【済】【不特定】「転生オリ主」を流行らせた作品(~2008年)

 2008年までの個人サイト、夢小説、2ちゃんねるSS板、Arcadia、etcに投稿された作品の中で「転生オリ主二次創作の流行に一役買ったものを探しています。

【詳細】

 自分はウェブ小説史、特に二次創作歴史に興味があり、最近は「転生オリ主」が形成された過程を調べています。2008年末にはArcadiaで「転生オリ主」は完全に流行していたようです(例えば『紐糸日記』(2008年11月-))。ここから遡るとどのような作品があったのでしょうか? 流行を真に支えたのは無数の凡作・駄作であることは承知の上で、ウェブ小説史の流れを変えた「転生オリ主」黎明期における名作たちを知りたいです。

 2001-02年頃の第二次エヴァSSブームで「憑依」はすでにジャンルとして確立されていました(例えば『体験EVA』)。しかしこの時点で「憑依転生」(現実世界人間が作品世界に来訪する)と「オリ主」(原作に登場しないオリジナルキャラクター主人公とする)が交わることはありませんでした。おそらくオリ主憑依するよりも「魔改造」等の文脈が積まれまくったシンジ君に憑依する方が説得力も需要もあったのでしょう。なお魔改造主人公は9割方オリ主のようなものですが、ここではオリ主にカウントしないことにします。
 補足:実は1999年には『エヴァ』二次で「轢死転生オリ主」の作例があります(既読作品参照)。けれどジャンル化・流行には至りませんでした。「転生オリ主」を発想することは困難でなく、むしろ容易です。「メアリー・スー」の時代から叩かれているように多くの人が抱える安易で低俗な欲望が基になっています。だからこそ普及には何か「壁」を越える必要があったのかもしれません。

 魔改造主人公以後の二次創作には多くのオリ主が登場し、その中にはポツポツ転生オリ主が居たようです。しかし「影響力が大きい作品」となると後追いが難しく、Arcadia以外は殆ど調べることができませんでした。そもそも二次創作が大規模集約される以前、個人サイトの時代における「影響力」には明確な指標がないため、当時シーンに居た方の記憶を通じて語るしかなさそうです。また(サイトごと)削除された作品が重要ということもあり得るでしょう。


・個人サイトの憑依/転移/転生オリ主
『an irony of fate~運命のいたずら~』:1999年-、エヴァ二次、「Holy Beast」掲載
『我が道を往く(オリ主・オリ有)』:2006年4月-、ネギま二次、「投稿図書」掲載
『火の鬼(オリ主)』:2006年8月-、ネギま二次、「投稿図書」掲載
『Fate/黄金の従者』:2007年8月-、Fate二次
『聖句』:2007年9月?−、なのは二次
『憑依奮闘記』:2008年3月-、なのは二次
『ハルケギニア南船北竜』:2008年11月-、ゼロ魔二次

・Arcadiaの憑依/転移/転生オリ主
『雨迷子(現実→HUNTER×HUNTER)』:2006年10月-
『銀凡伝』:2006年10月-
『Greed Island Cross(現実→HUNTER×HUNTER)』:2007年9月-
『お医者さまの転生日記(現実→HUNTER×HUNTER)』:2007年10月-
『NARUTO うちはルイ暴走忍法帖』:2008年5月-
『麻帆良の戦鬼 (ネギま 現実→憑依)』:2008年6月-
『コレはフィクションです。実際の(ry  (リリカルなのは+オリ他、再構成、ネタ)』:2008年7月-、本編削除済み
『リリカル in wonder 無印五話 挿絵追加』:2008年8月-
『デ・ストレンジャー 異邦人の魔法先生 (オリ主 現実→)』:2008年8月-
『ネギま よくある現実→転生系 テストってみた』:2008年8月、この頃には「よくある」と言えるほど流行

・オリ主ではないが憑依/転生ものとして重要そうな作品
『提督たちの憂鬱』:2006年6月-
『これはひどいオルタネイティヴ(ぶち壊し注意)』:2008年8月-
『然もないと』:2008年8月-
『腕白関白』:2008年10月-

・参考文献
『web小説における「転生」普及過程』
『「エヴァSS」から「小説家になろう」までのWeb小説年表』
『転生トラックの元ネタを探しに行った』
『二次創作(を/から)視る』
『異世界召喚・転移・転生ファンタジーライトノベル年表』
『「転生オリ主」の出現――「憑依」と「オリ主」の落ち合うところで/「トリップ夢主」の方へ』


  (編集:2023/04/11 14:47)  返信:56件 UA:13574  報告 投稿一覧  Good:0



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返信

どれとは言わんけど、ゼロ魔じゃない? あとはオリ主が多かったのは幻想入りとか。
知らんけど。


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自分もゼロ魔2次がきっかけだったような気がします。

ギーシュ憑依物が流行って貴族転生に続いた感じだったと思います。
貴族転生のテンプレの元になったのが削除されていますが 其は刃金なり というギーシュ憑依物だったと思います。
記憶が曖昧なので間違ってるかもしれません……


(編集:2023年04月03日(月) 21:45) 報告 投稿一覧 Good:0

つばきんさん、2324さん

コメントありがとうございます。
ゼロ魔二次は『あの作品のキャラがルイズに召還されました』(2007年6月-)スレに代表されるようにクロスオーバーが異常なほど強かった印象ですが、その流れで転生オリ主も一定数存在したと。『其は刃金なり』(2008年11月末?-2009年2月削除?、No.5064)は当時潜っていた方じゃないと存在を知り得ない作品ですね。投稿開始から感想欄が荒れて作品削除するまでのスピード感がすごいです。
動画媒体の幻想入りシリーズは盲点でした。詳しくないのでクロスオーバー文化だと思ってましたが、一番最初からして「転移オリ主」:『東方俺が幻想入り』(2007年10月-)なんですね。


2023年04月03日(月) 21:50 (編集:2023年04月08日(土) 00:11) 報告 投稿一覧 Good:0

他に思いつく転生物に影響与えてそうな作品は

銀凡伝 2006年 3月〜
http://www.mai-net.net/bbs/sst/sst.php?act=dump&cate=etc&all=2215&n=0&count=1

ですかね……


(編集:2023年04月03日(月) 22:09) 報告 投稿一覧 Good:0

TV版のエヴァやナデシコの逆行改変物でSSでの主人公達が別人過ぎるという辺りから、憑依ものを経てオリ主モノが出てきたと思うので、
ActionHome Page http://actionhp.sakura.ne.jp/

SILUFENIA http://www.silufenia.com/main.php
辺りの当時からある当時の主要二次創作投稿サイトを探ってみるのも良いかと。
(当時は個人サイトに依頼して作品を預かって貰う形式のほうが、投稿掲示板方式より主流でしたし)
特にオリ主モノでは無いものの主要キャラ級オリキャラ乱舞の「時の流れに」(ActionHome Page掲載)やその三次作品の存在はオリキャラ主人公モノ誕生の流れに大きな影響を与えていそうですね。
なにせ「時の流れに」は三次創作が膨大だわ、原作における「IFS強化体質」に相当するオリジナル用語「マシンチャイルド」という用語が関係ないナデシコ二次創作でも使われたりと、影響力の大きい作品でしたから。
というかゴールドアームさんの「再び・時の流れに http://actionhp.sakura.ne.jp/tss/goldarm/goldarm.htm」(2001年開始)は、最初期のオリ主モノとして結構大きな影響を与えていそうです。
取りあえずその辺の過渡期の主流投稿先であった「にじファン」(現「小説家になろう」)が消滅したのは、当時影響が大きかった作品を探す上でイタイかと。


(編集:2023年04月03日(月) 23:27) 報告 投稿一覧 Good:0

2008年のArcadiaはサイト規模が一気に跳ね上がったので、多くの人がそうした作風に触れたタイミングという意味では、絶対的な影響力があったかと。
それ以前を辿るとなると、Arcadiaの捜索掲示板で検索かけてみるのが一番ですかね。
当時の人の生の声がそのまま保存されていて、引用回数多ければそれだけ読まれていた、というわけなので。

より古い時代を探りたいなら「オリ主」よりも「オリキャラ」が有効だったりもします。
それと「転生」「憑依」(夢小説をあたるなら「トリップ」)を組み合わせるのが有効かと。

