西方大陸での戦争を終えた、エウロペの西に位置するダイノ島。
 赤道にも近く、地球産の果樹栽培も盛んな風光明媚なこの島に、ある時数匹のディマンティスが持ち込まれる。
 農業用として利用されていたが、ふとしたきっかけで野生化し、増殖を始める。
 オーガノイドシステムを組み込まれたSSゾイドは、やがて島を喰い付くすかのように成長していく。
 PMCによる掃討作戦、そしてラッテンフェンガー(ネズミ捕り男)による『ハーメルン作戦』が敢行される。
 取材のため、ダイノ島に上陸した記者、デニスの視点から、事件の一部始終が語られる。

※先に投稿した『蟷螂の島』のオリジナル版です。実験的な「二人称小説」となっていて、まずは普通の『蟷螂』を読んでからをお勧めします。