俺の青春ラブコメはこの世界で変わりはじめる。
作者:clp

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KIRIE  2019年06月01日(土) 10:04 (Good:1Bad:0) 報告

前に変なこと書いたので2度目の感想です、

どうでもいいとは言葉が悪かったですね。申し訳ありません。
過程が正しければ喜劇でも悲劇でもいいという意味です。リトルマーメイドも好きだけど人魚姫も好きだし。

例えば文化祭で雪乃がテレビの取材に揚げ足取りを繰り返してテロリストを守っているような姿を世界中に晒しましたが、これで彼女がテロリストに仲間入りしたと判断されれば法的には兎も角社会的に危機を迎えるし、連鎖に連鎖を重ねれば最悪の事態にもなりかねないなと思っていたので。
勿論フォローできて幸せに目覚めるに越したことはないですが、BAD ENDでも面白く書くだろうし受け入れられるだろうなと。
しかし現実の常識が違いすぎて、この場合疑われすらしなかったり、そもそもテロリストが認められていそうというのはどうにも受け入れがたかった。

まあ、現実がおかしいのがプロパガンダならいいんですが、それを一般人で信じているのが馬鹿でもいたので、素ではそう思えなかったんですよね……。

あとテロリストについて、甘い対応をした結果、恵まれた立場で嘗めて甘えて英雄願望で暴れるテロリストが大量出現した失敗から対応をリセットしなければならなくなったのが現在だと思ってるというか……ぶっちゃけそれに該当するのが運営です。
例ででた226など515のダダ甘対応を見たのも要因として発生、対抗上軍事政権になり戦争に歯止めがかからず最後には……という最悪な結果から、そういう対応しかないなと確信した直接事例なんですよね。
何よりテロリストと取引しないは現在の国際常識ですし。気に入らない様ですが。

-追記-

なんだかヒートアップして申し訳ない。

文化祭では実は全員警官とかの言い訳が効かない未成年者の新規ログインとか、メッセンジャー的な面もあるマスコミの行動とかで、国際的にもテロに屈する様を見せてはならない政府側が逆のアピールを頑張ってる様に見えたので。
少なくとも現在なら強硬なアピールをしなければならないだろうというのと、(個人の所感は兎も角)そのアピールの意味を伝えようとした、 というのが大体のところです。

……どうにも、アニメ化映画化と人気があるらしいとさすおにを(頭痛でやめるまで)読んでから、この手の状況にアレルギーが出る……暴走状態でした。

返信:clp 2019年06月03日(月) 03:02

KIRIE様、再度のご感想をありがとうございます。

まずはこちらこそ、細かな表現を指摘する形になってごめんなさい。
要らぬ心配だと判った以上は、この件については何も問題ありません。

私も、良くできた作品なら喜劇も悲劇も楽しめるので、今回のお言葉はすんなりと腑に落ちました。


さてテロの件ですが、これは突き詰めると「現実あるいは常識をどこまで物語の中に反映させるか」という話と「テロについて現実的に考える」という話に分離できるのではないかと思いました。
以下はこの前提で書いてみますね。

例えば、最新152話で勉強法について語る場面がありまして、あれは基本的な部分はともかく途中からの雪ノ下の言動にはファンタジーが混じっています。
でも最後まで現実的に、予備校の先生が言うような話を正確に書けば良いのかというと、それは物語としてどうなのかとなりますよね。

例に挙げて頂いた場面も、実は構図は似通っています。
記者の知識不足を高校生が指摘する段階から微妙に現実離れした部分があって、それが「雪ノ下の名前にびびって一件落着」となる辺りは物語的虚構そのものです。

もちろん厳密に言えば全編を通してフィクションなのですが、ここでは特に現実感の薄さを出したかったと言いますか。ドラマに喩えると、街中で大騒ぎした男女がCM明けには何も無かったかのように別場面で話をしている的なあれです。

だからこの場面における問題点は、テロリストとの関係を疑わせかねないという問題ではなくて、これが仮構の世界だとKIRIE様に伝えきれなかった私の書き方の問題だと思います。


ところで、実はこの場面以上に突っ込まれると困る箇所がありましてですね。
同じく6巻で、部分的なログインを可能にするための施設建設に雪ノ下パパが関わっているんですよ。

これはまあ、テロリストに協力したと言われても反論できない行動ですよね。
けど、ですが。作中で箱物を作る必要があって、雪ノ下の実家が建設会社をやっていて、なのにその二つを組み合わせないのは面白みが無いと思いませんか?

こうした場合には、現実や常識よりも物語上の要請を受け入れるべきだと私は思うのです。

じゃあ、雪ノ下パパはどうやって世間を納得させたのか?
これを考えるのは書き手の醍醐味の一つですが、それを作中で全て説明できるのかというと、それをしたら完全に脱線になると思うんですね。雪ノ下パパ奮闘記、といった外伝を書くなら可能かもですが、本作の枠組みでは限界があります。

逆に言うと、商業作品で外伝が書かれるのは本編を補完するためという理由があり、そして実はそれは作者以外にも可能なんですよ。
つまり読者さんが好き勝手に「あれはきっとこうだ」と想像するのは自由で、そうした発想から二次作品が生まれて来たりもするわけで。

だから、もしもKIRIE様が(この作品に限らず)作中で引っ掛かる箇所があったとして、それは「こんな理由かも?」とか、あるいは「こう書けば良かったのに」とか、そんなふうに思考を巡らせて頂けると良いなと私は思います。


で、以下はテロについての現実的な話になります。

挙げて頂いた雪ノ下の例ですが、仮に現実でああなったとしてもテロリストの仲間とは見なされない可能性が高いと私は思います。
それは彼女が明らかに被害者で高校生で、周囲の注目を集める育ちかたをして発言に一応の筋が通っていて、おまけに見目麗しい外見だからです。

