見えずの(そら)に沈まずの(そこ) 冥府の神が、そこに居た。
 知らずの自由に既知の束縛 生ける人間(ひと)が、そこに居る。

 少年の始点は冥府(しゅうてん)の女神。願ったものは――自由だった。
 未知を知るため、未来を知るため、明日を見たいがために、少年は歩む。
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