ある日、現代日本の首都に突如として現れた巨大な《塔》。

塔の出現と同時に、人類は《ジョブ》という未知の力を手に入れ、世界は冒険者たちが活躍する新たな時代へと突入した。

そんな世界で、東雲優は一つの夢を抱いていた。

――最強の魔法使いになりたい。

しかし、現実は甘くなかった。

魔法使いは不遇職とされ、優が思い描いていた理想とは程遠いものだった。

それでも優は諦めなかった。

剣士、武闘家、狙撃手、鍛冶師、そして魔法使い。

あらゆるジョブを経験し、そのすべてを極めた彼は、やがて世界最高峰の冒険者《十傑》に名を連ねる。

そして、数々の経験と知識の果てに、優は世界の常識を覆す唯一無二のジョブへと辿り着いた。

その名は――《クリエマギア》。

既存の魔法を使うのではない。

存在しない魔法を、自らの手で創り出す。

それは、魔法の可能性そのものを書き換える力だった。

そんなある日、塔の攻略中に優は一人の少女を救う。

彼女の名は、七瀬のあ。

人気配信者でありながら、冒険者としても活動する少女。

優は彼女の中に、誰も気づかなかった魔法使いとしての才能を見いだす。

「お前、魔法使いになってみないか?」

その一言から、二人の運命は大きく動き始める。

やがて師弟となった二人は、塔に隠された謎、失われた古代魔法、そして世界の根幹に関わる秘密へと足を踏み入れていく。

これは、すべてのジョブを極めた一人の魔導士と、その力を受け継ぐ少女が紡ぐ物語。

――常識を超えろ。限界を創り変えろ。

万職を極めた創造魔導士の冒険が、今、幕を開ける。