ボンゴレの歴史には、語られなかった“もう一つの雷”が存在した。
初代の時代に姿を消した男トール――その血を継ぐ少年リーフは、数百年の時を越え日本へ降り立つ。
彼が出会ったのは、未熟な十代目候補・沢田綱吉。
リーフは教育係として彼らの日常に溶け込むが、その裏で未来と過去、二つの時代を繋ぐ運命が動き出す。
未来編で明かされる真実。
継承編で突きつけられる選択。
愛する人を守るために振るう雷は、いつしか“夜明けの旗”へと姿を変える。
これは英雄譚ではない。
不器用な一人の男が、自分の居場所を見つける物語である。