クリア・ノートとの闘いの後、最後の決着までは少しばかりの時間があった。
より強くなるために、より確かに王への道を掴むために。
そして何より、パートナーとの思い出の為。
高嶺清麿とガッシュ・ベルはその時の中である光景を目にする。
偶然訪れたレース場、そこでは全力を以て走るウマ娘とそのトレーナー。
勝利で喜びを全身で顕わにする二人は勿論、全力を尽くすレースにその最中の応援、負けてしまった二人も。
そのどれもがかつての日々に似ていて、懐かしくも羨ましくもあり何より美しいと思えた。

そうして高嶺清麿は全てを終えてから選ぶ、トレーナーとしての道を。

これは高嶺清麿がトレーナーとして初めて担当したウマ娘と「その後」の話。


※それぞれの話は独立した世界線の為どういう順番で読まれても問題ありません。

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