もこっちの楽しい日常
作者:ニックワンワン

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gsころりん  2020年10月21日(水) 14:22 (Good:0Bad:0) 70話 報告

最新話を改めて読ませて頂きました。やはり、面白い。


それと、ふと思ったのですが、こちらの小説のもこっちは、2年生前半の時期、よく虐められませんでしたね。

(72行省略されています)

返信:ニックワンワン 2020年10月24日(土) 00:51

お返事が遅くなってしまいました(汗)
gsころりんさん、改めて読み返していただけたのことで、ありがとうございます!
智子が不思議といじめに遭わないというのは、そもそも原作初期のぼっち時代の智子にも似たことが言えると思いますし、実際、そうした点を指摘する声も私はこれまでにネット上で幾度か見かけてきました。
ですが私はこれがわたモテという作品が明確に打ち出している方向性であると感じています。よって今回お読み頂いた作品においても、前述の方向性にならう形で私はいじめの存在を(少なくとも智子自身とその周辺においては)考慮しないように書かせて頂いた次第です。

余談ながら以前お読み頂いた「黒木姉弟シュプールへ行く」においても、実はある要素に対して先述したような作劇上の縛りを設けさせて頂いてるんですが、それは「猫」の扱いについてです。
単行本派のかたはご存知のように、原作者の片割れである作画先生は猫好きであられるのですが、それもあってか、わたモテという作品においては「猫」という存在が、ある種の特別な存在として度々登場していているように私は感じています。谷川ニコ先生の作品の中において、猫は決して無碍に扱われるようなことはありません。登場するだけでどこか場面を和ませるような、そういう不思議な神秘性がわたモテの猫たちにはそなわっていると、私はそう感じられてなりません。
で、「シュプールへ行く」に登場した黒猫のジェニーについてなんですが、犯人は人間に対しては容赦がない一方、猫に対しては妙に手荒な真似を避けるという、そうした二面性をもたせてあります。これは一応の説明としては、「無駄なことは一切しないし、自分にとっての障害にならなければ無益な殺生もしない」というクレバーな主義心情を持っているからなんですが、それはそれとして、猫好きな谷川先生の作品とクロスオーバーするにあたって、ジェニーにはある種の加護が宿るようになり、人間から好意を持たれ、暴力からは守られ、人間同士の争い事から遠ざけられるようになったという感じでもあります。
犯人が口八丁で白々しくシュプールのことを褒めるとき、「かわいい猫もいる」とぽろりと口にしましたが、あれもこうした猫ルールの支配下にある犯人の本音というふうに考えています。
香山さんがジェニーをよくかわいがっていたのも、やはりこうした法則が働いたからで、クロス先のかまいたちの夜では本来ジェニーの出番というのはかなり限られていて、後半はもはや存在が忘れらたような扱いになるんですが、この辺りを改変させて頂いて、なるべくジェニーの描写を増やして最後まで影が薄くならないようにさせて頂いた次第です。
わたモテにおいて猫は正義なので、ジェニーが無碍に扱われることがないようにしたいという、そういう明確な方針を密かに打ち立てて執筆させて頂いたというお話でした。

また、感想スタイルについてもお気遣いくださってありがとうございます。
作品を様々な視点から読み解き、色々と考えを巡らすという、これはもう読み手の特権とも言うべき大切なものですし、作品を受け取って頂いた時点で、読み手の心の中に取り入れられた(あくまで形而上的な意味としての)作品はすでに作者の手を離れて読み手のものとなっている訳ですから、お心の中で煮るなり焼くなり自由に扱って頂くぶんにまったく構いません。

以上となります。乱筆乱文、失礼しました。


gsころりん  2020年09月29日(火) 02:21 (Good:0Bad:0) 70話 報告

最新話を読ませて頂きました。


もこっちとこちらの小説の今江先輩、二人の絆が素晴らしいと思いました。

(71行省略されています)

