東京都立呪術高専1年であり、唯一の1級呪術師の少女『相模来夏』は渋谷事変にて、特級呪霊『漏瑚』との戦いに敗れ命を落とす。

 そして、相模来夏は『ライ』という名の少女として記憶と術式を引き継いで風の谷に生まれ変わった。

 皆が風の谷の姫ナウシカを慕い他の子ども達が彼女に甘える中、ライだけは自らナウシカや周りの人達と距離を取っていた。
前世での戦いや幼少期の環境から"誰かに甘える"というのがどうしても分からなかった……。

 だから彼女は誰の手も取らず、この世界に湧く呪霊をたった独りで祓う。


――それでも、ナウシカはそんなライに手を伸ばす。


 これは、前世で深い傷を抱えた呪術師が風の谷の姫と共に再び歩み出す物語。

 2人の"美しく特別な親愛"と共に――。





風の谷のナウシカはアニメ映画版がベースです。