そういえば、この世界の魔法ってどんな仕組みになってるんだろ？最初に出た、一番ノーマルな『エイゴ』の文章で魔術式を作る魔術だけを見たら、自分の目的を世界か精霊かは知らないけどに伝える式。または自己暗示ぽいけど、睡眠魔術『リトルスター』はきらきら星の歌詞だし。今回のは誓詞だし。

魔術師は大概、視界内にしか魔術を行使できず、無理に行使しようものなら、最悪魔術の発生地点が自身の体と重なり、自爆する。三章三十六節で『魔神ダ・カーポ』が目と体を封じられた上で使える魔術の例として上げている『リトルスター』は相手の五感に対して何らかの刺激を与えれば作用する特殊な魔術であり所謂普通の魔法を自爆無しですることは『魔神ダ・カーポ』でも無理(という事に今はしておく)。
ということは魔術とは術者の外ではなく、内にある物を外に出して発動している...で良いのかしら？

後、一つ思ったけど魔術の開祖は『魔神ダ・カーポ』だけど、今回の魔術『ナイチンゲール』とかは別にその系列じゃ無い可能性もあるのか。そうなると『リトルスター』も『魔神ダ・カーポ』が通常魔術とは基本骨格から変えて作った、別系統の魔術の可能性？

というか何で『エイゴ』なんだこの世界の魔術。一般言語が『ニホンゴ』なのは置いといて、魔術式に使われる言語が『エイゴ』で統一されてるのは変な気がする。それとも『ニホンゴ』でも出来るけど日常での使いやすさとかで『エイゴ』で統一してるとか？もしそうなら暗号用に架空言語を使っても発動することになる？

魔術『ナイチンゲール』の効果範囲はどこまで癒せるのか、そしてウレの策略を越え、キラーウェアーの噴火を食い止められるのか。次話も楽しみに待ってます。

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