都内某所のカフェ『シェリー』のマスターである財部庵廿郎(35)は、その料理の腕を、弦巻こころに気に入られる。彼は料理を作ることでしか、自分を保ってはいられなかった。

とある愛を知らない料理人と、哀を知らない少女の『成長』の話。どこかで見た事のあるような甘ったるい恋が、2人をつなぐ。

いま、1000のバイオリンが響く。
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