彼は言った。

 ―――俺じゃなくても、いや、俺じゃなければ、と


 彼女達はそれを否定した。

 ―――君じゃなきゃ駄目だ、君じゃなきゃ嫌だ、と


 

 紛れ込んだのは、すぐ近くの、しかし遥かに遠い未来。

 見守るべき世界の行く末を、少年は見届けることができるのだろうか。
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