グラン・ミラオス迎撃戦記
作者:Senritsu

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Empress  2023年05月18日(木) 10:30 (Good:1Bad:0) 34話 報告

モンスターハンターの解説及び考察で知られる某youtuberの方のコメント欄でおすすめされていたため、先日読ませていただきました。この作品はゲームの戦闘では特に気にしていなかった所(煮えたぎる海に近寄ればそれだけで熱中症になりかける、ありったけのクーラードリンクを飲んでも体温上昇が避けられない、戦場の狩人達の明確な犠牲、そして煉黒龍に怯えなす術も無く命を落とす罪なき民衆など)を改めて描写する、それと同時に禁忌の存在である煉黒龍に立ち向かう人類の偉大さを訴える、過去作をプレイしている人達ならエモさを感じであろう大海龍の大剣vs煉黒龍などシリアスな作風でありながら熱い展開もある素晴らしいものだったと感じています。私の場合は煉黒龍の戦闘bgm「燃ゆる溟海」を聞きながら読んでいたので、物語に対する没入感が増したように感じました。武器を消火などの戦闘以外の方面で使うシーンも成る程と思わされ、禁忌のモンスターハンターは人と共に生きることはほぼ不可能とも言える存在だということが実感させられました。さて、かねてよりRISE時代から伏線回収をされていない溶岩洞の手記の「脈動」という記述、百竜災禍録の本当にこの脈動ナルハタタヒメのものだったのだろうか?という疑問文、そして溶岩洞というフィールドにおいて溶岩と水という相反する地帯が存在することからSUNBREAKのボーナスアップデートにて煉黒龍が復活するだろうと言う声が多いですね。鈴木Dが特殊個体モンスター1体と発言していることから復活の可能性は低いかもしれませんがXのラギアクルスのような形で復活をすると予想しています。水中の要素は峯山龍や豪山龍のように船上で戦闘する形で落とし込めば可能だとは思いますしね。最後に、このグラン・ミラオス迎撃戦記という作品に出会ったことでより一層グラン・ミラオスにSUNBREAKの本当のトリを飾る枠で復活して欲しいという思いが高まってきました。このような素晴らしい作品を提供していただき本当にありがとうございました。

返信:Senritsu 2023年05月31日(水) 21:32

返信が遅くなってしまいすみません。
最近、動画の紹介で来ましたというコメントをいただくことが何度があります。ありがたいことです。

ゲームでは気にならないところを考えて書くことは、小説で表現することの楽しみのひとつと考えています。
何を詳しく書き、何を書かないのかの取捨選択ができることも良い点です。
自分がかっこいい、熱いと思う場面を読者さんにも伝わる形で描くことができてよかったです。感想であげていただいた大海龍の大剣のシーンですね。

他の方からいただいた感想でも燃ゆる溟海を背景で流していたという方が多く、想像を引き立ててくれる良曲なのだろうなとしみじみと思います。
武器の戦闘以外の用途を考えることはけっこう個人的な好みなのかもしれません。昔からたびたび考えを巡らせています。

サンブレイクでの再戦を望む声はやはり大きいみたいですね。
自分は自分で、最近は時代に合わせて溶岩洞を舞台に物語構成を考えることがあるのですが、その背景にかの龍がいたらとても良い伏線になるな、などと考えています。
ちょうど先程最終アップデートの告知がありまして、楽しみにしています。

