剣も魔術も、ありとあらゆる才能に見放された男は“レグルス”を名乗り、新たに“寝取り屋”を始めることにした。

レグルス曰く“対象がどのような人間だろうと手籠めにし、どのような対象からでも奪い取る”という。

ある日レグルスに寄せられた依頼は、神の代弁者たる神託の巫女――“聖女”を寝取れというものだった。
国の象徴であり、民衆の支持も厚い聖女が対象と知り、少なからず動揺するレグルス。

誰から奪うのだと問うレグルスに、依頼者は答えた。

神に操を捧げるのが聖女だ、と。
であるなら当然“神から奪え”と。

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