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感想
アンチメシア 2016年06月03日(金) 03:27 (Good:0／Bad:0) 97話 報告
平さんはとうとう原作以上に堕ちてしまいましたね。原作では坂本が止む得なかった事情で何度も置き去りにせざるを得ず、その孤独に耐えかねた末正気を失ったことによる自暴でしたが、この場合は止む得なかったとはいえ殺人を犯してしまい、口封じのために目撃者である神崎さんはおろか恩人である渚まで己を見失ってはいても正気を残したまま殺害を決意してしまうという原作よりも質が悪くなってしまった。
まぁ…彼やリュウキ程の狂う人は余程悪条件が重ならない限りはいないでしょうが、普通の人がいきなりこんな戦場に放り込まれて憔悴しないわけがないですからね…渚はもちろん八幡達がどれだけ特別か分かりますね。
正に特別と普通の差を暴くのもガンツミッションの恐ろしさでありますね。
特別な強者である陽乃は完璧であったが故に敵を…何より弱さを知らず、弱さを知らなかったが故に普通の人の心の「苦しみ・悲しみ・痛み」を知識としては理解できても彼らの心情に共感することができなかった。
これが「未熟だからこその悲哀、苦悩」を抱える妹とのすれ違いを生む原因でもあったのでしょうね。
故にそういう特別な自分を受け入れてくれる「本物の味方」を欲していた。
そんな陽乃とは対照的に特別な弱者であった八幡は「誰よりも弱かったからこそ、人の心の痛みや悲しみをより深く理解し、共感できる」それが八幡の最大の美点で陽乃はもちろん“優しい娘”である雪乃や“強い娘”である由比ヶ浜でさえも持ち合わせていない（もしくはあるけど足りない）もので彼女らが彼に惹かれた理由の一つでもあるんじゃないのでしょうか。
だからこそ、強者の陽乃でさえ諦めてしまった本物を求め続けることができたんじゃないかと…
そう思えば、同じ弱者だったはずなのに…八幡と黒金を分けたのは何だったのでしょうね…単なる化物になっただけじゃない気もしますが…黒金の過去もどこかで詳しく知りたいですね。
返信：副会長 2016年06月08日(水) 21:58
平さんは、元々鈴木さんポジで登場してもらったキャラですが、彼のようにはなれませんでしたね。
鈴木さんは少年漫画のキャラとしては限りなく異端なのに、遂にはラストミッションまで生き残った……あの人は、どんな状況でも常に優しく、周りを気遣える強い人だった。
平は、彼ほどには強くなれませんでしたね。でも、きっと、多くの人が彼のようになってしまうのだと思います。
ここで陽乃の心情を描いたのは、バトルシーンとしては蛇足だったとは思いますが、僕も陽乃や八幡と同じで、好きになるには相応の理由がないと納得できないというか、薄っぺらく感じてしまう面倒くさい人間なのです。
でも、読者の皆様には、陽乃と八幡の関係をそんな薄っぺらく考えて欲しくなかった。
言い訳染みているかもですが、個人的には是非とも読んでほしいシーンです。
「本物」観は俺ガイルのファンならば誰しもそれぞれ特別な思いを持っているとは思いますが、この作品では、陽乃にとっては、本物とはこういうものなのだということを、どうかご理解いただければ。
モンペ 2016年05月17日(火) 07:36 (Good:0／Bad:0) 97話 報告
由香の八幡への恐怖は合宿の時点で始まっていたのですね
直接話したわけでもない相手への直感？はガンツに合った能力だったのかもしれませんね。足りないけど
葛西さんの特技は逃げ足ですからカタストロフィが来ても地球の外で何とか生きてそうです。
返信：副会長 2016年05月18日(水) 23:30
そうですね。素質はあるんだと思います。まぁ、あくまで素質は……ですが。それが開花するのを、黒い球体は待ってくれないので。
マジで最終回に葛西さんが出て来たときはうぉぉおおおってなりましたね。天才かと。松井先生は天才かと。本当に何があったら死ぬんでしょうね、この人ｗ。
アンチメシア 2016年05月17日(火) 06:24 (Good:0／Bad:0) 97話 報告
かつての挫折を通して本当の強さを見出すことができた由香。
虚構の玉座に縋っていた頃の自分と決別した今の彼女ならあの娘に謝ることもできるでしょうが、それを教えてくれた人が大ピンチに。
ようやく変われる切っ掛けを掴めた矢先に不条理が襲いかかる。
そういう良くも悪くもそうした日常にはない非日常の不条理を経験させることでこれまでの人生観を変えてくれるのがガンツミッションの特徴でもありますね。