こちらこそ、何年も前の作品を手に取り、そして感想を残してくださり、ありがとうございました。


さよ ID:uU7ZqSkk  2023年03月12日(日) 17:17 (Good:1Bad:0) 34話 報告

とあるYouTuberのグラン・ミラオス解説動画のコメントで知り、今更ですが読破させて頂きましたm(_ _)m
私も当時3Gをやっていてとても記憶に残っており、この小説の主人公エルタ君みたいに、当時の私も恐怖におののきつつも頑張って倒した記憶が蘇りました。
この物語は正に生命ある者へ、紡がれる光だと私は思いました。
「生命ある者」とは、グラン・ミラオスと対峙し生き残った者達で、「紡がれる光」とは、エルタ君の功績、その他大勢の功績、それを後世に伝える事の大事さだなと私は読み終えて思いました。
読んでいる時、エルタ君が穿龍棍でグラン・ミラオスに肉薄するシーンでは何故か頭の中で、MHWIのミラボレアス戦の無限の勇気を持ってが流れるぐらい本当に素晴らしい物語に出会えました。
この物語を作ってくれた作者様には感謝しかありません。本当にありがとうございました

返信:Senritsu 2023年03月12日(日) 22:36

思いもよらない経緯で来ていただいたみたいで、動画という全く異なるコンテンツから足を運んでくださりありがとうございます。

自分も3Gをやっていた当時はまだ経験も浅く、手に汗握りながら厄海に向かっていた記憶があります。あの思い出があるからかの龍が選ばれたのかもしれません。
グラン・ミラオスの狩猟音楽には「生命ある者へ」のフレーズが含まれているというのはよく聞く話ですし、3系統のメインテーマとして意識するところはありましたね。
「継がれる光」を取り上げていただくことは初めてで、なるほど、と考えると共に嬉しく思いました。そういえばこれは語り継がれる話になるのか、と、作者でありながら改めて教えられたようです。

この作品を書いた当初はたしか未だアイスボーンにミラボレアスが登場しておらず、後々にあの死闘と演出を見て胸が熱くなりました。
様々な曲や解釈を当てはめて、またそれを言葉で伝えていただいたことに、こちらこそ感謝です。

読了をお疲れさまでした。数年も前の作品にこうしてコメントを残してくださり、ありがとうございました。


solu◆iKhbRGCD9A ID:TQY18Euc  2023年03月07日(火) 12:36 (Good:1Bad:0) 34話 報告

グラン・ミラオス迎撃戦記、二度目の読了です。何度読んでも煉黒龍戦の緊迫感とか読み終えた後の達成感みたいなものは癖になってしまいます。
他の作品に出てきた人たちがこの作品にも出てきたのが感慨深いです。物語がどこかで繋がっているというのが最後の長編作品を飾るのに相応しいなと自分勝手ながら思いました。特に自分の一番好きな作品である「とある青年ハンターと『 』少女のお話」に出てくるアトラとテハが最後に少し登場したのが本当に感動しました。
どの作品も本当に素晴らしいものばかりでした。本当にありがとうございました。
これからも創作活動等頑張ってください。

返信:Senritsu 2023年03月08日(水) 15:08

何度も作品に目を通してくださり、ありがとうございます。
こんなに大きな存在を描いていたんだなと、自分事なのに驚くことが今でも度々あります。

自身の世界観を大きな枠でひとつの創作物とみなしたとき、機会があれば、そして時系列や展開に無理がなければ、別の作品の登場人物の過去や未来といったものも描いていきたいという気持ちがあります。
数々の作品に触れていただいた方から、こうしてコメントをいただけることをとても嬉しく思います。

応援のお言葉をありがとうございます。また筆を手に取れるよう、がんばりたいと思います。


匿名 ID:g4Gd2/s.  2022年04月10日(日) 17:33 (Good:1Bad:0) 34話 報告

全話読了致しました。
壮絶な物語。それを書き切る構成力に文章力。圧巻です。


一つの物語の主役たらしめる物がなんなのか、それを色々な角度から楽しめる作品だと思いました。
(15行省略されています)

返信:Senritsu 2022年04月14日(木) 10:42

もうだいぶ埋もれてしまった作品かと思うのですが、それをこうして手に取って読んでくださり、ありがとうございます。

群像劇的な構成ではありましたが、ご指摘の通り、それぞれが別の方向を見ているのではなく、ある程度決まった対象を注視している傾向がありますね。
この作品からプロットというものを立て始めたので、それが物語全体のまとまりに役立ったのかもしれません。

