伯爵令嬢アシュリーは、結婚間近の幸せ絶頂であったある日、悪女ヴィタリスの罠にハメられ、リカルド王子から婚約破棄を言い渡されてしまう。

ショックで倒れた彼女の身には、さらに毒殺をたくらむ魔の手が……。
身動きできずに寝たふりを続けていると、彼女の枕元に、先ほど婚約破棄を言い渡した王子が現れる。

助かったーと思いきや、二人きりになった王子は、あろうことか寝込みの彼女のくちびるを……!?

「ちょっとリカルド様? それはあんまりではありませんか!?
 って、アレ? 何か様子がおかしいわ。
 見下ろしたベッドで寝ているのは……この見目麗しい女性は、わたしぃ!?
 ……わたし、リカルド様のお姿になってるー!!??」


これは『鏡の悪魔』に掛けられた不条理な呪いの力を、したたかに利用し、逆境を跳ね返して真実の愛にたどりつく(ついでに王国を巨大な陰謀から救ってしまう)、王宮ドタバタラブコメ劇です。

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