思ったのですが…神崎さんはヒールを投げ飛ばしたということは今は素足ですよね。アスファルトに覆われてることから小石とかはあまり踏まずに済むでしょうが、場所によってはガラスの破片などが散乱しているだろうに、擦りむいた膝もそうですが、足裏の方は大丈夫なのでしょうか？
それはさておき、非日常の齎す不条理を前に絶望に打ちひしがれる彼女の前に伝説の放火魔が現れましたね。
ある意味、黒金たちよりも厄介な性分を持つ彼はこの戦争にどんな影響を齎すのか。
返信：副会長 2016年05月18日(水) 23:24
由香は、普通の女の子です。
弱く見られたくなくて、強く見られたくて、ずるをして、空気を作って、当然の報いを受けて、逆に空気に殺される。
何処にでいる、どんなクラスにもいる、普通の弱くてずるくて相応に汚い心を持つ少女。
普通の女の子でした。
彼女が普通とちょっとずれたのは、彼女の人生観を少し変えたのは、おそらくはあのキャンプ。金髪イケメンを中心とした高校生達、目の腐った男、そして一人の少女。
もし、彼女が黒い球体に誘われなかったら――いつか、もっと正しい物語が、とある少女との正しい物語が、あったのかもしれませんね。
神崎さんの足の裏はボロボロです。でも、致命的な擦過傷はありません。とんでもなくズキズキとは痛むでしょうが、それ以上に神崎の“逃走”心は強いのです。もしかしたら、この先描写するかもです。
ジュナス 2016年05月17日(火) 01:41 (Good:1／Bad:0) 97話 報告
葛西さん！葛西善二郎さんじゃないですか！
人間の限界を超えないことが美学の人間らしい犯罪者の！
この人、シックスと出会うまで死に場所を求めるように犯罪起こしてたけどここではどうなんですかね？
むしろ血族は星人設定入るか？
何はともあれ楽しみにしてます！
返信：副会長 2016年05月18日(水) 23:04
マジカッコいいですよね葛西さん！
やっぱ犯罪者は美学を持ってこそですよ！ さぁ！ 作者はこの期に及んで更にキャラを増やしてどうするのか！ 血族設定をどうするつもりなのか！ 今は只頑張るとしか言えない！←おい
……まぁ、一応考えてはいるので、どうか楽しみにしていただければ！ 言ってやった！ 言っちまった！←おい！
黄金人鳥 2016年05月17日(火) 00:12 (Good:1／Bad:0) 97話 報告
なんだかんだ言ってネウロの世界でまともに犯罪者やっていた葛西善十郎さんじゃないか
人間を超えることをよく思ってないから敵にはならない可能性が微レ存？
ネウロの中で葛西さんが一番好きなのでとても期待してます
返信：副会長 2016年05月18日(水) 22:58
僕も葛西はネウロの中ではトップクラスに好きです！ 笹塚さんと一、二位を争います！
ちなみに三番目から春川（HAL）＆刹那で、四番目がXI＆アイです！ ……あれ？ 主人公は？ （いや好きですよヤコもネウロもｗ）
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ノ夜 ID:tPgD/j6s 2023年04月24日(月) 21:54 (Good:1／Bad:0) 192話 報告
もう３周してしまった…
とても面白いので続き待ってます！
ネルバヤス ID:VUEHJj3Y 2020年12月21日(月) 21:17 (Good:2／Bad:0) 192話 報告
最後の投稿からはや1年と数日が経っていますが、お身体の方は大丈夫でしょうか？生存報告だけでも上げてくださると嬉しいです。
自己嫌悪マン 2019年11月10日(日) 02:34 (Good:7／Bad:0) 192話 報告
ようやく最新話まで読了しました！ので感想を( ´∀｀)
話が進むに連れて想像もつかないくらいスケールが大きくなっていく、にも関わらず各人の心理描写が丁寧にされていて、これまで読んできた二次創作の中でも一番と言えるレベルでハマりました。特に鬼星人以降の展開は全て把握しきれないほどで、飽きずに読み続けることができました、ありがとうございます。
次は大阪編ですね！ぶっちゃけると、大阪編はカットされるものとばかり思っていました。原作よりも早い段階で核に迫ってきていますし、そちらの話を深掘りしていきそうな感じもしていたのでつい。この状況下で修学旅行、しかもそこで戦うことになると………うーん、どう転んでも修羅場にしかならなそう（中並感）
何はともあれ、大阪編も楽しみに待っています！
連－REN－ ID:VngDqgKw 2019年10月22日(火) 16:14 (Good:8／Bad:0) 192話 報告
一ヶ月かけて一話から最新話まで一気読みさせていただきました。
若干登場キャラが多い気もしますが心理描写とストーリーが丁寧に書かれていて好感が持てました。
とても面白いです！