そうした条件に外部からの「手心」が加われば、おそらく問題は起きないかと(これはこれで釈然としない気持ちになりますし、八幡あたりは目に見える反応をしてくれそうですが)。
もちろん問題に発展する可能性もありますが、物語上の説得力という点ではこの程度の確率で充分だと私は考えています。

それと前回の繰り返しになりますが、雪ノ下に限らず関わりを持っただけの人たちまでテロリストとみなすのはダメだと、私は思います。

なぜならそれは、例えば鴎外が改善したいと考えた封建的な思考でもあり、例えば昭和から平成を経てなお生き残っている(どころか911後は世界に拡散した感さえする)日本的な空気の問題そのものだからです。

その上で私が心配するのは(今回も杞憂だと良いのですが)、KIRIE様という個人が「そういう対応しかないなと確信」することは、テロリストへの第一歩になりかねないんですよ。

運営との取引については上述したように突っ込まれると答えにくい部分があるのですが、この「取引」という行為を国家(と専門家)が担うのが近代国家の大前提ですよね。

で、たとえ表ではきっぱり拒絶しても対話のルートを断ち切るのは論外だという話もご承知だと思います。なぜなら我が国には「国民政府を対手とせず」という愚かしい経験があるからで、その歴史をKIRIE様なら知らないはずは無いと思うからです。

だから気に入る・入らないという話では無いと思うのですが……ここの主張については申し訳ないですが私の理解が追いつきません。ぶっちゃけ解った上で私を試しているのだと言われた方が納得できる気がします。

もう一つ解らないのが「恵まれた立場で嘗めて甘えて英雄願望で暴れるテロリストが大量出現」というお話で、そうした連中は一部を除いて問題にならないような……。

と言いますのは、現状を愁い自分にできる事はないかと考えるような真面目な人が変な確信に至ると厄介なテロリストになっちゃうんですよ。さっきの心配そのものですね。

それと比べると、ふわっとした気分でテロ組織に参加したところでたかが知れているというか。血筋や肩書きが良いと利用しがいがあるので厄介ですが、信念も持たないそこらの人がテロに参加するとか言い出したところで現実は何も変わらないわけで。

で、それとは比較にならないほど怖いのは、行為の意味よりも真心とか無私の心とかを絶賛する外野の声で、それが真面目な人の信念なり確信なりと結びつくと悲劇に繋がります。


さて、もちろん国家にも問題はありますし、テロリストへの対応が甘い部分もありますが、そこでまず対処を考えるべきなのはテロリストの増加ではなく被害者の救済です。
特に、理不尽な目に遭った人が復讐に駆られてテロリストになるという展開は絶対に避けるべきですよね。

だからこそ我々一般市民が為すべきなのは、理想を大上段に掲げる事ではなく、変な外野の声に待ったを掛けることです。これは国家にもマスコミにも不得手なことで、個人にしかできない事です。

とはいえ地味だし成果が見えにくい行動なので、現状に異論のある人たちがもどかしい気持ちになるのも理解できますし、そうした人々が創作物で気を晴らそうとするのも理解できます。

だから、圧倒的な力を持つ何者かが悪を裁くとか、俺TUEEE的な主人公が悪を制裁するような作品が人気を呼ぶのも解るのですが。

ここで冒頭の話に戻りますが、良くできた作品というのはある種の爽快さに加えて現実の割り切れなさにも配慮できてるんですよね。だから結末が悲劇でも喜劇でもそれなり以上に納得できるし楽しめるのではないかと思っています。

この作品が結末を迎えた時にどんな感想を抱くのかは読者さんそれぞれにお任せするしかないですし、私にできるのは少しでも良い作品になるように失敗と検証を重ねながら書き続ける事だけです。

今回のKIRIE様のご感想をその一助にできるようにと、そう心掛けながら頑張りますので、またのお越しをお待ちしていますね。

途中からは深夜の謎テンションで演説みたいになっちゃいましたが、ご清聴ありがとうございました。
私は寝る。


-追記-


こちらも長々とお返事を書いてごめんなさい。
最後のは「寝る(バタッ)」というオチのつもりでしたが、突き放した印象になっていない事を願います。

さて最初に「さすおに」についてですが、あれは俺TUEEE+天然の作者さんによる壮大なギャグ作品だと思えば一年の終わり頃までは何とか……という無理な読書の仕方はお薦めしませんが、キャラの出しかたは参考になるなと思いました。
例えば千葉道場の娘とか吉田神道の神童とか、そうした肩書きだけでも読者さんの興味を惹くのは解るなぁという感じで。
一方で世界情勢とか敵の言動を真面目に検証し始めるとあれですが。

で、同じ時期に漫画「暗殺教室」を読んでいて思ったのですが、「さすおに」の作者さんはおそらく上記の世界情勢とか矛盾の多い魔法理論などを「厳密に説明すれば解って貰える」と考えていて、巻が進むほどにそれに拘泥してどんどんリズムを悪くしたという印象です。

それに対して「暗殺教室」の作者さんは言葉をいくら尽くしたところで「中学生が世界の命運を握る」という状況を納得して貰うのは無理だという前提で、漫画的な展開やご都合主義なども上手く活かしながら描きたいものを描き切った感を受けました。

私が目指していたのは後者で、でも仮想世界に関する説明を求められる頻度が事前の予想を超えていて……突き詰めれば「仮想世界に集団で捕らわれる」という時点で現実離れしているので、説明にはどこかで飛躍が必要なのですが、ここの部分を序盤に上手く処理できなかったのがいつまでも尾を引いている形で、読者さんには申し訳ないです。