一部修正。


(編集:2023年04月08日(土) 17:03) 報告 投稿一覧 Good:0

2324さん
Arcadiaでも「憑依」「転生」「現実」等の検索ワードでひっかからない作品の紹介は大変助かります。この時期の作品でPV150万はかなり多いですね。

山田治朗さん
二次創作における「オリキャラ/オリ主」流通の過程はたしかに追う必要がありそうです。「憑依」の後だ、というご指摘は重要かもしれません。
『時の流れに』は「逆行」ものの代表作として名前だけ聞いてましたが、「オリ主」形成にも一役買っているとは知りませんでした。『再び・時の流れに』において二次創作逆行主人公の三次創作オリ妹がオリ主ムーブをかますのは、二次創作史のメタファーにも映ります。
オリキャラに関しては『エヴァ』二次の「第二特務機関」モノも一役買っているかもしれません。作品があらかた消えているので具体的な作品ベースで追うのは困難そうですが……。

路徳さん
捜索掲示板は使ってましたが、古い時代は「オリ主」より「オリキャラ」の方が通りが良いことは初めて知りました。ありがとうございます。
夢小説はどこから手を付けていいのかという状態ですね。『HxH』のオリ女主二次しかり夢小説からの文化流入はありそうなんですが、いかんせん(個人サイト→)Arcadia→にじファン→ハーメルンの流れが全て「男性向け」文化なので、影響力の推し量りが難しい。


2023年04月03日(月) 23:30 (編集:2023年04月04日(火) 20:19) 報告 投稿一覧 Good:0

気になった作品についてキーワード検索したら『Arcadiaを語るスレ』と言う物がヒットしたので、スレからページ内ワード検索とかで調べてみる手もあるかなって。

あと話がずれる情報だけど、紐糸日記で『オリ主』の読み方が言及されてから二次創作界隈でオリ主って単語が固定及び波及した印象。
紐糸日記の影響凄いなぁって思った記憶がある。


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夢小説とかは関係ないのでしょうか?
転生、憑依、オリ主とかと比べれば関係ないのかなとは思いますが、2008年よりも前からあったような気がします。


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その年代なら夢小説は考察に加えていいと思います。
当時はネットも狭かったので、女性と男性とで作品の枠が全然違うんですけど、オリ主(夢小説)は完全に女性のものでした。作品としても恋愛物が非常に多く、デフォネームを読み手が変更出来るサイトもありましたね。ストーリーを重視するオリ主物は男性が育てたと言っても過言ではないと思います。

ただ、オリ主物はたしかに文化として出来上がっていますが、その文化を全く知らない人間がオリジナルキャラクターを作って、それを作品に組み込む(たとえば子どもが鬼滅の刃を見てキャラクターたちと会話する想像)といったことも割とあることですし、自分もそうだったので、一概に起源は関係ないのかなと思います。
ある意味収斂進化ですね。

じゃあ文化としてはどこで生まれたんだということになると、大手個人サイトを除けば、ハーメルンを含めた多くの人に晒される状況で、「カテゴライズ化」されたのがキッカケかなと思います。
小説家になろうでも、異世界転生というカテゴリーを運営が作ったのは2015年とかでしたかね。でもお調べになってる通り、2000年より前から、異世界転生の話はよくありますからね。
異世界「転移」でいえば、魔神英雄伝ワタルが1980年代には放映されていますし、それに付随して、オリ主を書いてる人も多かったと思います。

オリ主二次創作という「ジャンル」を広めたのは、大手個人サイトを含めたネット全般だと思います。氷山の一角がネットを通じて姿を現しただけなのかな。

で、影響力を高めた作品ですが。
当時のオタクたち、しかも創作するレベルのオタクたちって犯罪者予備軍扱いされていたのは知っていますか?アニメは子どもがみるもので、大人になって見るなんて気持ち悪い。それが世間一般的な解釈でした。
それを無視してでも創作したくなるほど面白かった作品が、疑問の答えなのではないかと思います。

ちなみに自分は上記の個人サイトは一つも知らないですが、デジモンでオリジナルデジモンとオリ主想像して楽しんでました。


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参考文献としてですが以下のエッセイも参考になると思います。

これがなろう勝利の理由! 〜昨今のネット小説新参にむけて古参が、なろうが勝者になった理由と歴史を書きなぐる話〜

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886692033


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番風さん
『Arcadiaを語るスレ』、資料として使えそうだけど数が多い! 後でチェックします。
オリーシュは偉大。

信濃さん
『なろう勝利』、分かりやすさと引き換えにナイーブで事実誤認が多いんですよね。口伝資料として読んでます。応援コメント欄にはたまに良い証言がありました。

てびちさん、南畑うりさん
ベースとなる想像力が誰しも持つ、ときに低俗と言える欲望に基づくのですから、「転生オリ主」普及の過程は結局名付けと許容の歴史です。また歴史は須らく偽史です。できるだけ説得的で面白い偽史を編もうというのが自分がやっていることになります。「ネット上で想像力と欲望の表出がどんどん自由になった」過程を面白く語りたいのです。

『異世界召喚・転移・転生ファンタジーライトノベル年表』(『ナルニア国物語』が何故か入ってない)
https://www.bookoffonline.co.jp/files/lnovel/pickup/pickup_isekai-history.html

『魔神英雄伝ワタル』オリ主二次って、BL的な文脈を持った書き手がオリ主を書いていたってことですかね……(突っ込んでいいところなのかな)

オタク論(二大オタクが宮崎駿・宮崎勤だった時代から物語消費からデータベース消費から黒人ラッパーが「otaku」と言いVtuberに「てぇてぇ」「助かる」と言うオタクが拡散希釈した時代まで)は二次創作論には付き物のようですが、ここでは『二次創作(を/から)視る』を参照するにとどめておきます。


2023年04月04日(火) 12:06 (編集:2023年04月08日(土) 00:08) 報告 投稿一覧 Good:0

夢小説に関しては現在調査中です。Arcadiaの捜索掲示板において「ドリーム小説」「夢小説」「現実」「トリップ」等を組み合わせて検索し、次のような所見を得ました。

・ドリーム小説の成立(1998年?-)は即座に「オリ主」の成立である。
・追える限り2002年頃には夢小説において「トリップ」(現実→作品、作品A→作品B)がジャンルとして成立していた。つまり「転移オリ主」が確立していた。
・「トリップ」の形成に大きく寄与したのはおそらく『サモンナイト』(2000年-)である。中心世界に対し異世界がいくつもあり、現実世界とも接続しているという設定。主人公は現実から異世界に召喚される。(しかし何故夢小説で人気になったのだろう?)
・夢小説の界隈は密教的に閉鎖している……ようで案外そうでもなかった。『サモンナイト』や少年漫画作品(特にArcadiaで板として独立している『ナルト』や『HxH』)の二次創作を検索すると自然と夢小説に行き着いたらしい。2004年には『HxH』の長編SSが夢ばかりでゴン主人公モノがないことを嘆く捜索スレがある。
・文化事情や時代の変遷がよくわからないが、夢小説にも男夢主だとか『らきすた』『なのは』『マリみて』『型月』夢だとか、男性も受容できる(ともすれば男性向けである?)ものが存在したらしい。
・Arcadia捜索掲示板も夢小説との交流地点として機能していた。
・以上を理由に「Arcadiaにおける転生オリ主流行の前兆として夢小説はたしかに存在する」という仮説を立てる。
・ただ後追いだと「これ偉大だったよね/みんな読んでたよね」という夢小説を見つけるのが難しい。興味がある『サモンナイト』の場合誰も語ってくれていない。当時潜っていた方なら自然と分かるのだろうか? それとも夢小説は割と横並びで三次創作も生まれにくい土壌なのだろうか? 検索除け、持ち出し禁止の文化により紹介できない作品もあるだろう。
・「なぜ夢小説で転移オリ主のジャンル化が早かったのか?」「なぜ「男性向け」二次で転生オリ主のジャンル化が遅かったのか?」「夢小説で転生(わざわざ死を媒介するもの)トリップがジャンル化したのはいつか?」あたりが次の問になる。

当時の夢小説、『サモンナイト』二次、少年漫画二次事情に詳しい方をお待ちしております。


2023年04月04日(火) 12:28 (編集:2023年04月08日(土) 00:10) 報告 投稿一覧 Good:0

二次創作と呼ぶには微妙ですが、本来のストーリー(歴史)を憑依した人物が改変する
「歴史」の二次創作と言える「架空戦記」や「歴史改変」ジャンルはどうでしょうか?
このジャンルは「オリ主二次創作」の前身と言えるかもしれません
上ジャンルが入るならば、現代人が第二次大戦の人物に憑依する
『提督たちの憂鬱』(2006年6月)はどうでしょう?
まとめwiki行ったら未だに支援SSが投稿されてて驚いた・・・