たしかに、この作品を書いていた頃は出てくるキャラそれぞれに人生や歴史がある、という意識が強かったように思います。
作者の経年や作品ごとにこの辺の意識は変わっていきますが、この作品では良い方向に作用したみたいです。

過去作も読んでくださっていたのですね。ありがとうございます!
ソナタとアストレアの話はあまり読まれてはいませんが、この辺は作者のエゴを押し通すかたちとなりました。
その分、過去作を読まれた方にはまた別種の感想を抱いていただけるようにと考えながら書いていましたが、いただいた感想を読む限りでは功を奏しているようで、嬉しく思います。
ソナタは処女作登場キャラながら自作品群内でこれ以上にいないくらい強い立ち位置になってしまい、自分でも驚いています。基本強いハンターばかり書いているはずなんですけどね。

彼らにとって、エルタが生きていく上での大きな標になってくれているといいですね。そもそも付随した黒龍のインパクトが十分すぎるくらい大きいというのもありますが……。
あの手の古龍を留めきれないことによる被害や規模というものはなかなか予測しづらいところがあるかもしれません。
ゲームのアイスボーンのミラボレアスなどを見ていると、なるほどこれは都市国家も滅ぶだろうなと思ったので、後のゲームの作品にイメージを補完してもらえている気もしています。

また機会や関心がありましたら、他の作品を手に取っていただけますととても嬉しいです。重ね重ねとなりますが、全体を通しての感想をありがとうございました。


伊奘海  2021年05月26日(水) 17:55 (Good:1Bad:0) 34話 報告

とても良い小説をありがとうございました!今書いている小説の参考にさせてもらっています。過去作品からのソナタとアストレア、アトラ、テハヌルフの登場はとてもうれしくて部屋の中一人で飛び上がってしまいました(笑)本編の最後の撃龍槍の射出シーンでは射程が短くなったというところで、グラン・ミラオス戦の撃龍槍がとても短かった事を思い出しました。フラヒヤの女神様の正体が衝撃でした。白く、赤い稲妻を出し、黒龍に連なる存在で、白い少女の姿になる事から、正体がわかりました。本当にあの龍と一致することに驚きましたよ!この後、ヒオン達側の新大陸、ソナタ達側の現大陸の話がどのように動いていくのか気になります!

余談
僕の使っている武器は操虫棍と太刀と狩猟笛です。いつか自分の小説にも取り込んでいきたいです!

ライズ一緒に楽しんでいきましょー!

返信:Senritsu 2021年05月29日(土) 14:48

こちらこそ、本作を手に取ってくださりありがとうございます。参考にしていただいているということで、読者さんの書かれる作品に少しでも貢献できるところがありましたら幸いです。

過去作のキャラクターも覚えていただけていることがとても嬉しいです。もしこの先も作品を書くことがあれば、こっそり舞台に出してみたいなと思っています。
ゲームでのグラン・ミラオス戦の撃龍槍は、射出口と密着しているくらいでないと当たりませんでしたね……本作での撃龍槍はあれよりは長くて、ライズのよりも短い、といった具合です。
もうあの少女が依頼文に出てくるクエストもだいぶ過去のものになりましたが、やはり今でも噂が囁かれるくらい有名ですね。彼女は今頃どうしているのだろう……と書き終わった今でも考えています。
今後は……ヒオンたち新大陸で何か動きがあるかもしれません。まだいろいろと未定ですが、それをお見せできるようにがんばります。

私は基本的にどの武器種も使いますが、強いて言うならガンランスがメインかもしれません。ぜひ、推しの武器を小説で描いてみてください。きっと楽しいと思います。
ライズでも、アップデートに合わせてまた装備の更新等、楽しんでいきたいです。
重ね重ねとなりますが、感想をありがとうございました!


