同時に「自分で選んでおいてそれ言うか？」とムッとなる発言もあったりで、
実に人間臭い雰囲気が感じられて、本当にどこにでもいる若者なんだなと。
この作品の題材ともいえる、一般人らしさが現れてて個人的に凄く好きです。
けど、だからと言って彼がただの若者として逃げ回るだけの恥知らずではなく、
ただ流されるだけではなく、自分の意志で、純粋な恩返しとして立ち向かっていく。
人の域を超えてはいないし、人らしくありながら、かっこいいと思いました。
また、粗削りながらもクリスタとジャッジメントの肉弾戦も、
ユウキの闘いでは中々できない部分も、何と言いますか「圧」を感じて手に汗握ります。
（粗削りという表現は大変失礼で申し訳ないとは思ってますが、
　この先「粗」をなくせる、成長の意味合いと受け取ってください。）

また粗探しのようですみません、いくつか質問なのですが
・ガスタはユウキへの信頼は高まってないそうですが、
　前回の返信では、ガスタは彼を信用しすぎたという表記もあります。
　発言と内容に矛盾を感じたのですが、これは「信用」と「信頼」を分けている、
　という考えでいいのでしょうか？

・ジェムナイト・クリスタが来客の場面ですが、
　一族の代表が、前線を置いてガスタに向かうということに疑問を感じました。
　特に、ラヴァルが急に本気を出した状態ならば警戒はするでしょうし、
　なおさら主戦力であるクリスタが離れるのは危険なのではと思いました。
　絆を、仲間を信頼しているジェムナイトは仲間を信じてるから、
　或いは代表者が出向いて事態の深刻さを表明している、ということでしょうか？
　…まあ、クリスタが来ないと話が進まないかもしれないことを考えると、
　聞いてはいけない質問なのかもしれませんので、その場合は気にしないでください。

後、これはほんっとうに些細なことですみませんが、
「牢獄入り」の部分、個人的に幽閉や監禁な印象があったり。

ついに現れましたね、絶対捕食者インヴェルズ。
本格的な戦いが、嵐がついにやってくる！
ああ、余裕があれば一気に読みたいですが、
こうして一話一話感想を贈るのも楽しみで、悩みどころです。

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カードのことによる、視点は違えどその強さを理解したりする場面は、
異世界へ来てしまった人と、当事者と言う対比になっているのが魅力です。

ガスタの日常の営みも断片的に語られて、
その中でどこか絆されていくエリアルは、
ユウキ同様にほっこりさせられてしまいますね。
ＰＴＡとは、なんとも酷い、（誉めてるつもりです）

ただ、読んでいて少々疑問点がいくつか。

一つはエリアルの扱いを決定する前から、
ウィンダはともかく、世代が違うカームが元々敵対関係であり、
少し前まで争っていたのに、疑念も不安もなく馴染んでいるというのは、
個人的には少々不安と言いますか、違和感を感じたので少し尋ねてみます。
カームは見てないかもしれないし、当人と知己だったかどうかもわかりませんが、
エリアルはガスタの民を殺めている以上、確執と言うのがあると思ったもので。
その点は、単純にカームが個人そのものを憎まず、争いを憎む、或いは憂うもの。
と言う考えでいいんでしょうか？
（或いは、戦士家であるリーズがその点を受け持ってるのかもしれませんが。）

もう一つは、ユウキがガスタの民としての立場が、ちょっと強い気がしました。
部外者が口を挟む場面は、彼ででしかできないのでそんなにでしたが、
全責任を自分が負うと言う相応の条件を持ち出されているとは言え、
監視のために、祭壇へ入る許可に加え、結界を解く方法まで教わる理由はあるのでしょうか？
具体的な理由がないと、どこか、都合がよすぎるような気がしちゃうもので。

あと、これは完全に筆者の個人的見解ですが
感嘆符や疑問符が余分に多くて、少々文面が粗雑に見えることがあります。
そういった文面も個性ではありますから「こういう意見もあるんだな」程度に留めてください。

なんだか説教臭くなってすみません。
直せとかではなく、ただの疑問として受け取っていただければ幸いです。
（ガイドライン的に結構ギリギリな部分攻めてる印象があるので、
　念のための弁明です。無論、そちらが思われた時点でアウトですが。）
どうも理詰めと言いますか、深く考え込んでしまうものでして。
決して、作者さんの作品を貶めるとかそういう目的ではなく、
単純にもっと読者に読まれるよう、よりよい作品になってほしいと思ってます。
私利にまみれてると言われたら、もはや何も言い返せませんが。

一ヵ月と言う間に、リチュアも動いているでしょうから、
嵐の前の静けさとも言うべきこの平穏は、次はいつ訪れるのか。
次なる布石のための羽休め。ここからどう羽ばたくか、楽しみです。

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ちょっと主人公の周囲に関する部分がおざなりになってるような気がしました
（オリキャラが主人公による、人を選ぶ作品を想定してあえてしてるならすみません）
これは他のオリジナルキャラクターを主人公とした作品ではおかしくはない話ですし、
そういうものなんでしょうが、主人公がどんなビジュアルか殆ど想像できないのも、
キャラクターの特徴を理解したい最初にそれがないのはちょっと辛い気がします

この先の話で、そういう面へのアプローチとか何かしらはあるとは思いますが、
一話だけを読んだ現在の感想としては、良くも悪くも当たり障りがない「無難」が印象強いです

端末世界の作品は現在も更新されてるのを全くと言っていい程見かけないので、
月並みな御言葉になりますが、楽しみにしております

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