返信:ニックワンワン 2020年09月30日(水) 00:22

gsころりんさん、早速お読みくださり、そして沢山の厚い感想までお送りくださってありがとうございます!
今江さんと智子の絆をテーマにしたお話でしたので、そこに注目してくださって嬉しいです。
なぜ今江さんは智子のことをあそこまで気にかけていたのか。これ、原作に対しても同じことが言えると思うんですが、彼女はわたモテという漫画の読者の代理人としての役割を担うキャラだったのではないかと思います。
連載初期の頃の智子は学校で誰にも気づいてもらえないでいましたが、一方で読者である私達は第1話からずっと智子の行動を学校生活は勿論、プライベートの生活ぶりまでつぶさに見てきたわけです。
しかし私達は三次元の世界の住人ですから、紙の中の世界に住む智子にはなにもしてあげられない。できることは、ただ智子の生きざまに注目し続けるだけ。
智子が学校の中でひたすら孤独を募らせ、ひねくれ、ストレスを溜め続けていっても、なにもしてあげられない。
智子に声をかけてあげることも、慰めてあげることも、寄り添ってあげることもできないという歯がゆい状況は、それはそれはもどかしいものでした。
ですがあの文化祭に至り、はじめて智子のことを学校の中で積極的にかまってくれる人が現れた訳です。それこそが今江先輩ですね。
gsころりんさんはわたモテのアニメ版のほうもご覧になられましたでしょうか?先輩はアニメ版最終回のラストにて、智子のことを「いつも一生懸命で、なぜか目が離せない子」と評していました。
これは考えてみると不思議なことです。なぜ先輩はあの時点で数えるほどの交流しかない智子に対して、そこまで興味をもつことができるのか。
そもそもあの頃の智子の、おのが学生生活を充実させんとするための空回り気味でありつつもひたむきであった努力の数々は、そのいずれもが先輩の目の届かない所でおこなわれていたはずです。
私はこの矛盾にこそ答えがあるように思うんですよね。
あのアニメは実によく原作を理解して作られていると感心することしきりの出来栄えなんですが、これは制作スタッフの皆様が、原作者である谷川ニコ先生と綿密に打ち合わせを重ねていったゆえの成果なのではないかと想像しています。
だからこそアニメ版最終回の先輩のあの言葉は、単なる「原作にないオリジナル要素」という枠組みを超えた、重要なセリフであったと受け取っています。
智子がいつも一生懸命であることを誰よりもよく知っているのは誰でしょうか?そしてまた、目が離せないと常々感じていて、実際にその生きざまをつぶさに注目してきたのは誰でしょうか?
そうなんです、私達読者こそがその「誰か」なんですよね。
今江先輩は読者の代弁者であり、智子に寄り添ってあげたいという読者の思いを背負った代理人でもあると、私はこう解釈している訳です。
だからgsころりんさんのご指摘なさった通り、今江先輩は智子のことを特別扱いしているし、智子を特別扱いするという役割を持たされて誕生したキャラなのではないかと思っています。
「いつも一生懸命で、なぜか目が離せない子」という先輩からの智子評をかたわらで聞かされたモブ友人は、その発言に首をひねっていました。この友人さんは先輩の気持ちにまったく同意できなかったのです。
これは智子のことをロクに知らない彼女からすればまったく当然の反応なんですが、だからこそ今江先輩の智子に対する意識の向け方の、ある種の異様さが際立っていると思います。
こうしたことを今の原作わたモテの文脈にのっとって強引に言い表すなら、あの時点で先輩は智子に「蠱惑」されてしまったと言えなくもないです。
といって、今の智子を取り巻く友人たちのように非常に近い距離でべったりな訳でもありません。先輩はいつも智子と一定の距離を保って、そこから智子に様々なものを与えるという立ち位置を最後まで崩しませんでした。
雨の日に吉田さん・智子・今江さんの三人でコンビニまでいったお話を思い出して頂きたいのですが、あのときも先輩は、智子が戻ってくるのを待たずに先に帰ってしまいました。
あのとき先輩は「あなたがいるからもういいかな」と、吉田さんにあとを託して姿を消したのですが、私はあれこそが、今江先輩というキャラクターが読者の代理人であることを示す描写であったと思えてなりません。
読者と智子とのあいだには、結局のところ現実とフィクションという、果てしない隔たりがあるわけです。だからこそ、読者は智子と一定の距離を保つことを余儀なくされる。
それは読者の代理人である先輩も例外ではなかったからこそ、智子と一定以上に接近することはできず、智子のほうも変に遠慮が働いて自分から先輩に接近していくこともできなかったのだと思います。
ふたりともお互いのことを好いているはずなのに、それでも目に見えない反発する磁力の如き隔たりがずっと両者の接近を阻んでいました。
その隔たりがほんのいっとき消え去った瞬間こそが、あの卒業式イベントでした。あのときばかりは今江先輩がそれまでの役割から解放され、最後の最後に、かつてないほど智子へ身も心も接近することができた。今度は身元を隠した着ぐるみごしではない、ありのままの先輩の姿で智子を抱きしめることができた。
こうしたことは当時あのエピソードを読んだ私にとって、大きなカタルシスを感じさせるものでしたね。本当に素晴らしいエピソードでした。