今回ご指摘の件についても一応の説明はあります。
でも中学の同級生やマスコミがなぜログインできたのかという点を掘り下げるよりも、ここの部分は曖昧な形で(前記の「この程度の確率で充分」という程度で)済ませて。
その代わりに、作中での各キャラとの絡みには明確な意味を持たせて(過去との対峙、状況への気付き)、こちらは飛躍を少なくしてより精密に描写するというのが基本方針なのですが、それを受け入れて下さると私としては助かります。

それと同時に、少しでも良い内容にできるように、読者さんが引っかかりを覚える場面を一つでも二つでも減らせるように(特に運営が絡む場面ではより一層の注意を払って書こう)とも思っていますので、また気になる点がありましたらこれに懲りずにご意見を頂けますと嬉しいです。

またのお越しをお待ちしていますね。


KIRIE  2019年05月29日(水) 05:49 (Good:1Bad:0) 報告

ふう、最新話にようやく追いついた。
ボリュームがすごくて、相変わらず脇役に至るまでの個人には設定付けや心理描写がうまいですね。これに尽きる。

ただ、前の感想返しも含んだ感想ですが、あまりにもテロリストやそれに対する対応の考え方が甘すぎませんか。
この状況は現代に例えれば、爆弾首輪を付けさせた学生達に自分たちが心から素晴らしいと信じている聖典を読ませる日々を送らせて学校に立て籠もっている、と言ったところでしょうか。あるいは自慢の優秀な遺伝子を分けてやるのは光栄だろうと心から信じて女性を拉致監禁し、レイプを繰り返して子供を産ませようとしているとも言えます。ゲノムかミームかでどう違いをつけるかは人それぞれでしょうが、どちらにしても自分たちの正しさを信じているだけの下劣の極みです。
立ち位置は、マーケティング能力も忍耐力もなく他人に責任をなすりつけて爆発した無能技術オタク集団、あるいは最初からテロリズムを前提にしていた反社会勢力ですね。
そして殺すつもりがない、なんてのはどんなテロリストでも言うことですし、できればそうしたいと思っていることです。要求に従えば、ね。
あなたの描いているのは、自分の正義を信じて世界と戦う、どの時代のどの地域でも代わり映えのない、ごく当たり前のテロ組織です。

というか、テロリストとなって信頼も信用も底辺を突き抜けて極大のマイナス状態から、近代国家において国や風評等の一切の干渉を跳ね除けて商取引を成立させ、誰も見抜けずないようにテロを起こした自分たちの技術を信じさせて新たに人命すら預けられ、大々的に勢力を拡大させる。
……それが出来るほどの能力があるなら、そもそもテロを起こす必要がありません。

批判ばかりに見えるでしょうが、個人と組織の描き方が最高レベルと最低レベルで平均化されていて、すみませんがなんというか混乱してうまく表現できません。

-追記-

いえ、はっきり言って主人公たちが幸せになろうが破滅しようが皆殺しになろうがぶっちゃけどうでもいいんです。
気になるのは、そして気に入らないのは、テロリストと好意的に通常の取引を行う組織です。
悪、と前から表現しますが、テロリストとは根本的に善悪正義不義どうでもいい社会の敵です。侵略して来た別の文化の敵組織です。数多ある敵組織の威力偵察部隊です。
テロリストがカラスが黒いとどうでもいい主張をして恐怖による政治主張を行って来たなら、取り敢えずはいいや黒以外の別の色だと主張しなければなりません。敵対しなければいけません。潰すか潰されるかです。
さもなくば防衛力の弱さを見て、全く別の決して受け入れる訳にはいかない主張をする敵の、それも武装組織が破壊活動を始めて社会が崩壊しかねないからです。
敵の敵は味方なら、任命された交渉役以外の敵の味方は敵以外の何者でもありません。勝手に社会の一員の証明である通常の取引を行った者もテロリストです。

もちろん弱みを握られているなら引き下がらずを得ない事もあるでしょうが、建前でも脅迫されて仕方なくというスタイルを取るどころか、一般企業や一般人がなんの警戒もなく信頼して取引を行い続ける……しかもより状況を悪化させる可能性が高い取引を、後で「かつて」味方であった社会からどういう扱いを受けるか考えずに行なっていることがどうしても気になる訳です。

返信:clp 2019年05月30日(木) 02:57

KIRIE様、最新話まで読んで下さったことと再び感想をお伝え下さったことをとても嬉しく思います。

前回も思ったのですが私の意図をかなり正確に読み込んで下さっているのが伝わってきて、なのでほんの僅かな認識の差があるだけではないかと思いつつ。同時に、そこを埋められないのが私の筆力の未熟さなのかなと思いました。
その辺りを、順に書いていきますね。


まず、運営が悪なのは間違いないですし、それも「代わり映えのない、ごく当たり前の」悪なのはその通りです。
たまたま力を手にした(と思っている)連中が陥りがちな典型例を想定して書いています。
理念や理想に賛同した末端の人員が(自業自得とはいえ)馬鹿を見ることも含めてです。

ゲームマスターに至っては最初からログアウトをさせる気はなく(これは111話の情報から読み取れるようにしてあります)、登場する時にはどこか小者っぽさを醸し出すようにしています(4話、47話、115話など)。

だから、今回書いて下さったことの大半に異論はありません。

強いて言えば「テロを起こす必要」は技術面と国内外の状況から不可避だったのですが、それは作中では仄めかしている程度ですし、「実はこうなっていて」で納得して頂ける話ではないと思うので割愛します。

