かつて、男はどこにでもいるような凡人だった。

その男は、世界の残酷さに耐えられずに自らの手で命を終わらした。

そして、男は再び目を覚ました。前世の記憶を保持した状態で。

それは誰もが憧れるシチュエーションだろう。 

だが、男に待っていたのは、羨望ある人生ではなく、果てしない地獄であった。

男は絶望した、この世界に。
男は嫌悪した、他者に期待する自己に。

男が願うのはただ一つ、それは『楽しい人生』。

これは、そんな男が魅せる人生譚。


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