で、話は『智子の戦車道』における今江さんと智子の関係に繋がっていくのですが、私は本作品における今江さんを、前述したような読者の代理人という役割を更に先鋭化させた人物としてえがかせて頂いたつもりです。
これは二次創作だからこそできることで、書き手の願望をダイレクトに反映させる形で原作に改変を加えさせて頂くという、言ってみればごく個人的な試みでもあります。そうしたものをこうしてネットに投稿して皆さんとも共有させて頂いている訳ですから、なんともお恥ずかしい限りなのですが、gsころりんさんのように読んでくださった方々が少しでも楽しんで頂けたらと願わずにはいられません。

長々と書き散らしてしまいましたが、お返事は以上となります。ありがとうございました。


gsころりん  2020年07月22日(水) 21:23 (Good:0Bad:0) 69話 報告

またもや、昔の作品のあとがきを書いて頂けるとは、思ってもみませんでした。

ご自身で描いた二次創作に対する、作者様の誠意が感じられるようでした。

まさか、これほどまでに、ご自身の二次創作を愛している作者様が存在しているとは。
(71行省略されています)

返信:ニックワンワン 2020年07月25日(土) 15:20

gsころりんさん、早くも読んでくださってありがとうございます!
そしてまた、そのようにお褒めくださり感謝です!
他作品とのクロスオーバーやパロディについては確かに間口を狭くする書き方でもありますから、元ネタがわからなくて面白くないというのは当然あるかと思いますので、どうかその辺りはお気になさらず…。

ちなみに今回の一連のあとがき二つぶんを書くにあたって、『カエッテキタトモクン』全13話+エピローグと、『黒木姉弟シュプールへ行く』全7話とをそれぞれ改めて読み直していたのですが、なにぶん古めの作品なので、今の私の目で見ると拙い部分が目に余りましたので、全面的に改訂させて頂きました。
主に改行ルールを見直しまして、無駄に空改行が多かった点を改め、個々の段落における文字の密度をアップさせた形となります。こうしておけば、スマホで読んで頂く場合に指で画面を何度もスクロールして頂かなくてもよくなるかと思った次第です。
また、文章の細かい表現(文章を無意味に嵩増ししてしまっている余分な文字をできるだけ削ったり、状況を説明する地の文の内容をよりスマートにわかりやすくなるように書き換えたり)などについてもちょこちょこ手を加えてありますので、よろしければまたお気の向かれた時にでもぜひ!

あとお気になられた部分に関するご質問ですが、こちらは申し訳ありませんが作者としてもあまり細かく説明したくないので、回答は控えさせて頂ければと思います。
作者なりの解釈もあるにはありますが、それと同様に、作品を読んでくださった方々の中においてもそれぞれ異なった解釈というのはあるものですから、作中でえがかれた内容に対してgsころりんさん的に納得できないものが出てくるのは当然かと思います。
ですのでそうした部分はどうかgsころりんさんが自分なりに解釈頂ければと思いますし、それについて作者側に確認をお求めになる必要もないと思います。
「この作者、あんまり深く考えてないんだろうな」と思ってしまわれるような部分も多くあるかと思いますが、実際そのとおりかもしれませんので、どうにも納得いかない部分についてはこのようにお考え頂けますと幸いです。


gsころりん  2020年07月17日(金) 02:30 (Good:0Bad:0) 68話 報告

あとがきを読ませて頂きました。とても興味深い内容でした。ありがとうございます。


しかし、まさか、2年以上も前の作品のあとがきを今になって書かれるとは……

(72行省略されています)