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エンラさん

『提督たちの憂鬱』は憑依者同士で仲良くワチャワチャしているのが二周ぐらいメタ回った後かと思いきや、2006年の作品なんですね。扱っている時代は違えど(三次創作で戦国ものはありましたが)『提督たちの憂鬱』を横目に見ながらArcadiaの『腕白関白』(2008年10月-)や『彼の名はドラキュラ ~ルーマニア戦記~』(2008年11月-)や『大友の姫巫女(TS転生オリ主15禁)』(2008年12月-、削除済み)は書かれているのでしょう。そして時期的に考えてこれらは「転生オリ主」と隣接した想像力で駆動しており、後続の『ゼロ魔』二次に影響したようです。

「トリップ歴史改変」をネット以前に遡ると、『紺碧の艦隊』(1990-96年)や『戦国自衛隊』(1971年)があるようです。そして『戦国自衛隊』で思い出しましたが、Arcadiaオリジナル板には『自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』(2006年4月-2009年6月)がありましたね。


2023年04月04日(火) 13:40 (編集:2023年04月08日(土) 00:14) 報告 投稿一覧 Good:0

サモンナイトの二次創作が一時的に増えたのは

1)「どこにでもいるような(これ重要)」学生が、異世界転移して世界を救うというストーリーが扱いやすかった
2)マルチエンディング方式だったので、好きなキャラとオリ主のカップリングに違和感が少なかった
3)その後の作品でも、地球から転移したキャラが出てくるので、話を膨らませやすかった

というのがあります。
ですが、サモンナイト3が出た後は下火になってしまい、同じ召喚ものであるゼロ魔に取って代わられた印象があります。3とゼロ魔の発売日を見ても、そういう流れになったんだろうと想像できます。

また、2007年頃には既にTS転生幼女オリ主ものとかも存在しており、「百合に挟まる男は許されざるので女にしました」的なものなんだと思いますが、これらはU1とかYOKOSHIMAとかKYOYAとか、魔改造主人公ハーレム系二次創作が増えすぎて、ある意味で飽きられたからこそ出てきたものだと思います。

また、個人的にはオリ主物の流行の走りとなったのは、TYPE-MOONが商業化した辺りの2003年後半(?)くらいから、月姫系の話で出始めたものだと思っています。

全自動月姫Links-Albatoross- という所を探してみてください。


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オリ主って概念だとネットの無い1973年の「A Trekkie's Tale」で皮肉られる程度にはオリ主tueeeが乱立してたようだから同人誌からの流入となるんじゃないかな。
そうするとネットだけで調べるのには無理が出てくるような


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女性側の私が歩んできた歴史の一部が参考になればいいと思い書き込みます。

jjjさんが知りたいサモンナイト、夢小説、トリップ等に女性オタクについて。
まず、サモンナイトは普通の二次創作と夢小説がありました。
同じ頃、ネオロマ系の「遙かなる時空の中で」がサモンナイトと同じ年に発売されています。これも二次創作と夢小説がありましたが乙女ゲーなので夢小説化がサモンナイトより多いです。
どちらのゲームもゲーム主人公の名前を変える事が出来るので、ゲーム主人公の位置にオリ主の夢小説かゲーム主人公とは別のオリキャラをトリップの2パターンの夢小説がありました。
公式主人公の名前の場合は二次創作扱い。

サモンナイトも遙かなる時空の中でも主人公が現代から異世界に行く作品です。

サモンナイト 2000年1月6日
遙かなる時空の中で 2000年4月6日

両方ともシリーズ1の話です。
当時私はオタクの祭典がある東京や大阪に気軽に行けない場所の学生だったので、その地域の人気はわかりません。
私の体感ですがサモンナイトは発売から徐々に人気が出て、二次創作など活動になった感じでした。
それに比べ、遙かなる時空の中でのファンは土台ができていました。
前提としてアンジェリークシリーズです。
アンジェリークファンが遙かなる時空の中でのファンになっています。
前作無し関連ゲーム無しの新作として産まれたサモンナイトは徐々にファンを獲得してきたので遙かなる時空の中でが発売の頃の人気はどうだろう?と思い出せませんが、私は遙かなる時空の中でが先にやってサモンナイトは後からプレイした記憶です。
故にサモンナイトより遙かなる時空の中での夢小説やトリップの方が早くできて多かった印象です。
サモンナイトの夢小説やトリップは完結した作品が思い出せません。
サモンナイトの世界にトリップし原作主人公やメインキャラの世話になって日常を生活する流れが多くそれからどうなった?という感じです。
個人サイトPCと個人サイト携帯から読んでいました。Arcadiaでは読んでません。
jjjさんはArcadia主体の歴史からサモンナイトと読み取りましたが、消えた個人サイト、ジオシティーズなど無料形態が消滅で跡地さえ発見出来ないからなのでしょう。
Arcadiaはエヴァで行きましたが、気軽に投稿出来ない下手な小説を投稿すると叩かれる印象です。女性は読みますが、投稿は男性より少ないと思います。


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昔は女性オタクは男性より忍者の様に擬態し隠れて活動していたので、オタク公共の場の掲示板形式で女性が作品投稿するのは少ないと思います。(隠れオタクは今もいます)
今はArcadiaに行ってないので女性投稿者がいるのかわかりません。
pixivに行った方が多いと思います。昔の個人サイトの作品の置き場にしてる人もいます。
当時、女性オタクは個人サイトPCか個人サイト携帯で相互リンクやウェブリングや同盟などでサイト登録してコミュニティを形成していました。
女性オタクは用心深いので警告文をサイト入口に掲載したり、サイト入口偽装や作品関係のクイズパスワードでサイトに入れるなどでした。
そして突然のサイト閉鎖も当たり前で跡地さえなくなる時もありました。
ジャンル替えや悪質なファンや嫌がらせでなくなりました。
また黒歴史と判断されサイト閉鎖もあります。
ハーメルンで突然作品無くなる感じですね。
このような形態だったのでArcadia主体では女性側の歴史は困難と思います。
無料携帯サイトで放置サイトや今でも残っているサイトもあるかもしれません。
今思い出せる夢小説で私が良く読んでたのは先に上げた、遙かなる時空の中で、ジャンプのリボーン、ナルトですかね?少し年数後でテイルズオブアビスの原作介入?
夢小説より二次創作の方が良く読みました。BL、逆行、日常。特に逆行が好きなので、原作に介入してくれる夢小説は読んでいました。

あとオリ主とオリキャラは同じではないと思います。
原作主人公の背景がわからない、原作主人公が喋らない&選択方式セリフは公式主人公が後出しだとプレイヤーそれぞれの主人公イメージを作り上げ二次創作でオリ主になります。
オリキャラは原作主人公とは別に存在する作者が動かすキャラだと思います。
私がやったゲームで例えるとドラゴンクエストの主人公や幻想水滸伝の主人公マイナーだと思うけどジュブナイル系の東京魔人学園の主人公。
ドラゴンクエストは一般人にも有名ですが、主人公選択肢以外喋らず周りのキャラが話してストーリーが進められますよね。
主人公がどんな性格か意思が何もわからない。
ハーメルンでもドラゴンクエストの勇者主人公の物語がありますが、色々な勇者主人公がいます。これが私の認識してるオリ主の原点がドラゴンクエストなのかな?
サモナ3から意欲なくなりましたね…
長くなって乱文になったのでこの辺にしておきます。
失礼しました。


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二次創作のオリ主もの流行に一役買ったというのなら、月姫のファンディスクである「歌月十夜」(コミケ60=2001年8月開催)収録の、読者投稿から採用された「黎明」が、オリ主もの短編なのかなと思います。
後にオーバーロードを書いた小説家、丸山くがね氏の作品としても知られています。

二次創作や同人誌界隈は、1989年の連続幼女誘拐殺人事件でオタクへの風当たりが強くなり、晴海から幕張メッセへ移動したコミケの影響で、千葉で無修正同人誌が流出して騒ぎになったのもあって、1997年ぐらいまで下火になってしまった時期です。
その中で、「TYPE-MOON」や「07thExpansion」など同人ノベルゲームのヒットがあり、二次創作を含めた同人小説に元気が出てきたのが、2000年頃でしょうか。
この後から2005年ぐらいまでは、ブログなどを使った個人サイトの二次創作が増えて、ネギま「風牙亭」「投稿図書」、GS美神「Night Talker」、総合「Arcadia」なども出来た感じですね。