それよりもKIRIE様にとっては、運営に対する各キャラの反応がやっぱり納得できないという話ですよね。

それに対して私は前回、運営への対応とキャラ同士の絡みとを切り離して受け止める事はてきないかとお伝えしました。なぜなら私が書きたいのは圧倒的に後者だからです。
そして追伸を拝見して、運営の行動やゲーム世界の状況についての描写が足りなかったのが原因だなと痛感しました。

前回とは違う点として、今回は最新話まで読んで下さったとの事なので、八幡がストックホルム症候群の可能性に気付きかけている(そこで止まっているとも言えますが)のは伝わっているかと思います。


さて、ここからはメタ的な話になります。

まず繰り返しになりますが、私が書きたいのは極限状態で原作キャラがどう動くかではなく、彼らの行く末です。
もちろん両者は厳密には分離できませんし、各キャラに行動の変容を促すために舞台設定を整えた以上は前者もそれなり以上に触れないわけにはいかず、それを最低限の形で終わらせたのが7話まででした。
なので問題の根源はここにあるのだと思います。

そして上記の私の未熟さは、ここの問題をどのように解決したら良いのか今なお思い浮かばない事なんですよね。

まず運営に生殺与奪が握られている状況では、特殊能力でもない限りは現状を受け入れるという結論にしかならず、そこに至るまでの心理描写をいくら詳しく書いたところでエンタメにはなりません(文学にはなるかもですが)。

あるいは、各キャラが定期的に状況を儚んだり運営に反抗心を燃やすという描写を加えることは可能ですが、それも読んで楽しい話にはできない事に加えて、以下のような展開への期待を持たせかねないので可能なら避けたいところです。

そんなわけで、その手の話は描写からばっさり削って「こうなってしまった」という前提で日常の話を進めて来たものの、予想以上に「この状況に八幡が正面から挑んで運営を打破する」という方向性を望まれる読者さんが多く……でも私が書きたいのは彼らの関係にひとつの区切りを付けることで、この世界はそのための舞台装置に過ぎないんですよね。。

読者さんの期待に応えられないのは私が考えた設定およびその描写に問題があったからで。でも原作とは違った関係に持ち込みつつ、可能な範囲で各キャラに原作と類似の体験をして貰いながら結末に至る、という目的のためには使い勝手がとても良い設定で。

だからこそ、読者さんに納得して貰うにはどんなふうに書けば良かったのかと定期的に悩んでいるものの、「ディストピアな状況で普通に暮らす」諸作を読んでみても解決策が見出せないのが正直なところです。

前回お伝えしたとおり、書いていない=起きていないではなく、各キャラの内心では複雑な感情が渦巻いています。
はっきりと因果を明記するのは避けていますが、あるキャラが原作よりも積極的な行動に出る場面、あるいは逆に原作と比べると従順に感情を呑み込む場面などで、この環境由来の感情などが影響しています。

でもどのキャラにも言える事ですが、そればかりを考えて過ごしているわけではないと思うのです。
運営が関係しない場面における各キャラの言動や絡み具合や活躍や悩み弱さなどを、設定関連の話とは切り離して、混乱のない形で楽しんで頂きたいと思うのですが……すぐには対応ができそうになく、申し訳ないです。


おそらく私とKIRIE様との間の意見の相違は、突き詰めると以下の一点に収束すると思います。
つまり、「どうして運営の人間(特にゲームマスター)と奉仕部の三人を友好的な形で引き合わせたのか?」です。
でも今は、これ以上詳しくお答えすることはできません。

もしも今後も読んで下さるのなら、原作10-11巻の序盤の辺りと最終話と、その二つのタイミングでのご意見を伺ってみたいなと思います。
もちろん無理強いはしませんが、感想を書いて下さるのなら率直な物言いで構いませんしいつでも歓迎しますので(今回も批判ばかりとは思いませんでしたし)、またのお越しをお待ちしていますね。


-追記-


KIRIE様、追記を頂きありがとうございます。

私は今まで、読者さんが伝えて下さったご意見に表面的に迎合するのではなく、納得できない部分があり、かつそれが大事な事なら、真剣に反論するのが礼儀だと考えてきました。
同時に、説得や論破をしたいとまでは思いませんでした。作品への想いや印象・主張や見識はその読者さんご自身のもので、私にできるのは自分の考えを伝えるところまでだと思うからです。

さて、その原則をお伝えした上でまず申し上げたいのは、KIRIE様が「ぶっちゃけどうでもいい」と仰る主人公たちの行く末こそが、他の何よりも私が優先していることなのです。

二次作品(創作という言葉は最近あまり使いたくないので)というものは、とても特殊な立ち位置にいます。
原作のどこかしらに惹かれた書き手が、同じ原作の何かしらに惹かれた読み手に向けて公開している作品です。

だからこそ、これだけの文章量を読破して下さったKIRIE様に「原作キャラのことなどどうでもいい」と言われるのはとても辛いですし、私にとっては絶対に見過ごすことのできない発言です。

私の未熟さが原因でそうしたご感想に至った部分があれば、その責任は全て私が一手に引き受けます。

けれどもKIRIEさん(ここだけは敢えて、さん付けで呼ばせて貰います)、できれば私は読者さんに「主人公たちがどうなろうがどうでもいい」なんて言わせたくはないし、思わせたくもないんですよ。

上で申し上げたとおり、発言を撤回しろとか意見を変えろと言う気はありません。
でもねKIRIEさん、「どうでもいい」と思いながら読むのって辛くないですか?

