格闘ゲーム『メルトライン・ファンタズム』の全国大会地区予選に参加するため電車を待っていた男子高校生・増糸瑞希は、ホームから転落させられて列車に轢かれてしまう。

気が付いたら異世界貴族の少女に転生していたのだが、どうにも様子が──数字や細長い長方形とか矢印が視界にちらついていていて──おかしい。

そして瑞希は悟ってしまう。

自分は「主人公ではない」のだと。

しかし運命は加速し始めている。定められた未来へと向かうために。ならば運命に抗おう。
少年はその日、少女として決意した。
運命を物理的にボコるぐらい強くなるしかないと。
だから彼女は顕現した運命の場所へと向かう。
「初っ端からラスボスを倒せば運命変わるんじゃありませんの?」的なノリで。

これは運命に抗う少女の軌跡であり、群像劇であり、脳筋じゃないと否定する脳筋令嬢が安易にジャンプしてきた奴を対空技で叩き落とすのを夢見る物語である。

※R-15は保険です。
※矢印によるコマンド技の表記がありますので、どちらかと言うと横書きの方が読みやすいです。
 
 

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