日本国憲法が通用しない集落、双神村(ふたかみむら)
古来より双神村は"倣神野(ならしの)"とよばれる家系によって統治され続け、倣神野に生まれ落ちる長女は"姫女(ひいな)様"と呼ばれ崇め尊ばれてきた。
双神村の人々は、それぞれが村に益をもたらすことを義務とし、風習やしきたりを重んじた。村の負担となる者やしきたりを侵す者は老若男女問わず切り捨てられる。そんな世界だった。

ただ生き残る事だけを良しとし、誰一人として信用しないと決意した少年は、ひとりの少女に出会った。
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