返信:ニックワンワン 2020年07月18日(土) 03:54

gsころりんさん、感想ありがとうございます!
新しいお話ではなく、既に完結した古めの過去作のあとがきということで、みなさんに興味を持っていただけるか心配だったのですが、読んでくださり、そしてそのようにお褒めくださり感謝です!

百合に関しては、特に被るとか被らないとかは実は全く意識していなかったりします。私のわたモテ二次創作における作風の傾向については以前にもgsころりんさんへお伝えさせて頂きましたが、これはもうシンプルに自分が書きたいと思うものをつきつめていった結果、自然とあのような作品だらけになってしまうようです(汗)
ただ書きたいものを書くという、それのみを念頭に書いていたら、結果こうなった感じですね。

そしてご指摘頂いた数々の疑問点についてですが、これは鋭い!
続編案の終盤における、智子がこみちゃんの復活を茶化すくだりは確かに第三者から見るとものすごく無責任で性格悪い感じですね。でもこれは本音ではなくて、彼女なりの無意識の照れ隠しだと作者的には考えていました。原作でも智子ってモノローグですら本音を言わない(というか本音を自覚できていないことすらある)ので、直接作中で描写されない裏側の心の動きが本当に多い子だと思います。
シュプールへ行く・第四話でも、弟にそばにいてほしい癖に、あたかも智貴のほうが不安がっているように言い張り続け、結局最後に本人自身も気付いてなかった本音が浮かび上がってくるという描写を書きましたが、これもそうした智子の複雑なパーソナリティを踏まえたつもりだったりします。
もうちょっと言うと、あちらはあくまで簡易的なあらすじに過ぎませんので、書かれていない部分で智子が友達みんなに対して自責の念を持つぐらいはしていたと思います。

智貴に対するご指摘はごもっともなんですが、あれらはあくまで作者が原作の登場人物に対して抱く個人的な願望やら妄想やら、そうした諸々を詰め込んで勝手にでっちあげさせて頂いた二次創作に過ぎないので、原作の智貴との剥離があるのは致し方ない話でもありますね。
それ故にgsころりんさんが違和感をお感じになったのは当然としても、それはそれとしてこういったことは二次創作をやらせて頂く上での醍醐味でもあると思っていますから、今後も色々やらかすと思いますのであしからず。

早期解決ルートで美樹本の持つ拳銃が発見されないのはおかしいというご指摘ですが、これ、確かにもっともなご意見だと思います。ただ、あえて補足しますとこれは原作ゲーム「かまいたちの夜」における描写に沿わせて頂いたからでもあります。ミステリー編の早期解決ルートにて主人公が犯人の正体を暴いたとき、美樹本は銃を取り出す余裕はあったはずなのに、それをせず素手のままでシュプールの人々と対峙しました。これは彼がそのときまだ拳銃を部屋に隠したままにしてあったからで、彼としてもかなり早い段階で主人公から犯人だと追及されるとは思っておらず、準備ができていなかったと思われます。
逆にこれが、散々犯人捜しが繰り広げられた末に「大事な話があるから集まってほしい」と改まって呼び出されたとしたら、彼としても万一を考えて銃を携帯してからロビーへやってきたはずですし、実際に原作ゲームで彼が銃を使うのも、犯人追及イベントが遅い段階で発生した場合に限られています。
また、彼を縛り上げたあとに自室の所持品チェックをしなかったのかという疑問点ですが、これも本当に鋭いご指摘です。ただ、美樹本という男は異常なまでに用心深い(それでいてどこか抜けてもいる)ので、宿泊客の中に偶然コソ泥みたいな人が紛れ込んでいて、勝手に自分の部屋に入ってくる可能性も考慮して、絶対に他人に見つけられるわけにはいかない拳銃は、彼なりの犯罪者的なノウハウにそってうまいこと部屋のどこかに隠していたのではないかと思われます。
もっと言うと、彼は自分の犯行を隠し通したまま翌日に警察がやってきてあれこれ事情聴取や所持品検査を受けることも想定していましたので、それもあって拳銃は容易には見つけられないよう、巧妙に隠していたのではないかと思われます。

