東洋からある噂が出た。龍が現れた…と。

島一個よりもデカく、口から火を吐き、雷を落とし、海を荒れさせ、竜巻を呼び、大地を揺るがす龍が。

そして、そんな龍を倒した英雄がいる。曰く、白い髪に赤い瞳のまるで兎のような少年が、島一つが消える戦いを龍と繰り広げたと言う。

そんな少年の所在は誰も知らない…いや、知っていても誰も話そうとはしなかった。

そんな中、1人の少年がオラリオにて英雄を目指していた。

これは、大切なものを無くし、もう2度と失わないと決めた少年の英雄譚