そんな苦しい読みかたは私にはできないですし、どうせ読むなら楽しみたいと思います。
たとえ厳しい結末が待っている場合でも(例えば俺ガイル原作が、全員にとっての悲恋で終わっても)、それまでの過程を楽しんだり主人公たちの哀しみに心を寄せながら作品を堪能したいんですよ。


さて、こうした私の考え方をお伝えした上で、以下ではテロ行為に対しての私見を述べます。

私は正直なところ、KIRIE様ほどテロリストに対する思い入れはありません。
なのでお考えを変えさせようとは思いませんが、ご意見を拝読しても自分の所感に変化はありませんでした。

まず、テロリストに正義はなく社会の敵なのは同感です。
けれども私はテロは悪だと思います。
それも典型的な、有史以前から現代に至るまで数限りなく繰り返されてきた、れっきとした悪だと考えています。

と言いますのは、テロ行為およびテロリストを善悪を超えた敵だと見なすことは危険だからです。
それらは善悪よりも下位にあり、法と比べても下に位置づけられるものだと、それが人類が叡智を重ねてきた末の現時点での結論になっていると私は受け止めています。
(とはいえ同意を得られるかは自信がないので、以下は悪をテロorテロリストと読み替えて下さっても構いません。)

国民国家が成立する以前は、宗教がその結論を担保していました。
例えば仏教においても、悪の扱いは仏陀の時代からずっと議論されてきました。

なぜ議論が続いていたのか、どうして各時代における最高の頭脳が悪を明確に扱えなかったのかと言いますと、悪というものは絶対不変のものではないからです。
むしろ誰しもが悪に荷担してしまう可能性があるからこそ、扱いが難しくなるとも言えます。

我が国のここ百年ほどを振り返ってみても、地下鉄サリン事件のオウム真理教・テルアビブ空港乱射事件の日本赤軍・226事件を引き起こした青年将校など、テロリストは数多く思い浮かびます。

しかしながら、最後に挙げた青年将校には同情の声が今なお寄せられていますし、オウムに対しても「状況や成り行き次第では自分もその一員になった可能性があった」と語る同時代の人々は少なくなかったと聞いています。

その一方で今世紀以降に顕著なのは、テロリストを異物と扱って排除する動きです。
あの連中は自分たちとは違うのだと臭いものに蓋をするその考え方は、でも実は時代に逆行したもので、大きな災厄をもたらしかねないものです。
ましてや、やむにやまれぬ状況において彼らと関係を持った人たちまでテロリストとして扱うのは、危険の極みだと私は思います。

テロリストは社会の敵であるのと同時に、私たちとさほど変わりのない普通の人間という側面もあって、だからこそテロ行為という悪に対しては個人として向き合うのではなく、法の裁きという形で対処すべきだと私は考えています。

最後に、「なんの警戒もなく信頼して取引を行い続ける」という点についてですが、この辺りは決定的な描写を避けている部分です。
ぶっちゃけて言えば運営のプロパガンダ以外には根拠のないもので、その辺りの「書いていない」部分をできれば好意的に解釈して下さると書き手としては助かります。


私の意見は以上です。
またのお越しをお待ちしていますね。


さすらいガードマン  2019年05月03日(金) 03:13 (Good:2Bad:0) 報告

150話達成おめでとうございます!!

変なタイミングですいません。最新の2話あたりの感想です。

選挙戦(まだ前哨戦かな?)が進展していくにつれ、次から次へとキャラが参戦してきて……相模・大和・ついでに折本達まで絡んでくるというカオス状態に。

これだけのキャラを動かして破綻しないのは、三人称視点の利点もあるでしょうが、なによりclpさんがしっかりとそれぞれの個性を掘り下げて書いておられるからでしょう。

しかしこれ……原作通りいろはすが会長になるルートが見えませんね。この流れだと他のSSなどにもある「ゆきのん生徒会長&みんなで生徒会」なんてのもありそうですが、それだと原作の流れから大きく離れてしまいますし…………。
ここからどう着地させるのか楽しみです。


以下、本編とそこまで関係無さそうだけどちょっと面白かったポイント↓

戸部・大岡・大和が1陣営に一人ずつバラけて協力するという発想は無かった!

玉縄会長が折本と一緒に行動したがって頑張ってるのを折本自身全く気づかずに思惑を叩き潰す。……玉縄……ドンマイ。

では~。

返信:clp 2019年05月04日(土) 03:24

さすらいガードマンさん、いつもありがとうございます!

150話……それに平均文字数もどんどん増えているのに、これだけの量を読んで下さった方々には本当に感謝の気持ちしかないですね。
なので感想のタイミングなどお気になさらず、気が向いた時に思うがままに書いて下さいませ。

過去の伏線を回収しているだけ……と言いたいところですが、実際に書いてみるとやっぱりカオスですよねー。
相模は121話、折本は115話、大和に至っては29話で書いた事が最新2話に繋がって来るとか、考えた奴ふざけんなと過去の自分に文句を言いながら書いていたので、破綻していないと言って頂けてほっとしました。

少しだけぶっちゃけると、三人の誰が会長になっても良いように気をつけながら書いています。
でも仰るとおり、問題はむしろその後なんですよね。。

原作から離れるのはまだ何とかなるのですが、雪ノ下会長で進めると大きな問題に直面しますし、一色会長で進めると原作と同じ問題に遭遇しますし、由比ヶ浜会長だとそれら二つを足して二で割ったような問題に頭を悩ませる未来が待っているという。。。

どのパターンでも突破できるように備えているつもりですが、実際にその時になってみないと分からない部分があるので、未来の私に頑張ってもらうことにします←。

戸部っちの思考をトレースした結果、なぜか三馬鹿が一時解散となりましたw。
おかしい……玉縄とは一言も書いていないはずなのに、何故ばれた??

ではでは〜。


踊り虫  2019年04月13日(土) 14:56 (Good:1Bad:0) 報告

だいぶ久方ぶりの感想になりますがお久しぶりです。

相変わらず主役以外の人物にもちゃんとした掘り下げが成されていてやっぱり魅力的だなぁと感じます。ただ、みんながみんな物分りが良すぎるような気がするのがちょっと怖いと感じるようになりました。大人でもここまで物分りが良い人たちはいないんじゃないだろうか?