スノーモービルで逃走中の話ですが、犯人が起伏だらけの雪原を猛スピードで走りながら智子に拳銃をつきつけたりしつつ、後方にいる俊夫さんたちにもちゃんと見えるようにおどしてみせるというのは、そもそも曲芸みたいな真似なのでできなかったという感じですね。
また、もたもたしてると今すぐにでも警察が到着するのではと不安がっていた犯人ですので、いちいちスノーモービルを停めて、前述したようなおどしをやるヒマもなかったという感じです。

続編案の伊右衛門氏は元から気が狂っているので、リスクとかはあまり考慮していないのかもしれません。それよりもなによりも、二人の間に生まれてくることが運気的になにより重要で、その超絶スゴくて悪魔的に強い運気があれば、あらゆる困難を克服できると信じていたのかもですね。
ちなみに伊右衛門氏は人間の性欲を異常に昂ぶらせて、男女を強制的にまぐわらせることが出来る術を心得ているようなので、彼の手に落ちてしまったが最後、姉弟は理性を麻痺させられ、互いをむさぼるように求めあうことになります。

長々と書きましたが、以上となります。


gsころりん  2021年04月26日(月) 02:45 (Good:0Bad:0) 66話 報告

今江先生は本当に良い先生みたいですね。

同窓会があったら、かつての児童全員参加しかねないくらいの善良なる教師。

金関係で身持ちを崩しても、同窓会で毎年カンパして貰えることは間違いなし。素晴らしいです。
(27行省略されています)

返信:ニックワンワン 2021年04月27日(火) 00:39

gsころりんさん、感想ありがとうございます!
私も今江先生の教え子として原幕小に通いたかった…(涙)

ご指摘の通り、実は以前からこっそりあれこれ修正しておりました。
七不思議の話については、かれこれ一年以上細かい修正を繰り返しているのですが、2016年の11月にハーメルンでわたモテ小説の連載を始めてからというもの、投稿済みの全ての話に対してこんな風に年がら年中修正を繰り返していたりします。

基本的には地の文章のヘタっぴなところやセリフの不自然なところを直したり、見落としてしまっていた誤字脱字などを修正するといったものが殆どなんですが、これはもう趣味みたいなものでして、たぶんこれからも細々と修正を続けていくことになると思います。
ただ、たまにどうしても微細な修正に留まらず、話の内容そのものに関わる事柄を書き足したくなったりすることもありまして、最近おこなったぶんで言うと以下のようなものがあります。

*七不思議 最終話
・裏幕からの脱出後に先生がなかまたちを新生オカ研へ誘った際、あれだけ怖い思いをしたはずの真子があまりにもあっさり承諾しているように見えるのでその辺りを修正。ついでにその時の田村さんの仕草や、もこっち会長と今江顧問のやりとりなどもちょっと修正。

*七不思議 あとがき
・「エピローグ」の最後のほうに、今江先生がオカ研を発足させたきっかけを追記。
・「七不思議について」の流行サイクルに関するくだりにて、80-90年代間に本来あった筈の空白期間が初代オカ研の発足によって大幅に縮まったことを追記。
・サチノリマキの解説にて、智子が彼女らに見逃された理由を少し追記。
・例のあの人の解説にて、カマを持った殺人鬼的イメージの引用元を少し追記。
・ヒナーボールの解説にて、元ネタのひとつとなっていたサッカーボールのことを少し追記。
・キコノカミの解説にて、関東大震災以前のきこさん祭りがどうおこなわれていたのかを長々と追記。

