艦娘という存在
作者:ベトナム帽子

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SEALs   2017年08月03日(木) 01:47  14話 報告

更新お疲れ様です。
今回は対潜哨戒に伴って、空中戦と言う回でもありましたね。
前回はキ91でしたが、今回は陸上攻撃機《銀河》ですか。
酷評も多かったですが、充分な時間と資材があれば、一式陸攻よりも良い機体になっていたとか言われていますが、神のぞ知る世界ですね。
烈風に関しても、撃墜王たちの間でも揉め事がありましたことを聞きました。
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返信:ベトナム帽子 2017年08月03日(木) 17:03

 感想ありがとうございます。
 銀河にしろ、彗星にしろ、空技廠が生産性考えずに性能一点で製造して、性能が良いからって海軍が制式採用して、民間で生産させるのが悪い。陸軍の九九式襲撃機や百式司偵の開発を見習って、どうぞ。
 誉の調子さえ良ければ、銀河は九一式魚雷改七が搭載できないこと以外、一式陸攻の性能を凌駕しているので、悪いものじゃないのですが、まあ、実際の所は史実の通り。制空権の確保が難しい状況で、濃密な対空防御を突破するには、何にしてもスピードなので、高速陸攻としては銀河そのものは間違ってないのです。空技廠が悪い。
 烈風は実際の所、艦上戦闘機としては申し分がないんですよ。低い翼面荷重による低速域での運動性はかなり良かったと言われていますし、空母用射出カタパルトがない状況で小型空母での運用を考えれば、艦攻なみの大きさで624km/hという速度は、決して悪い性能ではないと思います。
 ただ、局地戦闘機の紫電改と比べると、圧倒的に紫電改の方が良いに決まってるんですよね。紫電改のエンジンは2000馬力の誉で、最高速度は644km/h、烈風のエンジンは2200馬力のハ43で、最高速度624km/h。烈風の方がエンジン馬力で200馬力も上回っているのに速度面では紫電改と比べて20km/hも違いがあるのです。これは烈風が艦攻並みにでかいことが原因なわけですが、ハ43を紫電改に積めば、紫電改はもっと高速が出せます。当時の状況で、わざわざ烈風の生産ラインを新しく開けるよりも、ハ43搭載の紫電改を生産させる方がよっぽど数も揃えることができて、性能向上も図れるわけです(もっとも生産できるとは言っていない)。空母機動部隊が消失した末期の日本で烈風を生産するうま味はあんまりありませんよ。まあ、高高度戦闘機としての烈風派生型が計画されていた辺り、上昇力は良かったのかもしれませんが。
 日本の航空機に関しては、設計能力こそは九六艦攻で、世界一流(?)に追いつきはしたわけですけれど、基礎工業力は列強に比べて劣っていたわけで……。まあ、産業革命自体が後発だったので、ノウハウと基礎技術力の育成、普及が他国より遅れていたとも言えますが。時間による遅れはなかなか埋めがたいですからね。戦闘機用ジェットエンジンの製造なんて、西側ではGE社やP&H社程度しか、もうしていませんし。東側は知りませんが。

 大和に関しては本当に艦隊決戦向け必殺(?)兵器なわけで46cm砲の射撃プラットホームとして、あの太い横幅は必要だったのです。一方、細長いアイオワ級は安定性が悪く、ローリングがひどかったとか、どうとか。あと装甲厚は傾斜装甲で稼いでることで、乗員からは不安の声があったとか、どうとか。まあ、第4艦隊事件がなかったとしても、大和の最大速力は30ノット程度で収まっていたでしょうね。

 で、本編の話ですが、人類側、深海側両方共に、艦娘装備ではほぼ差がありません。燃料や各技術力という点においては、人類側が勝っている点が多いです。双子島の深海棲艦が強いのは、その地下工廠による生産能力と航空機の開発、性能発展ですかね。今後の展開において、ロードムービー的にするために、双子島深海棲艦ちゃんには頑張ってもらいます。
 今作は戦闘シーンで冗長になっていることを反省しているのですが、磯波のロードムービーなのです。


