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感想
フィディリィー 2020年03月03日(火) 12:12 (Good:2/Bad:0) 11話 報告
あれ、これって男のこうあって欲しいというそこはかとない○ロさがある原作をTS男子と絡ませる内容かと思ったらリアル系剣劇漫画になってた件
返信:西次 2020年03月04日(水) 23:21
フィディリィー様、感想ありがとうございます。
……作者自身、なんでこうなったのか、よくわかっていません。その場のノリと勢いが全てです。
それでも読んでくださるならば、作者として嬉しく思います。出来れば、最後まで見守ってやってください。
くっつく餡玉 2019年12月16日(月) 13:25 (Good:1/Bad:0) 11話 報告
これはアレかな、ザラ隊長達は笑顔でモリーさんを温かく迎え入れて、か ら の 〜
って奴なんですかねw
更新お疲れ様です。
返信:西次 2019年12月17日(火) 22:36
くっつく餡玉様、感想ありがとうございます。
ザラ隊長たちは、またモリーと再会したら、実に良い笑顔で迎えてくれることでしょう。
もっとも、笑うという行為は本来攻撃的なものであり、獣が牙をむく行為が原点である――なんて言葉もあります。
どうなるかについては、その場のノリ次第としか言えません。ただ、モリーはどんな扱いをされたとしても、彼女たちとのコミュニケーションを楽しむことでしょう。それだけは、確かです。
ISEMEN 2019年12月16日(月) 04:29 (Good:5/Bad:0) 11話 報告
本当にモリーさんは「異常で魅力的」ですね。恩師に対する敬愛、無顧の民への気遣い、命に対する確かな尊重と、悉く常識的で良心的とも言えそうな感性と…敵を「数と障害」と割り切る殲滅者としての資質が完全に溶け合って共存してますし。
実に鮮やかに盗賊団は壊滅。これ、多分生き残りもわざとですよね…噂になれば他の盗賊始めとした悪党たちは「見えない死神」に怯えることになりますし。
しかし、そんなモリーさんも味方には勝てぬw教官との激しい夜と、更に激しい本妻たちの嵐はすぐそこだ!w
返信:西次 2019年12月17日(火) 22:33
ISEMEN様、感想ありがとうございます。
モリーの異常性は、これまでの描写で十分理解してくださったと思います。ああいう人物をどうにか描きたいと思って、この作品を書いています。
思いのほか、気に入ってくださる方が多いようで、作者として誇らしくもあります。
盗賊団との戦いについては、結構苦しんだ部分ですが、何とかなって安心しました。不評が聞こえてこないと言うことは、とりあえず受け入れられたものと考えます。
この件で、単独で盗賊団を潰せる存在が明るみに出たわけで、あれこれと風評が流れることでしょう。
詳しくは描写する予定はありませんが、モリーは徐々に、その存在感を増していくことになります。結果どうなるかは……まだ考えていませんが。
教官との夜は、次の話で。ザラたちとの絡みは、もう少し先になるかと思います。
具体的な内容については、また数日後の私に任せることにしていますので、いましばらくお待ちください。
投稿話順全話感想
たつみ 2023年04月02日(日) 11:36 (Good:0/Bad:0) 50話 報告
面白かった。面白かったけどそれは「モリーという女騎士の話」であって「33歳独身女騎士隊長。の世界にいる女騎士モリーの話」ではなかった、というのが正直な感想
登場人物が皆普通の軍属や王族の常識的な思考や行動の派生から逃れられていないように感じた。33歳独身女騎士隊長。の世界観だけ土台にした女騎士たちの一次小説と言われてもよくも悪くも違和感がない(天原さんの思考なんてトレース出来んわと言われたらそれはそう)
原作の女としての性への奔放さと国に仕える騎士の緩さもある矜持のうち騎士の部分だけクローズアップすることで書けた原作小説があったらこんななのかなーって感じ。
とはいえ全50話を時間をかけて読む価値はあった話だった。最初にも言った通りモリーの物語は面白いは面白かったよ
返信:西次 2023年04月06日(木) 22:05
たつみ様、感想ありがとうございます。
こんな冗長な作品を、最後まで読み通してくれたこと。そして、面白いとおっしゃってくださったことに感謝いたします。
「33歳独身女騎士隊長。の世界にいる女騎士モリーの話」を上手に書けなかったことについては、途中で自覚してはおりました。
しかし、自分にはもうほかの書き方が思いつきませんでした。なにより、何も書かないよりは、自分の書きやすいように書いた方が、まだしもマシであろうと考えたことから、この結果があります。
そんなつたない出来のお話でも、暇つぶしになったのであれば幸いです。
また新しい小説を書くことがあって、機会がありましたら、その時は目を通してくださるとうれしいです。
Sith 2023年01月07日(土) 19:38 (Good:0/Bad:0) 50話 報告
遅ればせながら、完結お疲れさまでした。
