トウリ・ロウとシルフ・ノーヴァ

戦争によって引き裂かれた二つの国。

その戦場で出会ったのは、敵国の少女たちだった。

一人は、戦場で人を救う衛生兵。

もう一人は、わずか15歳で戦争の行方を左右する軍事的天才。

互いにとって相手は、仲間を奪った「敵」であり、戦場で何度も命を奪い合った「怪物」だった。

しかし、ある戦いを境に二人は同じ軍に属し、同じ戦場を生きることになる。

憎しみながら、信頼する。
恐れながら、頼る。
殺したいほど憎い相手に、誰よりも自分を理解されてしまう。

戦争が激化するにつれ、二人は軍人として、そして「怪物」として、より大きな役割を背負わされていく。

これは、戦争を終わらせる英雄たちの物語ではない。

戦争の中で怪物になった二人の少女が、それでも互いを人間として見つめ続ける物語である。



主人公トウリと宿敵シルフの関係に着目した物語です。具体的には、もしも「トウリとシルフが袂を分かつことがなかったら」というifストーリーです。

原作6章114話からの分岐となります。
状況としては、サバト政府軍と労働者議会との戦闘が泥沼化する中、オースティンと労働者議会との同盟が公表された後です。
トウリの監獄生活から始まって、それ以降はオリジナル展開です。



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