SEALs   2017年07月16日(日) 03:15  13話 報告

更新お疲れ様です。
最近PC不調のために遅れましたと言うことになりましたが、纏めて読みました。
今回は磯波たちは、冲鷹さんたちにお会いしましたね。
春日丸さんここと大鷹さんの時報ボイスでも冲鷹さんがどうとか言っていますから、次のイベントフラグかなと思います。
一時的とはいえ、こういう日常風景は大切でもありますからね。
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返信:ベトナム帽子 2017年07月16日(日) 17:43

 感想ありがとうございます。
 春イベの時に実装されたのが春日丸(大鷹)で本当に良かったです。新田丸(冲鷹)だった場合、ストーリーを大幅に変えなければならなかったわけですから。夏イベ実装はおそらく八幡丸(雲鷹)なので、まだ余裕があります。
 彼女達の艦暦を考えると、春日丸と新田丸の間には溝がありそうです。春日丸は一度も商船として運航されることなく、建造途中で空母に改装された一方、新田丸は台覧を仰いだり、何度かの商業航海、総理大臣を乗せて米大統領との会談のためにハワイまで航行したり……。
 その辺りを、冲鷹と他の艦娘が違う点にしたいと考えています。

 キ91が実現性、実用性ともに高いというよりも、富嶽計画が荒唐無稽すぎるだけでは……。
富嶽のエンジンは空冷式4列星形36気筒の6000馬力エンジンですからね……36気筒にもなれば、整備は大変でしょうし、冷却もうまくいくのか怪しいのではないかと思います。ピストンエンジン最高峰ともいえるP&H R-4360ワプス・メジャーでも28気筒で、整備員泣かせですし。大元は傑作エンジンである寿なので、信頼性は高いのかもしれませんが……。実際、計画参加者もエンジン冷却に頭を悩ませてるみたいですし。ジェットにしても、当時は信頼性皆無で、長距離飛行機には主エンジンとしては乗せられませんし。
 一方、キ91のエンジンは「火星」を18気筒化したハ42の改良型なので、常識的な範囲のエンジンです。機体設計の面は深山ことDC-4Eを参考にしているので、B-29ほどの美しさはないですが、戦局が傾かなければ、ほどほどの爆撃機には仕上がったでしょう。きっと与圧周りはうまくいかないでしょうがね。
 まあ、富嶽とキ91は機体規模が違いすぎるので、比べるのはナンセンスですね。作中のキ91はB-29の代わりとして頑張ってもらいますが。

 キ83は見るからに華麗な飛行機ですし、高性能なのは間違いないです。ただスペックに現れない空戦性能はどんなものなのかはわかりませんが。翼面荷重も265kg/m2と高いですし、やはり単発機にはやはり適わないでしょう。馬力重量比はそれなりに良いので、加速性は単発機に引けはとらないでしょうけれど。相対するのであれば、P-61やP-38ではなく、F-82ツインムスタングやF7F、デ・ハビランド ホーネットあたりでしょうね。スペックも似通っていますし。
 まあ、どれにしてもジェットの波によって、押し流されるのが、見えているのが絶望ですね。ダウンフォール作戦やコロネット作戦が実行されれば、F-80シューティングスターやグロスター ミーティアが前線に出てくるわけで……。
 しかし、作中では大活躍予定です(人類側がボコボコにされる)。日本空母艦娘はほぼ艦上戦闘機を烈風に統一、かつ橘花改だとか噴進式景雲とかいう、へなちょこジェット機の配備が行われていますが、双子島はもっとすごい。最終的には串形エンジンで二重反転プロペラ、翼面冷却機構を備えた戦闘機やMe262パクリ本格ジェット機などですから。唐突ですが、僕はソ連機の中ではヤコブレフYak-15が好きです。