*弟切草 第1話
最後のほうで小宮山さんが館の前で帰るべきか進むべきか迷う場面にて、サウンドノベルゲーム的な選択肢っぽいものを追記。

*戦車道
・前書きの部分に、今江さんが乗る中戦車【試製チト】と、風夏が乗る突撃戦車【Sav m/43】のドット絵を追加。
・前半にて智子がT-100に関する説明をするところの後半部分を手直し。
・智子が伯爵高校との戦いを語るくだりをちょっぴり修正。相手チームの隊長である小檜山さん(あるガルパンスピンオフ漫画の主人公)の健闘ぶりをより一層称える描写や、権利書の有効期限に関する記述などを追加。
・戦車の大がかりな整備については学外の業者にほぼ外部委託せざるをえない智子らの一高に対し、ゆうちゃんの通う二高(工業系の学科多し)では自前で対応できるだけの体制が整っていることを追記。
・スクラップの山を利用しての再生車両製造計画や、スカウト予定の風夏や成田さんが乗る戦車が今後誕生することを匂わせる描写などを追記。
・タンカスロンについて智子が語るくだりにて、10TPの駆動装置に関する改造計画を追記。
・最後らへんで智子が超重戦車対策についてあれこれ考えを巡らせるくだりの後半部分を修正。

他にもまだ色々あったように思いますが、思い出せるものだけをあげてみました。
作品を書き上げた時には「もうこれで完成だ!」という気持ちでいるのですが、それでも後々読み返していくと、上記のようにあれも直したい、ここも直したいというのがどうしてもちょこちょこ出てきてしまいますね…(汗)
できることなら最初から100%のものを読者の皆様にお見せしたいのですが、そうなると公開できるのが数年先ということになってしまいますので、いつも95%ぐらいの完成度になった段階で一旦投稿させて頂いております。


ディアーチェ  2020年02月21日(金) 07:56 (Good:0Bad:0) 56話 報告

久しぶりに更新されていたのを先日気づきまして、一から読んじゃいました( ˶ˆ꒳ˆ˵ ) スウィートホームのパロディも凄く面白いので
、長編として読んでみたかったり……。

返信:ニックワンワン 2020年02月22日(土) 06:11

ディアーチェさん、初めまして!感想ありがとうございます~。
色々お目通し頂けたようで、とても嬉しいです!

スウィートホームパロについてもそのようにおっしゃってくださり、感謝です!
あちらは導入部だけ書かせて頂いたものでしたが、ハウスホラーものとして中途半端な感じがあったので、続く弟切草パロにてその辺りをガッツリやらせて頂いた次第です。

『智子夫人の肖像』については、一応ながらのちの展開についても考えてあったりするのですが、そちらについては以下のあとがき集の後半辺りにまとめさせて頂いてます。
https://twitter.com/i/events/919957520436707328

他にもかまいたちの夜パロの続編案的なものも以下にまとめてあったりしますので、よろしければ是非!
https://twitter.com/i/events/954750959015440384


紅haru ID:Y4hCUwxo  2019年05月03日(金) 01:44 (Good:0Bad:0) 53話 報告

 完結おめでとうございます!
 Twitterでも感想を述べましたが、こみもこチェンジという題材は、キャラ的にコメディになりがちなのにこれはシリアスとホラーが絶妙に絡んでいますね。こみさん視点だとその行き過ぎた智貴愛でコメディ色が強くなる。だから悲壮感があまり無いと思ったのですが、じわりじわりと自分が別の人間だと認識されるのは怖いですよね。
 実は完結するまで御作を読めなかったのはそれがリアルで心を抉ったからです。もこっちとこみさんがどうなるのか不安で、結末まで一気に知りたかったので。ある意味楽しさを半減した読み方で申し訳ないです……。
 こみさんがもこっちが暴れる狂態や智貴の頑固な姉への盲愛に恐怖を感じるのが心に刺さります。もこっちの家族が愛するがゆえに逆にもこっちを傷つけ追い詰めてしまう。本当に繰り返しこみさんの主張が信じられずに否定される、さらにはもこっちも否定されるのが怖かったし苦しかったです。
 途中、伊藤さんやうっちーが入れ替わりに気が付くのはなるほどと思いました。伊藤さんは冷静な視点から、うっちーは蠱惑されすぎた盲愛から分かるのでしょうね。協力者が表れて不安が薄まるのも安心できました。
(6行省略されています)

返信:ニックワンワン 2019年05月03日(金) 06:34

紅haruさん、熱い感想ありがとうございます!
拙作をこんなにも読み込んでくださって、とても嬉しいです。
途中で中断を挟んだりもしたので完結まで随分時間がかかってしまいましたが、紅haruさんにこうしてお読み頂け、少しでも楽しんで頂けたのでしたら、最後まで書ききって本当に良かったです。

本作はこみもこ作品であると同時に黒木姉弟作品という面も意識させて頂いていましたので、そうした部分も感じ取って頂けたようで何よりです!

