勇者ヒンメルの死から28年。魔王が倒され、魔法が「解明された技術」となった時代。北側諸国の辺境に、異世界の体系化された魔力――「呪文」を操る青年、カイルが転生した。
この世界の魔法は「イメージと計算」を基盤とするが、カイルの力は、名を呼ぶだけで現象を確定させる「奇跡」の体系。彼はその異質な力を隠しながら、気ままな一人旅を続けていた。

完結しました。