この世界の住人も理解はしていると思いますが、我々の世界の史実を知っていると奇跡のような綱渡りの末にベストエンドを迎えた印象を受けます。
モリーが後継者を会社という形で残したのは正しかったと思います。シルヴィア殿下とその一族もそうなのですが、王朝はどうしても後継者が安定しません。一方で血統に限りませんが家族による継承は政治的な空白が少ないというメリットがあるので東西を問わず多用されます。日本でも議員の選挙区を娘婿の秘書が継いだりします。
欧州で継続した最長最大の組織がカトリック教会である事や、ヴェネツィアの歴史を見ると、モリー家が養子によって存続した事は東方会社や三国にとってプラスの遺産を残したのかもしれません。
妻を全員見送れた事も含めてモリーは幸せですね。
返信:西次 2023年01月12日(木) 21:22
Sith様、感想ありがとうございます。
書いているときは、本当にプロットも何もなく、その場の勢いだけで書いていたので、いろいろな意味で綱渡りだったのは確かです。
モリーの後継者や東方会社が上手に立ち回れたのは、ほかならぬ彼女が都合のいい環境を構築していたからでもあります。
結果として、ベストエンドと言っていいところまで落とし込めたので、筆者としてもモリーの存在の大きさを強く感じました。……最後まで含めて、幸福な人生を送ったのだろうと、そう思います。
東西ヨーロッパやカトリックの歴史に興味はあるのですが、今は日本の方にかかりきりなので、ファンタジーを描くのはずいぶん先になると思います。
次回作の発表は、まだ当分先のことになりますが、もし見かけることがあれば、読んでくださると嬉しいです。
satake 2022年11月26日(土) 02:27 (Good:0/Bad:0) 50話 報告
改めて完結お疲れ様でした。毎月楽しませていただきました。
モリーさんは後世の歴史的には結構しっかり資料残ってるから複数人説やら実は王族のご落胤とかそういう説も割とキッパリ否定されそうで、なんなんだこいつ…って歴史家は一度は思ってそう。
特殊部隊での経験で政治的バランスを学び鍛えられたって言うにはあまりにも優れすぎている(時代の覇者となり得たシルビア妃殿下相手に渡りあってクロノワーク含む連合東方会社で覇道を挫く)し、異常なまでに東方に詳しいし…
しかもゼニアルゼは失敗した後継者への教育と引き継ぎも成功してるあたり、完全に英雄一家ですねこれ。
伝承が残るだけじゃなくてゆかりのある各地に銅像いっぱい立ってそう。
クロノワーク王家もこれだけ出来る家臣持ってニコニコだったろうなぁ…
返信:西次 2022年11月30日(水) 22:55
satake様、感想ありがとうございます。
モリーに関する事柄は、非常に確度の高い情報が集まっているので、誤解の余地があまりない、ということにしてあります。
それを理解して上で、どうしても腑に落ちないことが多いのが問題ではあるのですが、解明しようのない部分なので、後世においても解釈が難しくなるのですね。
まさか、前世の知識持ちの転生者だったから、なんて結論が出るわけがないのですから。
ゼニアルゼは結局、シルビア妃殿下だけが例外的に傑出した指導者だった、という解釈です。
その子や孫も頑張りましたので、盟主としての地位は保全することができましたが、結局は衰退するのが定めであると思うのです。
モリー家は、ゆかりのある地域は結構多くなると思うので、各地に色んなお話が残っているかもしれません。本人は、銅像とか絶対嫌がるので、立てるとしても死後のことになるでしょう。
モリーはクロノワーク王家の利益を考えて行動しているので、彼女がソクオチに活躍の場を移した後も、終始利益を分かち合う形で恩恵を受けています。
とはいえ、元々は異質な存在だったモリーを受け入れ、才能を発揮することを許したのもクロノワーク王家であることを思えば、これこそが御恩と奉公の正しい形であるとも思うのです。
佳宵 2022年11月21日(月) 19:04 (Good:0/Bad:0) 50話 報告
完結、お疲れ様でした。
これまで感想をお伝えできなかったことを大変申し訳なく思います。
私は原作を知らずに最後まで読み切ったのですが、それでもなお面白いと感じさせるのはひとえに西次様の文才によるものと思います。
毎月の更新を楽しみにしていたのでこれから寂しくなりますが、その時はまた最初から読み直そうと思います。
改めてになりますがここまでお疲れ様でした。
素敵な物語を書き上げてくださり、ありがとうございました。
返信:西次 2022年11月24日(木) 22:27
佳宵様、感想ありがとうございます。
感想は強制ではありませんし、無理のない範囲で応えてくだされば、それで充分です。
面白いと思ってくださったなら、書いた甲斐があったと思います。よろしければ、原作の方もご覧ください。
ノリが全然違うので、最初は面食らうかとは思いますが、傑作であることは間違いないですから。
筆者としては、今さら自分の作品を読み返すのは恥ずかしくて出来ないくらいですが、時間つぶしのお供にでもしてもらえたら、嬉しいです。
こちらこそ、このような冗長な物語に最後まで付き合ってくださって、ありがとうございました。
