深海棲艦によって世界は分断された。ユーラシア、オーストラリア、南北アメリカ、アフリカ、それと東南アジアの島々。しかし、それは艦娘という存在によって解消されつつある。深海棲艦は各地で敗退し、残る拠点はフィジー、サモア、ハワイ、オーストラリアの主要湾港程度。深海棲艦戦争の終わりは近い、そう思われていた。
 そんな中、艦娘技術を流用した航空基地、双子島基地は建設された。
 基地には空軍の他に海軍も駐在しており、その中に歴戦艦娘の磯波もいた。しかし、艦娘は防衛隊の慣熟までの繋ぎでしかなく、数週間後には休暇本土に戻るはずだったが、すぐに本土に戻ることになった。基地の「暴走」という形で。
 この世界に艦娘として生まれ変わって以来、最前線ばかりで戦ってきた磯波は、本土で様々な人に会う中で、自分の在り方に疑問を持っていく。
「あなたは戦後、何がしたい?」

・注意
 プロローグ、エピローグの語り手は磯波ではないです。
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