「識別情報、所属コード、艦艇認証……すべてピースギアと一致しています」
世界線境界領域の調査に向かった、超銀河平和維持機構ピースギア・第一調停艦隊。
そこで彼らが遭遇したのは、自分たちと同じ名と紋章を掲げる、もう一つのピースギアだった。
建造計画が中止されたはずの戦艦。攻撃能力を極限まで高めた巡洋艦。そして、未知の後継艦。
さらに、その艦隊を率いていたのは、こちらでは技術主任を務める最上イズモ本人だった。
彼らもまた、幾多の文明を守り、数え切れない戦争を終結させてきた平和維持組織。
しかし、双方が歩んできた歴史は大きく異なっていた。
一方は、殺傷を最後まで回避するために技術を発展させた。
もう一方は、より多くの命を守るために、必要な殺傷を受け入れ、軍事力を発展させた。
どちらも平和を望んでいる。
どちらも自分たちの選択に責任を持っている。
そして、どちらも相手の歴史を否定できない。
一隻の遭難船をきっかけに協力を始めた二つの艦隊は、やがて互いの譲れない原則に直面する。
同じ名を持つ者たちは、異なる平和のために銃口を向け合うのか。
これは、無数に存在する並行世界の中で、異なる道を選んだ二つのピースギアが出会う物語。
勝利ではなく、戦争の終わらせ方が問われる、もう一つのピースギアの記録。
世界線境界領域の調査に向かった、超銀河平和維持機構ピースギア・第一調停艦隊。
そこで彼らが遭遇したのは、自分たちと同じ名と紋章を掲げる、もう一つのピースギアだった。
建造計画が中止されたはずの戦艦。攻撃能力を極限まで高めた巡洋艦。そして、未知の後継艦。
さらに、その艦隊を率いていたのは、こちらでは技術主任を務める最上イズモ本人だった。
彼らもまた、幾多の文明を守り、数え切れない戦争を終結させてきた平和維持組織。
しかし、双方が歩んできた歴史は大きく異なっていた。
一方は、殺傷を最後まで回避するために技術を発展させた。
もう一方は、より多くの命を守るために、必要な殺傷を受け入れ、軍事力を発展させた。
どちらも平和を望んでいる。
どちらも自分たちの選択に責任を持っている。
そして、どちらも相手の歴史を否定できない。
一隻の遭難船をきっかけに協力を始めた二つの艦隊は、やがて互いの譲れない原則に直面する。
同じ名を持つ者たちは、異なる平和のために銃口を向け合うのか。
これは、無数に存在する並行世界の中で、異なる道を選んだ二つのピースギアが出会う物語。
勝利ではなく、戦争の終わらせ方が問われる、もう一つのピースギアの記録。