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女性向け夢小説題材コンテンツと言えば『幻想水滸伝シリーズ』なんかも有名処と言ってイイかも。
自分が見つけたリンク集(URL公開は規約上できませんが)だと2005年辺り開設の夢小説公開HPが多く見うけられますね。
これ以前からジャンプ漫画とかを題材とした夢小説は見かけましたが、多分これとかもう少し遡ると、i-mode専用サイトとかi-mode用サイト作成スプリクトサービス利用サイトとかの時代になると思うので、今となってはなおさら探しにくいと思います。
(オリ主の名前を最初に読者が決めると、自動スプリクトで主人公の名前の所が入力した名前に書き換わる機能のある処とか多くて、ソレを利用している人も多かったですから。)


(編集:2023年04月04日(火) 19:44) 報告 投稿一覧 Good:0

たしかに紙の同人誌だけの時代にすでにオリ主モノはあったようなんですが、PCの一枚絵付き恋愛ゲームの二次創作同人ノベルとかはWEB以前のNIFTYサーフとかのパソコン通信掲示板の時代からあったようだけど、そこから始まるネット小説でオリ主モノが出てきたのは、2000年入ってからぐらいとかなり後になってからと言う認識ですね。


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ふすま紙さん
サモナイ二次の流行と『3』(2003年)後の衰退、スピード感がありますね。
『型月』二次や『なのは』二次(別の方に紹介していただいた『聖句』がTS転生幼女オリ主ですね)もしっかり追ってみようと思います。

ドルムさん、松竹梅型駆逐艦さん、山田治朗さん
メアリー・スーは「オリ主」という発想と欲望の普遍性を示す例に見えます。同人誌からの文化流入は面白いテーマですが、車輪の再発明も起こるしまあネット上でなんとか話は済むでしょう……と思っていたら反例?が来てしまいました。丸山くがね氏にそんな前歴があるとは。
ここら辺は丁寧な分析を要するかもしれません。

龍葉さん
貴重な証言ありがとうございます。
ウェブ小説、いつでもどこでもエタってますね。エタった上に、隠蔽された上に、サイトごと削除。どうもここで目的としている夢小説を具体的な作品ベースで追うのは難しそうです。『テニプリ』くらい規模が巨大だったらあるいは、といったところでしょうか。
念の為補足しておくと、自分がArcadiaと夢小説の関わりについて言及しているのはArcadiaの「捜索掲示板」としての機能です。龍葉さんは利用された経験が無いようですが、2002年から2023年に至るまで継続的に夢小説が捜索されています(現在「夢小説」を含むレスは11416件)。Arcadiaが創作の場ではなく捜索の場として始まり人を集めたというのは有名な話です。……わざわざArcadiaで捜索するのは、夢小説プロパーの捜索の場が無かったということでしょうか? 「投稿掲示板」としての関わりは稀だったのはおっしゃる通り。
「オリキャラ」と「オリ主」をそのように使い分ける感覚があることは初めて知りました。自分はどっちも「オリ主」と呼んじゃいますね。


2023年04月04日(火) 20:15 (編集:2023年04月08日(土) 00:26) 報告 投稿一覧 Good:0

既に消されている、オリ主憑依原作知識なし(個人サイトだと今日もどこかでクラッシャー)等も紐糸日記と並んでよく読まれ、感想も多かったと思います。


上で挙げられている同人誌のメアリー・スーにて皮肉られるように、半世紀前からオリ主は居るようですが、ネット小説でとなると、インターネット環境とパソコンを手に入れやすくなった98から00年辺りからが探す場所になるかなと。

神坂一氏の日帰りクエストなど、一般人の異世界・宇宙転移(転生特典無し)が割と好き勝手やるという作風を読んでいた中高生が、少し成長してパソコンを手に入れた時期でもあります。


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くまはやさん

『シャチ』、昔読んでましたし最近読み直そうと思ってました。ただ2009年10月頃に投稿を開始した作品なので今回の捜索条件からは外れます。
『日帰りクエスト』(1993-95年)は『スレイヤーズ』(1990年-)と同じ作者の作品なんですね。90年代ラノベが分からないと90-00年代ウェブ小説が分からないというところがある(のに自分は全く通ってない)ので、大変助かります。


現在ありがたいことにバラエティに富んだ多数のコメントをいただいております。まだまだご意見を募集しているので、気楽に思い出語りがてら作品を紹介していただきたいです。
以下は個人サイト時代の二次創作を回顧する捜索スレッドを探した結果。参考程度にどうぞ。

【不特定】【募集】Arcadia、個人ホームページ時代の傑物
https://syosetu.org/?mode=seek_view&thread_id=7379
【オッサンほいほい】思い出に残るSSまとめ【若人も歓迎】
http://www.mai-net.net/bbs/sss/sss.php?act=dump&cate=all&all=118322&n=0
おすすめの個人小説サイト
https://scoopersokuhou.com/blog-entry-6671.html
10年以上前の作品でおすすめある? その1
https://scoopersokuhou.com/blog-entry-7851.html


2023年04月04日(火) 22:20 (編集:2023年04月09日(日) 16:37) 報告 投稿一覧 Good:0

Night Talker(閉鎖済)というGS美神が主体のファン小説サイトからが出会いでしたね。ここではほぼオリ主な主人公改変、オリ主、オリキャラ追加、憑依、周回転生 、クロスオーバー、オリジナル展開、原作沿い等々本当に雑多な作品投稿がありました。2007,8年頃までは盛んに投稿があったように記憶しています。

GS美神系統では 夜に咲く花 という投稿サイトが閉鎖されてから、幾つかのNightTalker(閉鎖)やグレート展開ショー(健在)などのファンサイトが隆盛という流れだと見た記憶があります。(出会いがNightTalkerからなので夜に咲く花は訪問したことがありません)

また裏道街道いうまとめサイトなんかもよく利用していました。個人サイトの更新情報なんかもあがっていて便利でした。裏道街道はサイト自体はまだ残っているので訪れてみてください。古い情報も回収できると思います。
裏道街道
http://www5f.biglobe.ne.jp/~sinkarou/


ザ グレート展開ショー
http://gtyplus.main.jp/


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明確に人気あったのは
THE FOOL(聖なるかな2次)2008年スタートのようです。
あとはオリ主ものが増えたと感じたのは、ネギま、ゼロ魔あたりかな?
具体的には2006年くらい?でもGS美神とかkanon2次とかとらは2次とかにオリ主、オリキャラ物少なくない数があったと思います。
曖昧な記憶でオリ主、オリキャラ物は敬遠される傾向にあったような記憶もあるんですよね、
いやもしかしたら自分で勝手に敬遠してただけかも…正直もう覚えてないです。
オリ主物とかは俺TUEE物とか呼ばれてた記憶もあるんですよね。


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すごく見覚えのあるタイトルがたくさんあって懐かしさを感じる…

あまり大した情報ではないかもしれませんが、男性向けでも2003~2005年頃に読んでいた携帯向けサイトではガンダム系(UCの戦記絡みやナタル救済とかあったような)、戦国無双、スターオーシャン3の夢小説を傍流でしょうけども見かけて読んだ覚えがあります。

個人的に(転生ではない)オリ主そのものは主人公が子供、かつメインシナリオに大きく絡まないヒロインがたくさんいたネギまで原作が京都編終わり~麻帆良祭開始(2004年頃?)あたりの時期から見かけるようになったなぁという印象です。


(編集:2023年04月05日(水) 01:12) 報告 投稿一覧 Good:0

古参未満の古参兵さん、トマト色のリトマス氏さん、セレモニーさん

情報ありがとうございます。自分でも「Night Talker」「風牙亭」「投稿図書」「生まれたての風」「堕ちた天使の世界」あたりをArcadia捜索掲示板を使いながら調べていました。全体としては2006年頃に比較的原作を問わずオリ主が市民権を獲得した印象です。

