「それでも――――“勝つ”のは私だ」

滅びゆく祖国の救済を。
愛すべき民らの平穏を。
ただ、明日へと贈る幸福を。

そう願い、やがて少女は王となった。
掲げるは剣。抱くは理想。戴く王冠に誇りを添えて。
愚王を斬り、邪竜を討ち、人中至高の英雄となった黄金の剣士は進軍する。
鋼の祈りを決意と変えて、全ての人を救わんと。

ああ、輝けるかな騎士の王。
あまりにも強すぎた彼の者により、その宿願は果たされるのだ――――汎人類史すらを蹂躙して。


……そんな感じで、覚悟完了系のヤベー王様と組んでクリプターやらなきゃいけなくなった可哀想な魔術師のお話。