孤独な僕と仲良くしてくれますか…?
作者:

原作:ぶいすぽっ!
タグ:R-15 オリ主 残酷な描写 台本形式 AI本文利用
pixivにて投稿しているものです。

僕の帰り道は、いつも1人だった。

当たり前だ。

制服は土で汚れ、制服で隠れて見えない腕や足はあざだらけだ。

頬は少し腫れ、口の中は常にと言っていいほどに鉄の味がする。

しまいには目の色が左右で違っているのだ。

こんな見た目をしたやつなんか、誰も関わろうとなんかしない。

いじめ?

まあ、そうなるんだろう。

原因は全てわかっている。

僕には、“能力”がないことになっているから。

今の世の中、人間誰しもが能力を持って生まれてくるのが当たり前の時代なのだ。

数百年前はそんなこともなかったらしいけど。

ではなぜ能力を隠しているのか…。

それは、あまりにも強大すぎる能力だからだ。

僕の能力は、“支配”。

相手と目を合わせて、心の中でも声に出してもいいが『支配』と言うと相手を支配することができる。

解除する時は、相手の前で“解除”と言うか、目の前で手をパンッと叩けば元に戻る。

人生で1度しか使っていないが、能力の解釈が広がったりしたら相手を意のままに操れてしまうかもしれない。

能力は成長期や、使い続けると強くなったりするものなのだから。

だから、この能力を使うことは二度とないことを願っているし、家族とも約束している。

その家族は2人共海外に居て、家ではいつも1人だが…。

だからいじめの標的になろうが、僕自身から発信しない限り、誰も助けようなんてしない。

何人か止めようとしてくれる人もいたけど、その人達もいじめの対象となり、耐えられず僕をまた1人にする。

耐えられないのなら最初から助けようとなんてしなけりゃいいのに。

僕のこの荒んだ心では、悪い言い方になってしまうがこのような人達は偽善者としか言えない。

まあ僕を助けようとして命を投げ出そうもんなら僕は恨まれかねないが。

そんな中でも1人だけ僕を気にかけてくれた先輩がいたけど、その人もすぐに卒業してしまった。

いじめる人たちは能力がない僕を見下し、自分が上であることを実感したいのだろう。

僕は正直、鍛えているからアザや腫れなどの外傷は出ても、内蔵までには傷がつかないからなんとも思っていない。

小さい頃からそんな感じだから最近は何も感じない。

来年からは高校生。

奴らとは別の高校を選んだつもりだけど、どうせ虐められるんだろうな。

まあ、どっちでもいいさ。

これからずっと、憂鬱な人生を送っていくんだろうな………。