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金具素屯
なろうの〈オマケの転生者〉
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異世界アーディスト、そこはいつの頃からか黒髪黒目の容姿の者は呪い子として忌避され迫害されている歪んだファンタジー世界。
パリピな神々がある日、戯れの駒として現代社会から適当に1クラス分の魂を拉致する。
賑やかにオークションされる少年たちの魂、ある者は優秀な加護を、ある者は傾国の美貌を、またある者は波乱万丈に見合った力を授かっていく。
そんな中、現世で虐めの標的にされていた主人公は神々から魂の匂いや色を嫌われゴミのように廃棄される。魂が消滅する間際、救いの手を伸ばしてくれたのは神のなり損ないオマケさまであった。
オマケさまのお誘いで異世界アーディストへと転生する主人公、しかし明確な権能も信者も持たぬオマケさまの力では日本人の容姿のままでのエントリーとなってしまう。
物心ついた時にはそのまんま呪い子な見た目から親に捨てられ村の片隅で野良猫のような生活を余儀無くされる主人公エミーさん5才、しかし現世の虐めに耐えた鋼のメンタルとオマケさまの異世界あるある知識で最低限食べれるモノ(ぶっちゃけ雑草や野ネズミetc)は口に出来たため細々と生き抜いて行た。
問題は、徹底的に村人たちから忌避されていたので(実の父親ですら棒で追い回してくる)誰とも触れ合ったりお喋りをしていなかったためだろう、無口無表情の鉄壁の暗黒幼女が爆誕するのです(ノД`)
実際には心の中のオマケさまと結構呑気なお喋りをしてるんですけど読者視点でしかわからないため、外から見たらチベット砂ギツネな鉄面皮で放浪する幼女の生き抜くための長い旅路が始まります。
夢見るものはささやかな願い「あたたかいお部屋で美味しいごはんをおなかいっぱいオマケさまと味わうんだ」不憫可愛いエミーさんとなんとも呑気なオマケさま。悲惨悲壮な背景なのに不思議と爽やか愉快に感じられるのは、作者さまの軽妙洒脱な文章がエミーさんの周囲を優しく剽げて描いているからだと思います。
裏から見たらシリアル寄りな珍道中ですがいかがでしょうか、けらさま。