流星彗  2020年12月26日(土) 12:56 (Good:1Bad:0) 34話 報告

随分とお久しぶりになるでしょうか
ふと思い立って、過去の縁を遡り、こちらへと辿りついて拝読させていただきました

素晴らしいものを読ませていただきました
各章のタイトルもかつての運命の旅の七つ目を思い出すもので、そういう意味でも感慨深いものでした
時間があるときに少しずつ読み進めましたが、何とも言えない臨場感にあふれる決戦で、熱いものがこみ上げてくる思いです
ついでにスラアク使いとしてもありがとうございます
IWでも握っていた身としては、華々しい最後に感涙です

良いもの見させて頂きました、本当にありがとうございます

返信:Senritsu 2020年12月27日(日) 22:23

六年ぶりになりますかね。本当にお久しぶりです。
まさかまたこうして言葉を交わすことができるとは思っておらず、驚くと共に嬉しく思っております。

ひとつの物語を綴るうえで、やはりモデルの存在というのは大きな助けになるな、と改めて感じています。
標とするものや対比させるものがはっきりと意識でき、そしてブレも少なかったので一気に駆け抜けることができました。
モデルとなった某運命の第七章や、3Gにおけるかの龍の立ち位置を考えると、かなりいいとこどりをした感覚はありますが。何かを積み上げてからのあの物語というのは、本当にすごいなと改めて思う次第です。

最後のシーンについては、構図自体はある程度決まっていたので、それに適した武器種や行動を逆算して組み立てていました。
ワールドのスラアクは、まさにこのためと言ってしまいそうなほどにイメージに合っていましたね。十五年以上の歴史を詰んで、モンスターハンターは描写の択が増えて、隙がなくなったんだなとしみじみと感じました。

こちらこそ、本作を手に取ってくださりありがとうございました。


ゴーヤきらい  2020年08月16日(日) 14:52 (Good:1Bad:0) 34話 報告

3gやってましたけどやっぱりゲームである以上アタリハンテイ力学とか世界観に合わない所はやむを得ない…その点古龍の規格外さとそれに立ち向かう人達の姿勢をしっかりした設定の元で見せて頂けてとても面白かったです!キャラクターも魅力に溢れてました。

返信:Senritsu 2020年08月16日(日) 20:02

そうですね。そういった「ゲームだから……」の部分を如何にそれらしく描いていくか、というのがひとつの焦点になりそうな気がします。
今作では力を入れるべき(力を入れることができる)点として、もう全力で化物のような古龍を描こうとしていたので、そう言っていただけてとても嬉しいです。読了をありがとうございました!


D-Hat ID:pnhkHTMo  2020年08月04日(火) 00:44 (Good:1Bad:0) 34話 報告

MH考察系YouTuberさんの動画でSenritsuさんのことを知りました。
作中の登場人物やモンスターの描写がとても丁寧で映像化しやすく、夢中になって読みきってしまいました!!
上手く言葉にできず歯痒く思いますが、このような作品に触れることができてとてもよかったです。
より深くMHを楽しめる気がします…なんだかワクワクしてきます!

面白かったです。素晴らしい作品をありがとうございました!

返信:Senritsu 2020年08月04日(火) 16:23

動画とこことでは大分テンションが違う気がするのでびっくりさせてしまったかもしれませんね。それはともかく、読了をありがとうございます!

映像化しやすいと言っていただけて、ほっとしています。こういう描写は作者のイメージをどれだけ伝えられるかと、読者さんにどこまで想像の余地を振れるかにかかっているので……映像化をしていただけているのは理想に近いですね。
二次創作的な視点を持つ、というのは何も考察や設定に詳しくなれ、なんて厳しいものではないです。
自分が操作しているハンターに感情移入してみるとか、軽く裏話なものを自分で考えてみるとか、そういうことを気軽に考えてみるくらいで十分です。それが案外深みを与えてくれます。
この作品をきっかけに……と言うと気恥ずかしさはありますが、例えばヒオンはアステラにいて、ソナタやアストレアは現大陸の孤島で相変わらずハンターをしていると思います。自分が今プレイしているモンハンのどこかに彼らはいて、勝手に物語っているかもしれません。そんな想像を自分はよくやってます。けっこう楽しいですよ!