・転生オリ主

現実→リリカル(2007年9月)
http://www.mai-net.net/bbs/sss/sss.php?act=dump&cate=toraha&all=22798&n=0
Fateのトリップor憑依もの(不特定)(2006年7月)
http://www.mai-net.net/bbs/sss/sss.php?act=dump&cate=type-moon&all=34373&n=0
現実→ネギま(2006年5月)
http://www.mai-net.net/bbs/sss/sss.php?act=dump&cate=akamatu&all=37188&n=0
異世界トリップで赤ん坊からスタート(2006年4月、夢と非夢)
http://www.mai-net.net/bbs/sss/sss.php?act=dump&cate=all&all=55674&n=0

・オリ主

オリキャラ主人公のおすすめ二次小説(2005年1月)
http://www.mai-net.net/bbs/sss/sss.php?act=dump&cate=all&all=69510&n=0
男オリキャラ(夢or憑依or現実→)×原作女キャラ(2005年1月)
http://www.mai-net.net/bbs/sss/sss.php?act=dump&cate=all&all=50055&n=0
オリキャラ主人公(男)(2003年11月、TYPE-MOON版)
http://www.mai-net.net/bbs/sss/sss.php?act=dump&cate=type-moon&all=30753&n=0
オリジナル男主人公(2003年5月、とらハ板)
http://www.mai-net.net/bbs/sss/sss.php?act=dump&cate=all&all=21112&n=0

(続く)


2023年04月05日(水) 07:17 (編集:2023年04月08日(土) 00:32) 報告 投稿一覧 Good:0

『とらハ3』(2000年)二次は2003年頃にはオリ主がそこそこ居ました。特に『To a you side』(2003年5月?-、「生まれたての風」掲載)は三次創作も集める人気作品だったようです。
『なのは』(無印2004年、A's2005年9-12月)のオリ主ものは2006年初頭から例えば「SPACE OF SOUL」(-2008年5月頃消滅)というサイトに存在しました。転移オリ主モノもあったようです。

先にご指摘いただいたように、型月は2003年末からオリ主が増え、『Fate/stay night』(2004年)は販売数か月後にオリ主二次が書かれています。

『ネギま』(2003-12年)は2004年頃からオリキャラを求める捜索とオリキャラNGの捜索が交互に出てきて面白いです。2005年になると「オリ主×〇〇(ヒロインの名)」や「最強オリ主」を求める捜索が大量に出てきて、オリ主は流行っていたようです。

『ゼロ魔』はアニメが2006年7-9月で、以降爆増するクロスに混じってオリ主も書かれていたようです。

ちなみに気になって調べたんですが、「俺TUEEE」をArcadia捜索掲示板で辿ると最古は2008年8月の投稿でした。転生オリ主の時代に入ってますね。

参考:「俺TUEEE」の発生と変遷過程
https://lastline.hatenablog.com/entry/2015/10/16/065428


2023年04月05日(水) 07:19 (編集:2023年04月08日(土) 00:35) 報告 投稿一覧 Good:0

追加です。幾つか思い出しました。

全自動月姫Links
ほぼ最古参級の月姫系サイトです。
久しぶりに行って、まだ健在なのに驚きました。2001年以降の情報が残っているので、昔の状況が分かるかもです。

個人サイト(ミーナの店 七音工房 7-worksなどなど)は見つけるのが大変&作者の技量、好みの合う合わないがあり、探す作業は楽しくも大変でした。

そんななか”裏道街道”のような情報まとめサイトや、Night Talkerや全自動月姫、投稿図書館などの比較的間口の広いサイトが便利で移ったような感じですね、今振り返ると。
当時は二次創作なんて単語もなく、やれ”原作レイプ こんなの認められない”だの、”原作の結末は納得いかない”だの、"自分も原作世界へ入ってみたい”だの、ワチャワチャありましたね~


(編集:2023年04月05日(水) 09:34) 報告 投稿一覧 Good:0

趣旨とは若干離れてしまうのかも知れませんが、やはり「A Trekkie's Tale」の「メアリー・スー」があらゆる意味で影響大な気がします。


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「オリ主」という表現で気づいたことを少々。
赤松健板の捜索を見ていくと、2005年まで3件しか無かったのが、2006年には93件と激増してるんですね。
この時期何があったかといえば、ネギまのベルが閉鎖して、投稿図書が出来たこと。
注意事項を見ていくと、

> オリキャラが登場する場合、下記の様にタイトルに表記して下さい。
>オリキャラが主役・準主役 タイトル(オリ主)
>オリキャラが脇役・悪役  タイトル(オリ有)

という風にサイトの制度として、「オリ主」という表記が目立つ形で義務化されました(遡れる限り2006年2月13日付)。
「オリキャラ主人公」と呼べるものは過去にも多数例があるものの、現在通じる「オリ主」という表現の普及には、ネギま二次系の影響が色濃いように思います。


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古参未満の古参兵さん、アプリさん
コメントありがとうございます。「七音工房」の『Fate/黄金の従者』(2007年8月-)は人気のあったTS転生オリ主で、時期的にも重要そうです。

路徳さん
なるほど、「投稿図書」の登場以後「オリ主」という語が選択されるようになったのは面白いですね。『ネギま』二次に特有の事情、オリ主モノが本当に多かったからこその注意喚起と省略なのでしょう(現在の「オリOK」「オリNG」投稿掲示板の記事数はそれぞれ1686、143)。


これまで「転移・召喚」「憑依」「転生」を全て「トリップ」(現実世界から作品世界に移動)の一形態とみなしてあまり区別せず扱ってきましたが、そろそろ違いを気にしてもよさそうです。男性向けの文脈だと2008年末まで「朝起きたら俺は/気づいたら俺は」と「死んでしまったはずの俺は」は結構可換なんですよね。今でもそうといえばそうですが(『web小説における「転生」普及過程』の「※6」参照)。
「神様との漫才」「転生特典」(この二つは『紐糸日記』に見られる)「転生トラック」のように「転生」の方にミームが集ったあたりからやっと違いが生じるのかなと思います。

参考:転生トラックの元ネタを探しに行った
https://katoyuu.hatenablog.jp/entry/reincarnationtruck


2023年04月05日(水) 18:39 (編集:2023年04月08日(土) 00:38) 報告 投稿一覧 Good:0

Actionというナデシコの二次創作サイト
http://actionhp.sakura.ne.jp/
Arcadiaでもけっこう紹介されているが、古いヤツだと2000年ごろの投稿小説もあります。
転生オリ主はさすがになかったと思いますが、オリキャラが出てくるのはあるはず。
ナデシコ以外もかなり数があるので、参考になるかもしれません。

あとときめきメモリアルの二次創作なんかも流行っていた記憶があります。
ガテラー図書館
https://www8.big.or.jp/~gaterar/ss/index.html
主人公を「ぬしびと こう」というそのままな名前にしてオリキャラ化していたり。
ゲーム主人公だからそこらへんはいろいろと設定を盛りやすかったのかもしれません。


(編集:2023年04月05日(水) 21:10) 報告 投稿一覧 Good:0

何故『転生オリ主』が産まれたかを考えても良さそう。

昔の2次小説の一部は救われないキャラを救いたい。もしくはハッピーエンドを見たい。
みたいな動機で書いていた人も居そうなので
原作がバッドエンド及びビターエンドで終わっている。作中で死亡キャラがでる。
転生オリ主=物語の未来を知っているオリ主が居ればハッピーエンド又は救いたいキャラを救える。
この条件で考えるとエロゲの中の所謂『泣きゲー』怪しいかなと思いました。
何故エロゲかっていうとPCがメイン戦場、そのままPCでSSを書きやすいかなと安直な理由です。
kanonで調べたところオリキャラという表記はありましたが転生しているか解りません(リンク切れの為)
参考はKanonSS自動リンクです。

恐らく古い物で2000年のものがありそうですが、Kanon2次はかなり量が多く投稿サイトではなく個人サイトが主体でした。ArcadiaのSS捜索掲示板で見た限りオリキャラはあれど転生オリ主みたいな表記は無しですね。
代わりに逆行(探したもので2004年)は所々にありますね。
逆行、憑依→転生オリ主の順に流行ったと仮定すると恐らく2005~2006年の作品の影響が多そうです。
転生オリ主の流行の背景はもしかしたら作者の若年層化が増加の一助になったのではと推測もできそうです。下記URLパソコン普及率の推移
https://jp.gdfreak.com/public/detail/jp010010005080100022/1
これは私の意見になりますが2002年はラグナロクオンラインやFF11等のネットゲームが出始めました。この時期にも中学生のプレイヤーや高校生のプレイヤーもいました。
ここから考えて若い(中高生)作者が増えたと考え、いわゆる痛い最強オリ主が増え、転生してアニメ、ゲームの中で無双という流れも少なからずあるのではと考えました。
参考までに。