さて、選挙戦。互いの思惑が交差する序盤戦(まだ序盤戦なのが驚きのボリューム)未だ三番手の一色に勝ちの目はあるのか!
次回更新も楽しみに待ってます。

返信:clp 2019年04月15日(月) 01:25

踊り虫さま、お久しぶりです。ご感想をありがとうございます。

引き続き楽しんで下さっているみたいで、魅力的と言って頂けると「ちゃんと書いて来たかいがあったなぁ」と思います。
そのぶん文章量が嵩むのが頭の痛いところですが。。

三番手の一色に勝ち目はあるのか?
そもそも八幡が勝っても良いのか?
この辺りを深めつつも複雑にし過ぎないように、かつ楽しんで頂けるように頑張りますね。

最後に、ご指摘の「物分かり」について。
いくつか心当たりはあるものの、その全てに言及するとお返事が長大になりますし(まあ今更ですがw)。
長々とした返信が続くと、ただでさえ書きにくそうなのに感想のハードルがますます高くなりそうですし(もう遅いかも?)。

なので、気になった場面を一つでも複数でも構いませんので、お教え頂けますと助かります。

おそらく「なぜそう書いたか?」はお答えできると思います(先の展開に抵触しない限り、ですが)。
でも「怖い」と感じさせてしまったのは私の手落ちですし、読者さんにそう思わせず、かつ書き手側の意図には変更を加えずに済む書き方があると思うのです。
つまり改善の余地はあるはずなので、可能なら宜しくお願いします。

もちろん無理強いはしませんし、その場合でもまたのお越しを楽しみにしていますね。


通りすがり ID:rYwGFSRA  2019年03月30日(土) 22:48 (Good:1Bad:0) 報告

ちゃんと考えられていて、バタフライエフェクトって言っていいのかは分からないですけど、少しずつ違って来ていて面白いんですけど気になった事が1つ
ヒッキー、~だわだわ言い過ぎじゃね?
語尾が同じような感じになるのは、性格とか考え方とかなんだって言われたらそうなんだろうけどちょっと気になりました。わざとそうしてるのならもう少し柔らかい言い方にした方が時もあるんじゃないかなーなんて……

あくまで自分個人の感じた事なので気になる人は少ないと思いますので、敢えて意図的にやってるのにとか、気に触ったらすいません

返信:clp 2019年04月01日(月) 02:33

通りすがりさん、ご感想をありがとうございます。

ご指摘の件につきましては、かなり気を使って調整している部分なので、「気になった」とお伝えしてもらえるのは助かります。
なので気に障るとか無いですし、お気になさらず思ったままを仰って下さいね。

さて、これは確かに「話し方の問題」でもあるのですが、同時に「印象の問題」でもあると思いました。
たとえ語尾を変更しても、話す内容が変わらずギスギスしていると、やっぱり「気になった」という感想になると思うのです。
以下ではこれらの問題について、三点ほど語らせて頂きたいと思います。


まずは本題でもある「話し方」について、ラノベ的な書き方と一般小説風の書き方という観点から話をしたいと思います。

原作を含め多くのラノベでは、各キャラごとに一人称(私・あたし・わたし等々)や呼び方(比企谷くん・ヒッキー・ヒキタニくん等々)が割と厳密に決まっています。
それに加えて特徴的な話し方(〜なのだけれど・〜だし・ウケる等々)をするキャラも少なくありません。

なぜラノベがこうした設定を重視するのかというと、会話の羅列になっても誰が話しているのかが一目で判る、という理由が大きいのではないかと私は考えています。

とはいえ現実的に考えると、人によって話し方ががらりと変わるというのは稀です。
だから一般小説では話し方に差をつけるのではなく、地の文や状況設定や話の内容などで話者を特定できるような書き方が多いと思います。

ここで拙作に話を戻しますと、一般小説風の書き方とラノベ的な書き方の両方を私は重視しています。
前者は話に重みが出る点を、後者は話にスピード感が出る点を重宝しています。
そしてネット上の作品であるからには、ラノベよりも更に「分かりやすさ」が求められやすく、つまり話者を特定する情報は多い方が良いというのが、私が両方の書き方を重視する理由です。

結論として、同じような話し方を多用する理由は各キャラの性格とか考え方が原因ではなくて、識別記号として必要・有用だと私が考えているからです。


では各キャラの話し方と性格や考え方には何の関連性もないのかと言われると、それは否だと答えざるを得ません。
これが二点目のお話になるのですが、「キャラ付け」について、雪ノ下を例に語りたいと思います。

拙作では雪ノ下をコミュ障っぽく描写する場面が時々あります。
初対面の戸部の友人と会った時(114話)、葉山と話している時(147話)、八幡と話している時(多数)、その他にも余裕が失われるほどに、雪ノ下は必要以上に攻撃的な姿勢を示します。

もちろんそれぞれ理由はあって、緊張しているから、気を使う必要のない相手だから、話し方に気を配るよりも話の内容に集中したい相手だから、といった説明は可能です。
とはいえ話し相手や周囲の反応からも明らかなように、雪ノ下の態度が一般常識から外れているのも間違いありません。

これが一般小説であれば、雪ノ下が何かトラウマを抱えているとか、実は過去に何かがあってそれが反映された為だとか、キャラを掘り下げる方向に話が進む可能性が高いと思います。
しかしラノベにおいてはキャラ付けが過激になりがちで、つまり一般常識から考えるとかなり変だけど作中世界のこのキャラにとっては普通なのだ、という状況が多々あります。