それでは、重ねてとなりますが、素敵な感想をありがとうございました!


zok ID:4x1YvDvE  2020年07月25日(土) 18:16 (Good:1Bad:0) 34話 報告

こんにちは、zokです。他のMH漫画を書かれている方の話や、少々内輪的ネタになってしまうこと、旋律さんの作品を全て読了できていないことお許しください。
半日で読み切りました。0話から、一気に。残りの半日は感情の波にどっとやられて放心です。一日返してください……笑
作品にガッツリアストレアとソナタが登場してくれたのがとっても嬉しかったです! また会えて良かった、今回も頑張って! と(登場人物全員応援していましたが)特に2人を応援しながら読みました。
序盤からのいきなりの絶望への落とし方、中盤のどん底の中での希望の見せ方、終盤の人間の根性と機転、主人公の、約束の為に正に燃え尽きる様、過去編と未来編まで……文字って二次元的存在ですが、こんなにも物理的質量があるのかと、いや、実際はないのですが、まるでそう感じさせるような怒涛の20万字でした。市販のラノベも20万字程度だそうですが、あんな片手でホイホイ持てるような重さじゃありませんでしたよ。本当に。
読んでいて息付く暇もなく、本当に肋骨折れたかと思った(オーバーすぎな表現かもしれませんが、本当に悶えながら読みました!)。
3,3G未プレイで、複雑な群像劇物、バカスカ人も死に、目まぐるしく戦況や舞台が変動するのに全く状況判断に迷わなかったのは旋律さんの洗練されきった文の構成力と、どこまでも丁寧な情景描写によるものでしょうか。本当にすごい。実は評判はかねがね聞いていたのですが「長いよ」と耳にし、読み始めるのに少し躊躇していたのです……長かったけれど、全くページをめくる面倒さを感じない作品でした(いわゆる「エモくて、しんどくて」手は止まったのですけれども笑)。
ファンアートの話になってしまうのですが、昨年さとまるさんの同人誌でこの作品の「遥か古きおとぎ話」を寄稿されていましたよね……? 当時読んだ時は特になんのことも無いMH創作のSSだと思っていたのですが、まさかこの作品のプロローグだったとは! 私、昨年の時点でエルタと白いワンピースの少女に会っていたのです…...!! (少女は描いていませんが)私がエルタを描くことは昨年の時点で確約されていたように感じて、うわぁーーー!!!と1枚描いてしまいました。こういう背景で描きました……。本当に突然のファンアート失礼しました。
これでMH創作の方はおしまいということで……寂しいですね。ハーメルンMH小説といえば、旋律さんの様なイメージがあったので。しかし私もこの界隈に入って日が浅いので、旋律さんの残りの作品含めてまだまだ素敵な作品に出会えればいいなぁと思います。
本当にお疲れ様でした! 良い作品をありがとうございました!

返信:Senritsu 2020年07月27日(月) 16:04

いえいえ、全部読んでいただくなんてお願いすることでもないので……ひとまず、本作を手に取ってくださりありがとうございます。
なにぶんこの文字数、がんばれば一気読みできてしまうので、一日を奪ってしまった事例が多発しています。思わず苦笑いです。

今作は舞台がタンジアということもあり、モガの村の英雄は間違いなく呼ばれるだろうということでソナタたちが登場する運びとなりました。実はモガの村とタンジアの物理的距離は明かされていないのですが、たぶん近いのではないかな、とあっさりめに考えています。
自分は過度に凄惨だったり生々しかったり、特に人の負の感情を書くことが得意ではないので、その条件で深刻な状況を如何にして表していくかでずっと頭を悩ませていた記憶があります。なんとか描き出せていたようでよかったです。
過去編まで含めると28万字らしいので、ラノベだと二冊にしたくなるくらいの分量かもですね。一冊だと割と鈍器に。それくらいの重さが作品としては合っているのかな……?

