圧倒的に白い肌。透き通るような白い髪。それに反するように眼だけは紅く濡れている。
 まるで蛇。 
 その出で立ちも、容姿も、他者とは違った。明確に。
 けれど、そのどれもが彼という人物を形作るには足りない。
 彼を説明する、一番強固な要素。
 暗殺者。
 彼は人を殺すことを生業とする暗殺者であった。
 あだ名はなく、通り名もなく、およそ有名でも、人気でもない。知っているものなど極わずか。
 それでも暗殺者としての技能と技量は凄まじかった。
 だけど、それだけだった。彼が持っているのはそれだけ。
 イタリアで活動していた彼は、ボスの命により日本へと赴くことになる。
 そこから彼の歯車は少しずつ、けれど明確に、変わっていく。


 ※ニセコイと家庭教師ヒットマンリボーン!のクロスオーバーです。ニセコイのキャラは作中の年齢で登場しますが、リボーンのキャラたちは十年後の姿で登場します。バズーカではなく、きっちり十年たった十年後です。
 あと主人公たちは凡矢理高校ではなく、並盛高校に入学しています。ただ名前を変えただけなので特に深い意味はありません。リボーン本編に並盛高校があるのかは知りません。中学があるんだから、なんか、あるだろ高校も。
 ということで、どうぞよしなに。
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