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皆さんの情報で当時の記憶が少し蘇ってきました。
Arcadiaの「捜索掲示板」使ってましたが、夢小説では使ってませんが、他の人が捜索スレで集まった情報で逆行や魔改造逆行読んでただけでスレ立てはしてなかったので思い出せなかったのかな?逆行好きなんです。
記憶掘り返したら捜索してる時に夢小説スレタイトルも見たような気がしました。
GS美神でNight Talkerも通いましたね。こっちが先なのかArcadiaが先なのか思い出せませんが、個人サイトからたどり着いた気がします。
これらに通ったのは大地震前の2011年以前だと思います。
Arcadiaで夢小説検索多いのは、女性側は二次創作界で差別化されていた為では?普通の二次創作やBLより何故か夢小説は肩身が狭いより隠れなければいけない雰囲気を受け取りました。だから元々夢小説コミュニティは小さく、更に夢小説検索リンク等が収縮化してArcadiaに検索が多くなったのでは?
pixiv使用中ですが、女性向けスマホゲーの小説をキャラ以外メインで出すと夢扱いされ注意コメきます。男性にわかりやすく例えるとウマ娘のトレーナー?FGOのぐだ〜ずではないオリ主で人類最後のマスターの作品です。
成り代わりも憑依も夢扱い。
夢小説はまだ厳しいです。
先のオリ主、オリキャラはサモナの流れでゲーム主体で書いていました。ネギまは名前しか知りません。
オリ主は物語の読者視点、オリキャラは物語のサブ視点や原作の名も無きキャラに名前をつけてもオリキャラになります。オリ主とオリキャラ両方出る作品もあります。

私が読んでるとトリップは原作に身体そのまま、または若返ったり場合、憑依は憑依先の身体に精神詰め込み原作ありとなろう系、転生は母体から産まれる原作やなろう系、召喚は世界移動特典有り無し、転移は神等と会うか誰にも合わず異世界に放り出された場合ありますね。トリップと転移は似てるけど原作あり世界に行くのがトリップで転移は原作無し。トリップの略しが鳥と書くののもありました。


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Arcadiaの前の時代なら、「かのん SS-Links」が最大勢力でした。
今でも、Internet archiveを使ってトップページを開けば、芋づる式に当時の個人サイトも巡ることができます。2000~2004頃の調査なら狙い目です。

葉作品やエヴァ、月姫など他作品にもそれぞれ「Links」的なサイトは作られていて、巡回してましたが、規模的にはここが一番デカかったです。捜索掲示板も人が多かったし、作品コンペも盛況でした。

異世界物は既に一定のシェアを得ており、「かのん SS-Links」では「アナザーワールド」というカテゴリに分類されています。
ただ批判は囂々で、「メアリー・スー」とか「ニコポ・ナデポ」「テンプレ」「最低系」の用語も、この時期に認知されました。
ギルドとか冒険者とかランク制度とかも。


(編集:2023年04月05日(水) 23:00) 報告 投稿一覧 Good:0

Arcadiaでは、現在のスタイルになる前の旧掲示板時代から夢小説とか女性向けBLとかの捜索もあったけれど、それから現在に至るまでマナーを守らない人による検索除けサイトの紹介とか、禁止されている「パスワードを教えて」の捜索があり、2008年以降はだいぶ荒れていたと思います。
一時期は旧要望版においてBLや女性向けは禁止すべきという話にまでなり、管理人の舞氏は「BLなどの隔離はしない、するくらいならば女性向けは全面禁止にする」ということを結論として出していたと思います。
そういう顛末はMAIN BBSの方で見ることができるはずです。

I-modeなどで手軽にドリーム小説を作れるようになった時期と、2chが成立して二次創作の晒上げや粘着荒らしが出たのはほぼ同時期で、2004年ぐらいまでに多くのサイトが閉鎖移転したり、ランキングサイトやリンクサイトに登録しないでという話が出るようになっています。
差別化というよりは「同担拒否」であり、自分の気に入らない展開やカップリングを容赦なく叩く人を避けていたのです。
で、頼れる場所が捜索掲示板を持っていて閲覧数の多いArcadiaだった、という流れですね。

二次創作のオリ主ものが流行るのと関連性は不明ですが、オリジナル主人公という呼び方は、SFC版第4次スーパーロボット大戦(1995年)の主人公キャラが男女4人ずつの選択式であり、この時点でゲーム雑誌などに使われています。
原作で不幸な展開になったキャラを救済する「スパロボ補正」もあり、大衆に広く知られる切っ掛けになったのではないでしょうか。


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皆さんたくさんのコメントをありがとうございます。

猩々さん
主人公の名前を自由に決められるタイプのゲームの二次創作は大事そうですね。『ドラクエ』二次は古くから一定の勢力を保っていたようです。

トマト色のリトマス氏さん
「転生オリ主」の流行に世代間対立が伴ったという話は『web小説における「転生」普及過程』にもありました。例えば『ネギま!! 元一般人の生き方。』(2009年1月-3月、Aradia)の感想欄のノリは完全に2009年のニコニコ動画です。後のにじファンだとパソコンですらなくNintendo DSで作品を書いている作者が現れたとか。なんというか、勢いがありますね。

龍葉さん
「捜索掲示板」の使用経験はお持ちでしたか、失礼しました。軽く調べただけの印象ですが女性向けジャンルって棲み分けと同時に妙に分断されている気がします。その結果Arcadiaに露出するようになったのだとしたら数奇な運命に思えます。

水狐さん
「かのん SS-Links」、歴史的に重要そうなのに全く知りませんでした。ありがとうございます。
ニコポ・ナデポはU-1から来たと推測できますが、冒険者周りのテンプレがKanonSSで形成されているのは今見ると意味不明ですね(別の方が触れていた『ラグナロクオンライン』等のネトゲの流行が背景にあったとか)。2chの『葉鍵ロワイアル』(2001年-)とかもノリが分かるような分からないような。

松竹梅型駆逐艦さん
Arcadiaと夢小説にそのような経緯があったとは……。貴重な証言です。ありがとうございます。
『スパロボ』は当然多重クロスの先駆でもあり、そちらの方面でも影響していそうです。


2023年04月06日(木) 00:36 (編集:2023年04月08日(土) 05:09) 報告 投稿一覧 Good:0

他の人の書き込みを見て、思い出したことをいくつか。
20年近く前の話なので記憶違いの場合もあるでしょうけれど。

Arcadiaの最初期は、エヴァとナデシコとその他という分類で、管理人の二次創作と、複数名の投稿作品を扱っていました。
その後、サイト閉鎖した場合作品を受け入れる旨を発表してから、だんだん投稿作品が増えて行ったんですが。
その時(2003年ぐらい)には既に多数の捜索掲示板が、分割して存在していました。
エヴァ、ナデシコ、ラブひな、サモンナイト、とらハ、ときメモ、サクラ大戦のラインナップだったかと。
とらハ関連でオリ主の捜索が出ていたかな? というくらいで、はっきりと覚えていません。
不破一族の生き残りとか、そういうタイプの話ですね。

Arcadiaは、一度アドレスが変わってしまったので、昔のアドレスが分からないと古いアーカイブが辿れないんですよね。
自分も思い出したいので、知ってる人がいたら教えてほしいです。


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滅茶苦茶懐かしい...