もし、新しく投稿した作品を見かけることがあったら、一読してくださると幸いに存じます。
レビ ID:MY./9KoA 2022年11月20日(日) 22:41 (Good:1/Bad:0) 50話 報告
完結お疲れ様でした。
いつも感想をなかなか言葉に出来ないけれど楽しく読ませてもらってました。
今までありがとうございました。
西洋と東洋がお互いに影響を与えあい、世界が変わっていったところを見れて感無量です。
凄いものを見た。
返信:西次 2022年11月24日(木) 22:22
レビ様、感想ありがとうございます。完結できるところまで書き上げられて、筆者も安心しております。
読者に楽しんでいただけたなら、筆者としても嬉しく思います。
それを言葉にして届けてくださったことに、心から感謝いたします。
本当に、最後まで読んでくれてありがとうございました。
最後は当初からは考えられないほどに、スケールの大きな話になってしまいましたが、これも見守ってくださった読者様のおかげであります。
時間はかかると思いますが、そのうち新作も投稿しますので、縁があればまた読んでくださると嬉しいです。
satake 2022年11月01日(火) 03:23 (Good:0/Bad:0) 49話 報告
特殊部隊から血はつながらないとはいえ王族に列する外戚みたいな立場にまでなって…あんなにシグルイして戦場を駆け巡るだけの兵士だったのに…(ホロリ)
芸は身を助けるって感じもありますが、その分厄介事もめちゃくちゃ背負い込んでるし恨みとか嫉みも結構買ってそうで奥さん方ともども幸せになってほしいもんです…
返信:西次 2022年11月02日(水) 23:24
satake様、感想ありがとうございます。
モリーがここまで躍進することになるなど、第一話の時点では考えもしませんでした。
その分、いろんなものを背負い込んだわけですが、きっとうまくやってくれるだろうと信じることにします。
彼女たちの今後については、次の小話で、ちょっとだけ描写することになります。
未来は不確定なものですが、どんなことが起きようと、彼女たちはお互いに助け合っていくことでしょう。
いずれ終わりが来るとしても、結ばれたことを後悔するような人生には、ならないと思います。
satake 2022年09月01日(木) 07:55 (Good:0/Bad:0) 47話 報告
移民の斡旋(実質奴隷化では…?)したり砂糖(麻薬並の依存性があると最近は言われ出した)をばら撒いたり、かと思えば兵器の技術を供与して一線を完全に超えた場合の被害を大幅に増やしそうな事したりとやってること自体はブラックな商人まっしぐらなモリーさん。
負けるなモリーさん!バランスをとり続けるんだ!君が倒れたらおそらく悲劇のレベルが歴史知識の想定よりもっと上がるぞ!
返信:西次 2022年09月04日(日) 22:05
satake様、感想ありがとうございます。
移民=奴隷ではないか、と言われれば否定はできない所です。現代奴隷とか経済奴隷という言葉もありますし、その多くが奴隷と変わりない生活を余儀なくされることでしょう。
それでも全部が全部、非人道的な扱いを受けるとは限りません。故郷では食うに困るから出稼ぎに出るのであって、その受け入れ先さえなくなってしまったら、彼らはさらに後ろ暗い手段を選ばねばならず――。
それくらいなら、斡旋した大規模農場などで働き口を得るほうが、まだマシじゃないか、と思うのです。
……シルビア妃殿下に生贄をささげる言い訳としては、こんなものでしょうか。
砂糖に関しては、確かに労働者の健康を阻害するという一面もあります。それでも需要を喚起することで、新たな市場を開拓しなければ、東方交易はいずれ行き詰ってしまう。
モリーがなにもしなくても、シルビア妃殿下がいずれ行うことでもあります。
それを先取りすることで、恩を売った形にしたともいえるでしょう。初期投資の労力を支払うことで、妃殿下の関心を買おうとした。そこまでしたら、妃殿下もモリーの行為を評価しなくてはなりません
……そのシルビア妃殿下も、自国の安定と成長のために他国を食い物にしているのであって、別段悪の大王というわけでもないのが色々と複雑です。
兵器技術の供与に関しては、モリーにとってはどうせ上手くいかないとわかっているので、そこまで深刻には考えていません。実用化には百年かかっても可笑しくないと思ってます。
実際、中国もイギリスから最新式の砲や気球などを見せられても、軍事的に正しい評価が出来ず、まったく対策をたてないまま、数十年後にアヘン戦争でひどいことになったわけですから。
兵器供与の結果が出るのは、アヘン戦争のような有事の後でしょう。モリーもそうした東方独特の社会の在り方を理解したから、そんな大胆な行動ができたわけですね。
なお、これらすべてが悪い意味で融合し、一気に武力革命まで行きついてしまえば、死ぬのはモリーだけでは済まなくなるのは明らかです。
なので、バランスを取り続けねばならないのは間違いなくその通りなのです。
今更後悔しても始まらないから、なるべく上手に軟着陸できるよう、その生涯をかけて頑張ってもらいましょう。