも有り得る可能性をヤン提督は政治家連中とか官僚とか軍上層部に今からでも伝えておくべきでしょうな。まあ、ヤン提督の場合、政治家とか官僚への不信感があるからそれらの連絡を怠った可能性が有り得そうですよね。
実際にトリューニヒトの息が掛かっている反戦政治家とかトリューニヒトを批判する人物を襲撃している憂国騎士団を取り締まれない官僚とか警察が存在してるからそれらへの不信感からか、もう自由惑星同盟はダメなんじゃないかとかどこかでそう思ってるから連絡しないのではないかとか考えてしまいますな
続きを楽しみにしておりますよ
カーネルさん 2020年12月24日(木) 21:22 (Good:3/Bad:0) 13話 報告
アムリッツァ戦時のキルヒアイス艦隊が当初からワーレン、ルッツ艦隊をまとめて行動していたことは自然な解釈だと思います。
要らぬお世話ながら補足しますと、キルヒアイスは両提督と同じ中将ですが、カストロプ動乱の鎮圧で双頭鷲武勲章を授けられ、これにより
ローエングラム元帥府のNo.2に躍り出ています(石黒版では明確)。なので中将としては最後任ながら勲章の格で中将首席の立場になったとみるべきで、
この格をもって両提督を指揮していた理解すると不自然ではないかと思います。
この描写がdNTでは省かれていたのが残念ですね。
ラコタン 2020年12月24日(木) 15:27 (Good:1/Bad:0) 12話 報告
いつも興味深く読ませていただいております。
こうやって同盟視点で話を進めていただくと原作者の
同盟という組織自体の行き詰まりがハッキリします。
現実でもトップが変な方針を打ち出しても中間管理レベルではどうしようもないこともありますし、せいぜいヤンのやったような被害を少なくすることしかできない。
昔読んだ時よりもヤン達に同情しました。
たかまさ 2023年01月24日(火) 00:09 (Good:0/Bad:0) 8話 報告
>だが、ヤンもまた同盟軍の悪い癖を出している。
>彼の予測を「報告・連絡・相談」していないのだ。
原作でも腑に落ちなかった点ですね……。
勝つか負けるかしないと動きゃしないと諦めていたにしても、遠征軍総参謀長のグリーンヒル・後方主任参謀のキャゼルヌという伝手がイゼルローンに居たのだし、まだシトレが統合作戦本部長なのだから知らせてそっちのルートで圧力かける手もあった。ヤンが動きすぎてないのは本当不自然です(まぁ彼が動けば同盟の大敗がなくなってしまうから作劇的にやむを得ないですが)。
羽柴煌 2020年12月18日(金) 11:25 (Good:7/Bad:0) 6話 報告
アンドリュー・フォークとヤン・ウェンリーの二人、実は純参謀畑の先輩後輩。でもその経緯は真逆と言っていいほど違うと思う。
大事にされ過ぎて(修羅場の)経験を詰めなかったフォークと、有能ゆえに使い倒され嫌でも経験値を積み重ねたヤン。……その差は当人や周囲が思う以上に広く深く開いていた。
視野の広さと取捨選択の最適化、精神の耐久性において。
平時の戦(政)略家のフォークと乱世の補佐要らずの軍師ヤン。
そして両者の共通事項がコミュ障。……その点をフォローしてくれる人員に恵まれたヤンとボッチのフォーク。
その最悪の噛み合わせが【帝国領侵攻】を招いた。
緩衝材がいたら、案外この二人のコンビ有効に働いたかも? なんか本気で同盟の人材破壊ぶりに恐怖を感じる。
今までと違う観点でフォークを見れて感謝します。
マクロススキー 2020年12月17日(木) 17:44 (Good:5/Bad:1) 6話 報告
ヤンウェンリー提督は、敵のローエングラム公が大規模な焦土作戦を実行して同盟軍の物資の消耗と同盟兵士の士気の減退をまってから大攻勢を仕掛けてくる可能性を言及しておくべきでしたし、もしも、最初の惑星で焦土作戦が実行されていた際は速やかに全艦隊を相互に連携を取りつつ自由惑星同盟の支配宙域まで撤退するように厳命する命令書を出させておくべきでした。
そこまでの配慮が出来なかったから、自由惑星同盟は滅亡したのかなとか思いますね。
続きを楽しみにしておりますよ。
somabu 2020年12月16日(水) 21:19 (Good:1/Bad:0) 5話 報告
フォークって、あの世界の後世の歴史家たちからは現実の牟田口みたいな扱いをされるのだろうか…
同盟を内部崩壊させるために帝国から送り込まれた工作員説とか色々トンデモ説が出て来るんだろうな。帝国出兵からヤン暗殺まで、帝国からすれば多大過ぎる功績だし。