子供の頃にテレビで見たマジックショー。一目見た時からの憧れだった。

成長しマジシャンとなる夢をなんとか叶えた少年、舞台は小さな講演の余興などに呼ばれるだけ。華の無い、地味な魔術。あの日見た物とは比べることすらおこがましいものだった。それでも喜んでくれる人は居て、それだけで心は満ち足りていた。

人を欺き、歓ばせ、魅了することへの熱意は誰にも負けない、と少年は思う。



そんな彼は何の因果か、突然自分の住む世界とは違う何処かへ迷い込む。右も左も分からない彼に闇夜が牙を剥き、月の光が行く手を照らす。


ここは忘れ去られ、幻想となった物の集う場所。それらと同じ様にこのまま幻想に呑まれるか。それとも、こちらの世界の幻どもへ派手なんかじゃない、目立った華がある訳でも無い、それでも今まで磨いてきた自分なりの凡骨な幻想を‘’魅せ‘’つけてやるか。



頭にはシルクハット、そしてテールコートを纏った見習い手品師の行き当たりばったり珍道中。





この小説は著~上海アリス幻楽団~「東方project」の二次創作作品です。これらを踏まえてから読んで頂くようにお願いします。
この作者、原作プレイ済と宣っておりますが、イージーモードの⑨の最初のスペルカードすら出ない所でコンテニュー画面が出る位の腕です。にわかと言っても過言ではございません。
ところどころ「ここ、変じゃね?」など思うところがあれば直ぐにご指摘してくださって結構です。
誤字脱字の修正や評価など、バンバンお待ちしております。
更新が気まぐれなため、遅れがちになるときもございますが、ご容赦願います。
あらすじガン無視かも知れませんが、目を瞑ってやってください。(汗)
筆者なりの解釈で物語を進めていくことがあるかもしれません、ご容赦ください。


前置きが長くなりましたが、手品師の魅せる魔術をごゆっくりとお楽しみください。


2017/12/17
第6話に描写を追加



↑の様に誤字脱字などの修正の他、色々話や描写を追加する場合がありますので、ご了承ください。その都度メッセージの方も更新していきますのでよろしくお願いします。







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