夢小説は専用のサーチサイトやリンクから辿るのが基本で、多くの個人サイトでは検索避けがされていない掲示板などに情報提供することを禁じていました。
2000年代初期から中頃?ではArcadiaで夢小説の話題が出ること事態、今とは比べ物にならないくらい少なかった気がします。
それに当時は夢小説の大手サーチサイトに専用の捜索掲示板があったので、夢小説の捜索にはそちらを利用している人が多かった印象。
PCサイトが減って携帯サイトが増えて、サーチよりもランキングが多くなってからは衰退してしまい、Arcadiaに人が流れていったのかと。あと単純に探し方が分からずに聞く人も増えた気が。

2000年前後に人気だった夢小説はホイッスル!やテニスの王子様だったと思います。
どちらも転生主人公やトリップ主人公が大勢いました。クロスオーバー夢なんかも。バトロワパロも至るところで見かけましたね。
それから携帯サイトが普及し始めたのと同時期に銀魂やREBORNが流行っていったイメージ。
とにかく転生やトリップ夢主が多かったですね。


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ふすま紙さん
「arcadia 旧url」で検索して発見しました。2004年だと「コナン」カテもあったようです。意外。
http://mai-net.ath.cx/

鴛兒さん
情報ありがとうございます。なぜ『ホイッスル』や『テニプリ』でバトロワパロを……。
2004年までの『テニプリ』二次でトリップ/転生主人公がどのように書かれていたのか気になって、Arcadia捜索掲示板から出発して当時の夢小説検索サイトをいくつかInternet Archiveで眺めているんですが、アーカイブ上だと検索が機能しませんね……。個人サイトのリンク経由でも探してますが、すこぶる効率が悪い。
2004年になるとArcadiaで「異世界トリップ」(夢小説)はそこそこの頻度で捜索されています。その流れで「TD-SEARCH」(http://td-s.jp/)という異世界トリップ専門の検索サイトを発見しました。しかし本体がアーカイブされておらず、見れません。
2008年11月に一回閉鎖の告知がありそのとき「六年間ありがとうございました」と書かれていたようなので、開設は2003年頃でしょうか。少なくとも2004年1月には存在します。
この時期転生トラックが存在するぐらいメタゲームが加速していたようですね(KanonSSでもトラックで異世界に行ってたらしいです。トラックとは一体)。それに夢主がモブ路線からオリキャラ路線への転換期でもあったと。

転生トラック系の元祖
http://www.mai-net.net/bbs/sss/sss.php?act=dump&cate=etc&all=95470&n=0


2023年04月07日(金) 03:25 (編集:2023年04月07日(金) 08:31) 報告 投稿一覧 Good:0

異世界トリップなら中華系ファンタジーものの流行りもありましたね。『十二国記』と『ふしぎ遊戯』は原作からして異世界行きですし、十二国記は2002年にNHKでアニメ化されてます。しかし、この辺の二次創作で特別人気のあったオリ主はちょっと思いつかない。

あんまり関係ない話だと思うけど、ゼロの使い魔のヤマグチノボルも、リリカルなのはの都築真紀も、Fateの奈須きのこも、主人公視点のマルチエンディングでゲームシナリオ書いてた人なんだよね。勿論、時代的にノンプロでライターが腕を磨く場として、エロゲってのが主流だったのはあるんだろうけども。
彼らの作品作りの癖として、登場人物の行動自由度が高くなってるんじゃないかな?そうなるとオリジナル展開を想像し易い原作だと言えるのではないかな、とは思う。他にも色々ありそうだし、オリ主が登場し易い原作と、登場し難い原作の相違点とか調べてほしいなー、と勝手な要望を投げてみる。


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「コナン」カテが消えたのは2005年にコナン土下座事件が起きたからではないでしょうか。
小学館から著作権侵害の内容証明が届き、土下座謝罪賠償をし、同人活動を停止することでようやく和解した同人作家がいたのです。
今でこそ公式も同人歓迎ムードですが、その事件以降長い間、小学館は二次創作界隈から恐れられていました。

なぜ夢小説で転移オリ主のジャンル化が早かったかについてですが、夢小説界隈の異世界トリップブームに最も影響したのは「遙かなる時空の中で」であったと私も思います。
ですがそもそも「遙かなる時空の中で」というゲーム自体、タイムスリップ・異世界転移系の作品が女性達の間で既に流行っていたからこそ生まれた作品では。

王家の紋章(1977-)、彼方から(1991-2002)、十二国記(1992-)、ふしぎ遊戯(1992-1996)、魔法騎士レイアース(1993-1995)、天は赤い河のほとり(1995-2002)、犬夜叉(1996-2008)、夢幻伝説タカマガハラ(1997-1999)、ファンタスティックフォーチュン(1998)、今日からマ王!(2000年-)など、
タイムスリップや異世界転移系で女性人気の高い作品は多くありました。とくに普通の女の子が異世界転移した先で戦いに巻き込まれ恋に落ちるという展開の少女漫画。

男性向け二次より夢小説で転移オリ主のジャンル化が早かったのは、界隈の黎明期に男性よりも女性の間で異世界転移が流行っていたことが影響しているのではないでしょうか。


(編集:2023年04月08日(土) 00:33) 報告 投稿一覧 Good:0

雑談になっているのでそろそろやめるべき。
男性向け二次創作におけるオリキャラのなかでは特定作品が有名になったのではなく、当時のR18系ゲーム会社のHPにあったSS掲示板、当時はショートストーリーという呼び方でしたが、そこに投稿されていた作品群が火付け役のはずです。
今だと、りーふ図書館というところである程度見る事ができます。


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上の誰かも書いてあったけど、ときめきメモリアル(初代)の主人公の成り代わり(?)夢小説か二次創作で、主人(ヌシビト)公(コウ)というのが、実質的オリ主かな、と思いました。
確かに、転生オリ主というのは、組紐日記あたりから、なのかもしれません。


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夢小説まわりで面白い記事を見つけました。
「ドリーム小説の歴史とかいろいろ」
https://togetter.com/li/591981
年代と流行ジャンルがこれで追えるかと。


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とらいあんぐるハートは、各主人公(3の恭也が9割で 1割 真一郎 耕助は 短編ではたまに見かけるけど長編だと 片手の指で数えられるくらい)モノが多かったですが、

リリカルなのはの二次創作はオリ主系が多かった印象がありますね。(投稿サイトでも個人サイトでも)

後はやっぱり夢小説系で全体的に オリ主が増え始めたのかな~という印象はありますね。
  


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たくさんのコメントありがとうございます。

今日はすき焼きさん
『エヴァ』『ナデシコ』二次の「逆行」や『Kanon』二次の「アナザーワールド」や『ひぐらしの鳴く頃に』(2002-06年)のように、男性向けでも(原作にその要素がなくとも二次創作で流行するほど)「タイムスリップ」「異世界転移」の需要は高かったと思います。一方で、ゼロ年代前半の男性向け「異世界転移」コンテンツで『ゼロ魔』(06年アニメ化)ほどの供給はありませんでした。

2002年:『遙かなる時空の中で』夢二次の増加(というよりは夢小説全体の増加)
→2004年:トリップ夢主の流行
2006年:『ゼロの使い魔』二次の増加
→2008年:転生オリ主の流行

このまとめは果たして妥当でしょうか?
08年のArcadiaに比べたら規模もかなり小さかっただろう04年の夢小説でトリップ夢が流行ったことについて、次のようにも考えられます:夢小説の根源にあった「名前変換」機能は「現実から作品(二次創作)に影響を及ぼす/潜り込む」機能であり、その点で「現実から作品(原作)に飛び込む」トリップ二次との親和性が高かったのかもしれません。


フロロー判事さん
たしかに各種証言・資料・サイト・原作・二次創作は出尽くした感もありますね。ただまだ新規情報をお持ちの方がいらっしゃるかもしれないので、土日を待ってから捜索を閉じたいと思います。

皆さんこれまでご協力ありがとうございました。もう少しだけ続くので、話が逸れ過ぎない範囲で思いついたら情報提供をお願いします。


・追加資料
夢を夢見る:文化としての夢創作と記録(レファレンス集)
https://note.com/7mi___n/n/nc5bab4d5cdee
女性向けオタク文化について考える~夢小説編~(歴史の概観)
https://blog.yume-saku.site/otomeculture-dream/


2023年04月07日(金) 23:48 (編集:2023年04月10日(月) 18:48) 報告 投稿一覧 Good:0

以下の考えは独断と偏見と偏見に基づくものです。
物語の楽しみ方として読者が作中の登場人物、特に主人公に感情移入するというのはごく一般的で普遍的なものだと思います。
オリキャラ主人公(以下オリ主)を読者の自己投影ということで語りたいと思います。

初期の二次創作で作品数が多かった多かった原作としてアニメのEVAとナデシコとリリカルなのは、美少女ゲーム原作としてToHeartやKANON、漫画でネギまをあげます。
EVAやナデシコというかガンダム以降のロボットものとして主人公が視聴者層が共感を感じやすい年代が主人公でこれらの二次創作の場合は原作主人公を排除せずに原作主人公を魔改造したりして今でいうチート的な能力を与えて魔改造させて活躍するという形で読者の自己投影欲求にこたえていきました。