それを読者さんにお伝えする為には、そのキャラに何度か同じ態度を示させてかつ何も問題が起きない(作中の別のキャラがそれを受け入れている)場面を描写するという方法が良いのではないかと考えた結果、こうした繰り返しが目立つ形になっています。
ただ、扱いが難しいというのが正直なところで、「もう少し柔らかい言い方にした方が」というご意見は、こうした方針の悪い部分が目立ってしまった結果でしょうね。

ところで、雪ノ下には他にも特徴的なキャラ付けがあります。いわゆる「方向音痴」がそれです。
これは、あまりに酷いという点ではラノベ的な特徴ですが、書き方・扱い方という点では私は一般小説に寄せているつもりです。

何が違うのかと言いますと、こちらは本人の中でも「変だ」という認識があって、露見しないように気を使っていたり可能なら治したいと考えている辺りが異なります(141話)。
こうした雪ノ下の受け止め方は割と現実的で、読者さんが持っている一般常識に沿ったものだと考えているのですが、いかがでしょうか?


最後の三点目は、柔らかい言い方にしない理由についてです。
現在連載中の8巻では、雪ノ下をはじめとした各キャラが八幡に対して、少し厳しい事も言うようになっています。

これは展開的に仕方がないこと、つまり物語からの要請でもありますし、前章の最後に八幡が由比ヶ浜に伝えた内容を受けてのものでもあります。
前者を言い換えると、八幡にとってはここが正念場だという事です。
そして後者を言い換えると、現時点の八幡も内心ではそれを望んでいるのではないかという事です。

で、最近はここの調整にさんざん苦労しておりまして、読者さんの不満が限度を超えないようにしなければならない反面、八幡への逆風がぬるいものだと作品から緊張感が失せてしまいます。

とりあえず書き手から言える事としましては、変に言い訳をしたり予防線を張るつもりはなく、書いて出したものが全てだという事です。
今までにも、特定の場面を切り取ってみれば不遇な扱いを受けていたキャラは何人もいました。
それが最終的にはどうなったかを思い出して頂いて、私を信じて頂くしかないかなと思っています。


では、またのお越しをお待ちしていますね。


KIRIE  2019年03月25日(月) 10:06 (Good:2Bad:0) 報告

第三者視点で主人公達や原作にもないサブキャラクターの心理描写まで描かれ、舞台の違いによる人間関係も自然に変化させてるのは素晴らしいです。そういう面では正直俺ガイル二次ではトップかも。

ただどうしても理解できないのは、最低最悪のテロリストであるとしか表現しようのない運営に対する対応です。
はっきり言ってこういう手段をとった相手には目的に関係なく第三者でも本能のレベルで途轍もない嫌悪を持って当然だと思うし、家族や学校外の繋がり・運動系の推薦(金銭的にも莫大な投資)を中心とした将来の希望を叩き切られた当事者たちの憎悪も計り知れないものがあるはずですが、奉仕部の面々を中心にそうした感情は理性で押し殺した部分すら見えず、呆れたり疑問は持ったりしているので考えても仕方ないと思考停止した訳でもなく早期復帰を諦めた訳でもなく……
例え最終的にキャラクターが意識をコピーしたAIだっただの、実際には思考が加速されて一瞬しか経っておらず死んでもログアウトするだけだのでも現時点では関係ないはずで、そうなると感情にロックがかけられて洗脳されているとしか判断できない。

そうなると上記の心理描写もどうしようもなく色あせて見え、特に運営側が登場する場面では極めて出来の悪い人形遊びにしか見えなくなります。
人が安全の為に汚物や危険物を避けたり排除しようとするように、理性ではどうにならないこともどうにかしてはならないこともあるはずだと思うのですが、なぜキャラクターをテロリストと同調するような内容にしたのでしょうか。

現在65までしか読んでいない時点で感想を書くのは自分でもどうかと思いますが……

-追記-

現実で、「住民の生首を並べ立てて威嚇する戦い方のISILに自主的に参加したけど組織が壊滅したから帰国したい。人を殺さず後方支援しかしてないから自分はテロリストじゃない」と主張している人間がいますが、帰国できても正直まともな人生を送れるとは思えません。
解放と引き換えに奴隷を猛獣と戦わせるコロッセオ(ゲームステージ)すら運営するテロ組織の活動を自主的に手伝う、というのは手伝った内容に関わらず同様に将来に強烈なダメージを残す行為だと思うのですが、その点に関して主人公たちだけならともかく原作より複雑で混沌とした関係を結んだ多数の人間がストックホルム症候群を一斉に発症したように全く反対意見を出さないというのに違和感を覚えた訳です。新顔でなくとも教師は雪ノ下家の関係もあって強硬に反対しそうだし、スパイと言い張るにも信じるのは相手次第な訳で……

返信:clp 2019年03月26日(火) 01:55

KIRIE様、ご感想をありがとうございます。

さて、まずは最後の一文について。
この時点で読者さんがこう思った、という情報は非常に得がたいもので、とても参考になります。
なので変にご遠慮なさらず、ご意見をそのままお伝え下さるほうが私としては助かります。

そして本題に入る前の前提として、作中の運営は明らかに悪で犯罪者でテロリストなのは間違いないです。
同時に、奉仕部の三人をはじめとした作中キャラがその運営に同調していること(*)、感情を理性で押し殺したわけではないこと、思考停止したわけでもないこと、なども間違いありません。
(*追記:全員が同調しているとか、運営の全ての方針に同調しているという意味ではありません)

では、何故そのような内容にしたか、ですね。

最初に、「心理描写が色褪せて見える」というご意見に反論させて下さい。
正確には、KIRIE様がそう受け止められた事に対して文句を言うつもりは無いのですが、別の考え方もあるのではないかとお伝えさせて下さい。