群像劇は大変でした……たくさんの人をそれらしく動かしていくって難しいんだなとしみじみと。でも、相手は黒龍ですから自己解釈的に人数を減らすわけにもいかず。
そして私は説明回や説明パートといったものを極力置きたくないなと思っている人なので、ストーリー進行中の地の文や台詞に情報を散りばめていくことを目標に書いていました。それが読みやすさにつながった……のかも?
情景描写については以前ご説明した視点の移り変わりの順番を意識して、練習台の如く数多く書いていったのが功を奏したのかもしれませんね。文字数は増えてしまうのですが、それで読みやすくなるならと、相殺以上の価値を見出しそうになります。

さとまるさんの同人誌については、構想をお聞きしてすぐに衝動でこのプロローグを送ってしまうという恥ずかしい記憶が。こう、なんというか、実際に紙媒体で読んで以来、絵や漫画という表現技術に自分も触れた方がいいような気がしています。やっぱり同人誌で文章は厳しいものがありますね。
MH原作の総合評価順だと十番以内にも入れていないですけどね……! でも、正直なことを言えば、そう言っていただけて嬉しいです。本当に本当に小さなコミュニティですけれど、一つの文化を作れたのかな、なんて考えてしまいます。また、戻ってこれたらいいですね。

こちらこそ、こんなに熱意のこもった感想をありがとうございました。創作活動、がんばってくださいね!


モミジ[旧名PIKAZU]  2020年07月23日(木) 02:52 (Good:1Bad:0) 34話 報告

心の狭間で作者様を知り、先日 とある青年ハンターと『 』少女のお話 を読み終え、その流れでこのグラン・ミラオス迎撃戦記を読み切った者です。
本当に、作者様の作品は凄いです!!
何回ぐっと来たかわからないくらい涙するシーンが多かったです。
それと、作中で過去作のキャラが登場する展開が本当に好きです…!!
個人的にアトラとテハの2人が本当に大好きだったので、登場した時はこう、なにか込み上げるものがありました…!!
(8行省略されています)

返信:Senritsu 2020年07月23日(木) 18:49

初投稿作品から最新作まで、長旅お疲れさまでした。今作も楽しんでいただけたこと、嬉しく思います。

基本的に、自分の書くモンハン作品は全て繋がるようにしています。シリーズに一区切りつけようと思っていた今作では、過去キャラの物語後の姿も描いてみようと試みました。
アトラとテハについては他の読者さんからもコメントをいただいていて、愛されているな、と実感できますね。彼らは少し変わった視点で新大陸と向き合っていくはずなので、考えてみると楽しいかもしれません。

そうですね。それぞれの登場人物の生き様と呼べるものはとても大切にしています。
書いた後から振り返るとかたちを持ってくるようなこともけっこうあるのですが、書いている段階ではあやふやだとしても、ひとつの芯に沿っているかを常に自分自身へ問うています。
文章面で参考になるという点については……やや気恥ずかしいというか、参考になるのかしらといった心持ちではありますが、役立てる部分があれば、ぜひ。執筆活動を応援しております。

実は今書いているものもモンハンの短編なのですが、それが書き終わるとストックとしてはモンハン関連の物語はなくなることになります。しばらく、あるいはこれ以降、オリジナルで活動予定です。
こちらこそ、私の思い描いたモンハン世界を受け入れてくださり、本当にありがとうございました。べたな表現でした、巡り会いにたくさんの感謝を。そう言っていただけて、本当に嬉しいです。

それでは、重ね重ねとなりますが、読了と感想をありがとうございました!



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