SEALs   2017年06月15日(木) 16:40  10話 報告

更新お疲れ様です。
前回の続きで登場した深海棲艦の少女に乗っ取られた双子島での銃撃戦……
また『小人』というものまで登場した瞬間、ジョジョに登場したスタンド『バッド・カンパニー』のようなものと一緒かなと思いました。
前回の橘花のコピーと言い、キ102乙までもコピーするとは恐ろしい。
それにこの深海少女、劇場版の艦これの深海吹雪を連想しました。

しかも部隊全滅な故に、物事を純粋に楽しんだかのような、淀みのない綺麗な笑い声をあげる深海少女を見る度に、昔観たホラー映画を思い出しました。

果たして今後はどんな展開になるかは、次回もまた楽しみに待っていますね。

返信:ベトナム帽子 2017年06月15日(木) 21:48

 感想ありがとうございます。
 「バット・カンパニー」みたいなものといえば、そうです。まあ、正体を言うと「妖精さんが結合して、ある程度の大きさになったもの」ですね。妖精さん自身に思想的なものがあるとはあんまり考えていないので。
 
 橘花とキ102乙ですが、あれ自体は双子島の工廠施設に設計データとしてあったものなんですね。コピーといえば、コピーですが、オリジナルでもあります。
 なお、今後は深海棲艦の少女自身が日本陸海軍後期の航空機を発展向上させていくことになります。B-29以上の4発爆撃機や百式司偵の血を引き継ぐ双発戦闘機なども出てきます。1話の段階ではまだ大戦後期だったわけですが、末期の試作機の域に突入していきます。艦上機として特化しすぎの烈風が勝てるかなぁ?

 あと、別にホラーにしたつもりはないんですがね。
 鉄砲の撃ち合いだけというのも、つまらないので、色々とやってみたら、どうやってもあんな感じになると……。まあ、今後の戦闘ではゲーム「Dead Space」で出てきたような敵も出すつもりではあるので、ホラーと言えばホラーなのかなぁ。ああ、スラッシャーではないよ。


SEALs   2017年06月06日(火) 02:50  9話 報告

更新お疲れ様です。
案の定と言いますか、やはり特殊部隊でしたか。
なんだか『蒼き鋼のアルペジオ』の蒔絵暗殺部隊のような光景が思い出しました。
磯波ちゃんと、浦波ちゃんとともに朝食を取っていた玉田少佐、良い人だったのに……
攻撃した橘花も空軍の特殊部隊の仲間なのか、それとも……

そして最後の演出はホラーさながらでしたね。
前回少し登場した深海棲艦が登場した時点で、またしても嫌な予感しか……

それでは、次回もまた楽しみに待っていますね。

返信:ベトナム帽子 2017年06月06日(火) 16:06

 感想ありがとうございます。
 別に烈日部隊は口封じだとか、そういう目的で双子島に降り立ったわけではありませんがね。
 ちなみに烈日部隊の「烈」は義烈空挺隊の「烈」から取っています。エアボーンとヘリボーンは違うものですが、まあ、他国でも陸軍から空軍が独立した例は多いですし、空軍部隊に陸軍部隊の名前をとっても良いかな、と思いました。
 もっとも、陸軍の部隊名称で有名なのは、通称号ですけどね。第33師団の「弓」や第68旅団の「星」、船舶部隊の「暁」とか。
 
 哨戒機を撃墜した橘花には作中にも書きましたが、日の丸がありません。そして、この橘花は双子島基地所属機です。そして、双子島は深海棲艦に乗っ取られている。
 そもそも、日本空軍が保身に走っているとはいえ、さすがに同胞である日本海軍機の撃墜までするわけないじゃないですか。

 そして、地下施設内の深海棲艦ですが……数話前から登場している娘に加えて、あと一人いるんですよねぇ。
 双子島には艦娘の艤装が少々は破損しているとはいえ、1基残されているんですよ。それを深海棲艦が見逃しますか? いや、ない。


SEALs   2017年05月27日(土) 17:59  7話 報告

更新お疲れ様です。

第7話編
前回はロシア機の登場は驚きました。
因みにロシア機で一番好きなのは試作機ですが、PKA FAが好きですね。
(18行省略されています)

