追手内洋一は日本一ついてない高校生である。


母親の勘違いでボットン便所に産み落とされ、
一歳の頃、八百屋で転んだ表紙に髪の毛と売り物の玉ねぎが一体化してしまうと
いう、ある意味幸運というべき現象に見舞われ、そのために日々玉ねぎの臭いに
日々悩まされ、朝にシャンプーをすることが日課となってしまった。
もはやその不運っぷりは悪魔に愛されているのではないかというレヴェルだ。



その不幸ゆえに、
彼の人生は、ある日。唐突に。その幕を閉じた――



かに思われた。


生きることを諦めかけていた洋一の目の前に現れたのは、


ラッキーマン」と名乗る謎のヒーロー。


彼のお陰で幸か不幸か再びこの世に舞い戻った洋一は、そのヒーローの代わりを務めることになった。



これはそんな日本一ツイてない中学生――否、日本一ツイてない高校生と、一人の少女の…世にも不思議な物語だ。
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