おっぱいスキーなもこっちが図らずも自分たちの窮地を救うきっかけとなった次第ですが、あちらは原作喪155『モテないしもむ』に天啓を受けた結果あのような展開を盛り込ませて頂いた次第ですw
余談ながらもこっちはこの時の経験が元で、着替えなどの際に鏡で自分の姿を見るとなんだかちょっぴりドキドキしてしまうようになったのかもしれません。

展開が進むにつれてこみもこがどんどん追い詰められていく様は読んでくださる皆様にとっても苦しい部分であったかと思いますが、それをおして最後までお付き合い頂けた事に改めて感謝させて頂きたいです。

こんなにも過分なお褒めの言葉まで頂戴できて、紅haruさんにはもうなんとお礼を言って良いやらです(汗)
この度は拙作をお読みくださり、本当にありがとうございました!


いーたん ID:j81/R902  2018年10月22日(月) 02:45 (Good:0Bad:0) 52話 報告

だいぶ長いことふぁっきゅー小宮山、と思いながら読んでいる

返信:ニックワンワン 2018年10月23日(火) 11:00

いーたんさん、お読みくださりありがとうございます!
小宮山さんの話は当初の予定よりも大分長くなってしまいました(汗
本当は最初に智子が黒木家に帰ってきたあたりで完結する予定だったのですが、もっともっと書き足りない所があるという感じになってしまったようです。
あともーちょっとだけ、残り二話ほどで完結させれるかと思います。


ラゼ  2018年07月31日(火) 22:10 (Good:1Bad:0) 48話 報告

『一つになってる』というこみーの言葉にキチっぷりが凝縮されてて笑いましたw

続きも楽しみにしてます!

返信:ニックワンワン 2018年07月31日(火) 22:23

ラゼさん、早速お読みくださってありがとうございます!
本作の小宮山さんはなるべくイロモノキャラ風味を抑えるよう意識しているのですが、それでも噴出してしまうものがあるようですw
あと実はちょっと前からラゼさんの『forget daily life』を拝読させて頂いてまして、「ファー!めちゃオモやん…」となってました。素敵なオバロ二次をありがとうございます!(ついでの感想になってしまってスミマセン...)


gsころりん  2020年05月01日(金) 00:17 (Good:0Bad:0) 1話 報告

各話紹介読んで思ったんですが、黒木姉弟と小宮山さんのことを描いた作品の比率が大きいんですね。最近完結した七不思議の話のように、設定改変した作品も多い模様。

次回もまた同じような感じか、それとも違う感じになるかは不明ですが、次回の話を今から楽しみにしております。

返信:ニックワンワン 2020年05月01日(金) 03:46

gsころりんさん、こんばんわ!
ご指摘のとおり、私は黒木姉弟や小宮山さんを題材に書いたり、設定を根本から改変した話を書く傾向がありますね。書きたいものをつきつめていった結果、自然とそうなってしまうようです(汗)

次回を楽しみとおっしゃってくださり、ありがとうございます!
予定している次回作ですが、実はこちらも設定を根本から改変したものになりそうです。戦後の時代、とある村にかの名探偵・金田一耕助がやってくるというクロスオーバーものを考えています。タイトルはこんな感じです↓
https://img.syosetu.org/img/user/36794/64342.jpg

とはいえ実際にちゃんと形にできるかどうかは現時点ではわかりませんので、もしかしたら没になるかもしれませんが…。また、色々と際どい内容なので『もこっちの楽しい日常』とは別口で投稿する事になるかと思います。



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