日本人カグヤは異世界で暗殺の危機に見舞われた。双子のテルサが魔力鑑定で『聖女』と認定されたのに対し、カグヤの魔力は皆無とされた。そんな彼女の暗殺をテルサは栄耀教会に依頼、かくして聖騎士団が差し向けられたのだった。

しかし絶体絶命の窮地でカグヤの秘めたる力が解放。窮地を逃れたカグヤは、大昔の騎士ダスクをヴァンパイアとして復活させてしまった。

カグヤとテルサが召喚されたウルヴァルゼ帝国は、瘴気災害『邪神の息吹』に長年苦しんでいた。ラモン教皇率いる栄耀教会の狙いは『聖女』テルサに『邪神の息吹』を鎮めさせ、国家の覇権を握ること。厄災と教団の脅威が迫る世界で生き抜くため、カグヤはダスクと魔術師一族フェンデリン家の協力を得て、救済の道を歩み始める──。

光の極大魔力『旭日』を宿すテルサと、闇の極大魔力『望月』を宿すカグヤ。

数奇な因縁で結ばれた双子を軸に巻き起こる闘争と謀略、絡み合う人々の思惑、そして大いなる波乱を呼ぶ、既存の異世界転移物とは一線を画すストーリー。

運命に選ばれし真の『聖女』は果たしてどちらか──。


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