ToHeartやKANONというか美少女ゲームというジャンルは基本的に自由に名前を変えられる主人公の一人称というぶっちゃけ夢小説と同じシステムで出来ていますので主人公≒読者でユーザーは強く主人公に自己投影して遊びます、だからここでオリキャラを出して原作ヒロインたちと恋愛関係を結ばれるとむしろNTRみたいになってしまって受け入れがたかったと思います。
またKANONや月姫のような本編開始前からヒロインと主人公が強い関係を持つお話の場合は原作主人公を排除すると物語が成り立ちにくいということもあります。

2003年開始(物語が進んで二次創作が作りやすくなったのは2004年以降)のネギま!ですが原作主人公のネギ・スプリングフィールドは年齢や幼くして教師になれるインテリエリートという設定や優等生的な性格で人気はあっても二次創作として特別なエリートでもない読者がそのまま自己投影できるようなキャラクターではありませんでした、そういったことから読者の視点となるオリキャラやクロスオーバーキャラが必要とされてそれらが主な主人公役となりました。
続く。


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続き
ネギま!のオリキャラ主人公ものの特色として原作の主人公が幼く未熟でオリ主がそのサポートをすることによってヒロインたち以上に原作主人公がオリ主を賛美しその行動を肯定するということになってオリ主に自己投影している読者たちにとって非常に都合のいい展開になりました、また恋愛面でも原作主人公が幼く原作本編開始前にはヒロインたちと接点がなかったことも変なNTR展開とならないので問題にはなりませんでした。
"読者層と同じ10代から20代ぐらいの男性"が小さな男の子を助けながらかわいい女の子たちと遊んで悪いやつをやっつける、単純化するとこういうごっこ遊びもしくは夢小説的な楽しさがネギま!二次にはあったと思います。
ただの推測ですがこれが二次創作におけるオリ主もののターニングポイントだったのではないでしょうか。

異世界転移に関しては2005年のArcadiaに「腕白関白」や「提督たちの憂鬱」、というか現代知識チートの原点(だと思う)があるのですが長くなったのでそれは明日書きます。


(編集:2023年04月08日(土) 22:17) 報告 投稿一覧 Good:0

とりあえず「オリ 転生」「オリキャラ 憑依」をメインで捜索、挙がってないものとして、

 WhiteWind「アナザーSEED~ビジター」は2003年12月時点で転生という語を使用、かつオリキャラもの。
ただその後ナデシコ系サイトやガンダム二次等、波及的な影響は見られない。
 Arcadiaではオリキャラに憑依として「オレが御曹司!?」(2005年10月)があるが、早期にエター。
「炎の代行者」(2006年03月~)は転生という語を多用、かつトラック転生で神様転生的描写。
「マブラヴALTERNATIVE~立ち上がれ 気高く舞え 天命を受けた戦士よ ~」(2006年03月~)は、語の使用はないものの赤ん坊に生まれ変わる描写あり。
ナルト「雲が如く」(2006年03月~)はオリキャラに憑依。
HxH「微妙に憂鬱な日々」(2006年05月~)は転生及びトリップの語を使用。
 投稿図書はワード検索可能であり、「万年剣風令嬢」(2006年07月~)で転生という語を多用。
ただ「我が道を往く」「火の鬼」のように古い例はあるものの、作品数としてはそこまで多くはない。
 風牙亭は作品のジャンル説明として「オリキャラ憑依」「現実憑依」及び「オリキャラ転生」「現実転生」を記載。
作品数としては前者が3作、後者が5作と多いとは言い難いものの、2008年05月にサイトの閉鎖告知を行っており、Arcadia移住における中心的集団と考えられる。
 Night Talkerやなのは系個人サイト向け捜索では、2007年後半頃からレスが増加傾向。
 オリキャラ主人公からは外れるものの、「転生日記」(2005年03月)や「真・横島転生」(2006年末頃~)などは、クロスオーバー手段として転生という語を用いており、この手法の普及に影響した可能性がある。

色々調べてはみましたが個人的な見解としては、
・夢小説影響説は興味深くはあれ、その範囲はナルトやハンタ等に局限されるものであり、男性向け二次の主要な集団とは断絶が大きいように感じられる
・2006年頃から色々と例は見られるものの、少なくとも何か革命的で絶対的なインフルエンサーがあって、そこから波及したというようなモデルは適切ではない
・原作単位の先駆者であれば設定できるにせよ、流行と呼ぶに至るには、2008年Arcadiaで起きた急激な人口集中とそこでの共有を待つ必要がある
って感じですかね。


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創作のブームメントの重要なポイントは「象徴的な作品の存在」ではなく「自分でも作り方を理解できる」事です。また何らかの始まりの作品から爆発的に広がるのではなく、最初の一人が要素を発明(再発見)し取り込み、それを他の数人が真似て、それを他の数十人が取り込みブラッシュアップし、その数やクォリティが一定のラインになると多くの人の目に触れて爆発的に広がる…という流れを持ってます。
ザマァとか追放ものも大体同じような流れです。

流行った転生オリ主の特徴は「主人公が転生(転移)して物語に介入する」というよりは「転生・召喚で一般人の延長である主人公にチートが付与できる」にあると個人的に思います。
このギミックは主人公特性を「血筋」や「努力」「才能」「人間性」といった主人公の過去に由来する旧来の創作と比べて非常に作りやすく、二次創作に作者の妄想を追加するには非常に都合が良いです。またチートを与える存在によって、明らかな異物感を多少緩和することにも寄与しますし、無理に原作主人公にマウント取らなくても良いです。
さらに構想時はキャラクターではなくチートが主体になるので「〇〇のストーリーを変えたい、救済したい」という創作から「僕の考えた最強のオリ主を活躍させたい」に変わるので、これまた作るのがやりやすくなります(面白いかは別として)

これ自体は1980年代には既にあったギミックではあるのですが、このギミックと相性の良い原作(ゼロ魔、東方、その他ユニークアビリティを持つ作品)の登場したこと、大規模な小説サイトなどギミックを採用した作品を大量に目にすることが可能になった事によって爆発的に増加したんじゃないかなと思われます。


(編集:2023年04月09日(日) 16:13) 報告 投稿一覧 Good:0

2005年4月から連載開始した「遠い国から」は割と序盤で更新停止して知名度が低いもののネット小説における現代知識チートのものの最初期の重要な作品だと思います。
現代知識チートはそれ以前の異世界転移物で巨大ロボットや魔法を使えるようになるのとは大きな違いがあって、現実に生きる読者たちがすでに持っていたり簡単に手に入るものです。
主人公は"現代の""日本人の""オタク"で序盤で魔法を手に覚えますがそれをほとんど無用のものとして現代日本で手に入れたミリオタ知識で活躍して国家の重鎮に評価され、オタク的な欲求でメイドエルフハーレムも手に入れます、しかもメイドハーレムは現地の少年から憧れの目ですら見られます。

まとめると現実では手に入らない異世界の特別なチートではなく読者と同じ現代のオタクが自らのオタク要素で活躍してオタク要素を物語の中の人物に高く評価される、そういった話です。
この路線がオタクサークルもの架空戦記「提督たちの憂鬱」などに受け継がられていったものだと思います。
また直接的ではないもののこういった自分のオタク的要素を肯定的に受け入れたキャラクターというのは「紐糸日記」などにも受け継がれていったのではないでしょうか。
この作品単独で語られるようなものではないものの特別なヒーローではなく、読者と同じ要素を持つ主人公が活躍して評価される物語。
オリキャラ主人公によく求められるものです。


(編集:2023年04月09日(日) 22:05) 報告 投稿一覧 Good:0

冬だるまさん
『IS』など後続のハーレムものにも見られる「原作主人公をアンチ・ヘイトするオリ主」が『ネギま』で初めて登場し、オリ主の普及そのものに影響した、という考察は説得的だと思います。

路徳さん
数量データ・具体的作品を詳細に調べていただきありがとうございます。2006年から作品が散見され、しかし決して王道にはならなかった様子が伺えます。

つばきんさん
今回得られた結論の一つは、「流れを変えた作品」という想定がやはり偽史的だった、しかも当初想定していたよりも偽史的だった、ということになりそうです。
転生オリ主のどこが重心になるかは諸説ありそうですね。なろうの「異世界転生」と重なる部分も重ならない部分もありますし、既存の文献を踏まえながら研究が必要でしょう。


多数の方のご協力によって転生オリ主の形成過程について多くの知見が得られました。ここまでありがとうございました。


2023年04月10日(月) 18:44 報告 投稿一覧 Good:0