返信:ベトナム帽子 2017年05月27日(土) 19:37

 感想ありがとうございます。
 作中の日本にロシアが無償提供したロシア兵器は陸空で結構あります。
 空ではSu-25以外にもSu-24やSu-17系、MiG-27、MiG-25R、Il-38、Mi-17、Mi-24、Mi-26、Ka-28、Ka-52とかとか。
 陸ではT-62やT-72といった戦車はもちろん、シルカやチュリパン、ピオンといった自走対空砲、自走迫撃砲、自走砲、トラックやら何やら……たくさんあります。
 まあ、設定として存在するのみで、ほとんど出ませんが。

 少女に関しては、2話で登場した深海棲艦ですが、冷凍能力に関しては
「双子島」→「ふたごじま」→「フリーザ」という繋がりでしかないです。単純な深海棲艦ではつまらないので、おもしろ能力を追加したまでです。

 8話の最後のヘリ部隊に関しては、空軍の特殊部隊ですが、まあ展開はお察しの通り……。

 弾薬規格に関しては、性能云々ももちろんあるのですが、弾薬規格統一だとか、更新価格だとか、そういう問題が大きいわけで……。99式小銃も92式重機関銃との弾薬共通を狙った小銃ですし。まあ、失敗して規格は三八式実包、九二式普通実包(旧/新)、九九式普通実包と煩雑となったわけですが……。1945年には口径7.7mmなら、どれでも使える四式普通実包が採用はされるんですけどね。
 ロシアなんか弾薬規格なんて、ある人に言わせれば「弾薬互換性フェチ」ですし。小銃や拳銃の弾薬でも7.62mmで弾薬は違えども口径は統一しているし、現代砲とWWIIの砲の砲弾に互換性があったりするし……うーん、火力主義。
 まあ、日本でアサルトライフルの弾薬独自規格を作るなら、6.5mmの短小弾でしょうね。三八式実包そのままを連射すると、フェドロフ自動小銃の前例があるとは言え、さすがにきついはず。
 貫通力に関しては5.56mm×45弾でも徹甲弾なら、7.62mm×51弾のフルメタルジャケット弾並みなので、6.5mmでも徹甲弾でも十分な貫通力はあるでしょう。
 ただ問題は重機関銃でして……。従来の日本軍通り、7.7mmで行くと、創作した陸上深海棲艦に対して威力不足感が出てきそうで、12.7mmにするにしても不足感が出てくる。SLAP弾なら、貫通力はそれなりになるけれど、タングステンをバラ撒くウヒョーな状態になるわけで……20mmはでかすぎ運搬無理となり、間くらいをとって硬化鋼芯でもそれなりの貫通力がある14.5mm×114弾かなーって。
 弾薬でもロシアが出てくる恐ろしい自体に。


SEALs   2017年05月09日(火) 16:02  5話 報告

更新お疲れ様に伴い、新作おめでとうございます。
本作品はまるで艦これ動画『古に鷹舞い降りし青葉山』のような内容と重なりますから、深く考えてしまいますね。
余談ですが最新話見ましたが、あの雷撃を避ける方法が凄すぎます。

私も本編を読んで初めて双子島は八丈島がモデル、そして八丈島に旧日本陸軍の地下陣地があることも知りました。

これからもどういう展開を迎えるのか、最新話を待ちつつ楽しみにしています。

返信:ベトナム帽子 2017年05月09日(火) 18:46

 どうも、ありがとうございます。
 今回の「双子島」のモデルは「ふたごじま」なのですが、「ふたごじま」のモデルが八丈島と気付いたのは、書いていて、八丈島の地図を見たときです。そのときまで、自分は「ふたごじま」のモデルは何か知りませんでした。伊豆諸島の島ということは思っていたのですけれども。

 展開に関してですけれど、戦闘はメインではないです。どちらかといえば、今作は映画でいうロードムービーであって、磯波の道中の方がテーマ的には大事です。



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