原作に以下のようなセリフがあります。
「始め方が正しくなくても、中途半端でも、でも噓でも偽物でもなくて」(3巻p.214)
本作でもこれに類する発言が出て来ますが、その改変(というか付け足しというか)した部分が、上記のご意見への反論になるかと思います。
現在65話まで読んで頂けているようなので、もう少しだけ読み進めて頂くか、あるいは「始め方が正しくなくても」で全文検索すると出て来ます。

これだけだと不親切なので具体例も挙げておきますね。
「普段は温厚で思慮深く頼れる人だけど、特定の人物の話題が出ると人が変わる」
それは現実でもよくある事で、そして後者の難点があるからといって前者の長所が失われるわけではないと私は思います。
つまり運営に向ける態度が変だとしても、それ以外の原作キャラの言動は各人の感情や理性が反映されたものだと。そう受け取ることは可能だと思うのです。

それともう一つ、運営の中でも情報格差や上下関係があって、GMはともかく職場見学で奉仕部の相手をした人たちは末端に属します。
彼らは事前に情報を知らされず、でも大人の事情などもあり苦しい立場だったりします(雪ノ下の発言の一部で匂わせている程度で、明確に描写してはいませんが)。
なので運営の中では同情されやすい立ち位置なのだと受け止めて下さると助かります。
一方GMは諸悪の根源なので、彼が登場する場面が醜悪な印象になることに対して反論の余地はないですね。。


次に、「洗脳されているとしか」というご判断について。
結論から言うと、これは私の意図に極めて近いものです。だから、そう読み取って下さったことを、そこまで丁寧に読んで下さったことを嬉しく思います。

この先に(6巻なので少し遠いのが申し訳ないですが)「この世界に閉じ込められて悔しいとか哀しいとか腹立たしいとか、そうした気持ちは無いんですか?」と問い掛けられる場面があります。
それを聞いた直後の反応、および少し時間が経ってからの反応をお読み頂くと、八幡たちが陥っている心理状態がご理解頂けるのではないかと思います。

では何故そんな状態にしたのかですが、こうした事件に思いがけず巻き込まれた時に犯罪者に対して抱く感情は嫌悪だけではなく、被害者たちを現実逃避(無視)や迎合(自分だけ助かろう的な)や協力(より前向きに)といった様々な行動に駆り立てるような複雑で混沌としたものではないかと考えたからです。

こうした八幡たちの運営への対応は明らかに現実離れしたものです。
それをリアルと受け取るかあり得ないと受け取るかは読者さんにお任せするしかないですが、その他の感情や言動(特に原作キャラ間のもの)とは切り離して受け止めて下さると、私としては助かります。


あと、コピーや加速世界の可能性はありません。
各キャラの意識は現時点では仮想世界にしかなく、時が流れる速度も現実世界と同じです。

原作とは平行世界になりますが、各キャラが原作で体験した喜びや失敗は彼ら自身のものなので、できるだけ類似の経験をさせてあげることと。
それに加えてこの世界での体験を糧にして、関係にきちんと決着をつけて欲しいなと思いながら書き進めています。

なので、冒頭のお言葉は私にとって身に余るほど光栄なものでした。
この先もその印象が変わらないように、丁寧に書き続けていこうと思います。

またのお越しをお待ちしていますね。



-追記-

追加のご感想を頂いて、色々な事が腑に落ちました。
結論から言うと、運営の行動やゲーム世界の状況についての描写が足りなかったのが原因ですね。


まず運営が目指しているのは「彼らのVR技術をスタンダードなものにする」ことです。(23話)
そして参加者が集まらずに暴走したとはいえ、彼らの犯罪行為は「プレイヤーをVR世界に閉じ込める」ところまでです。(同上)

GMが高校・大学・学習塾の関係者に望んだのは(強制的に、ですが)「この世界がいかに素晴らしいか」を体験してもらう事や「勉強や研究や芸術に没頭」してもらう事でした。(4話)
その為に便宜を図るのは勿論ですし、生徒たちの心理状態にも気を配っています。(15話)

それに対してゲームの世界は「世に周知するという理由」から作られました。(4話)
雪ノ下は「ゲストプレイヤーには幾つかの優遇措置があり(略)ゲーム攻略には関係のないものばかり」という現状から、「一般プレイヤーには私達にない攻略の為の優遇措置がある」と推測しました。(同上)

ゲームの世界の危険性は八幡らが何度か言及していますが(57話ほか)、これは「優遇措置のない自分たちが行くと」という意味合いです。

ゲームの世界に関する情報は制限されているので、依然として「デスゲーム」という認識が一般的ですが、仮想世界に閉じ込められてから職場見学までで丸二ヶ月が過ぎています。(25話と73話の時系列)

現実とさほど変わらない日々を過ごしたその二ヶ月間に、安全に配慮する運営の姿勢や(39話ほか)、他の企業とタイアップが実現していること(26話)などを目の当たりにした結果、少なからぬ人がゲームの世界に対する認識を疑っています。

陽乃に至っては「参加者の生命を脅かすような行為が徹底的に避けられている」ことを見抜き、運営の犯行声明は「脅し文句」に過ぎないと考えています。(66話)

そしてずっと先になりますが、ログアウト不可の仕組みも明かされますし(111話)、「運営はこの世界で人を死なせるつもりは無かった」という言質も得られます。(132話)

上記の説明の中には、作中では明言していない飛躍的な解釈がいくつか含まれています。
それに参加者の人生を狂わせた時点でこれは明確に犯罪です。

この二点に関して私に異論はありませんし、これらを軽く扱うつもりもありません。
それを先々での言及から汲み取って下さると良いなと、そんな感じです。


その上で、奉仕部三人の職場見学を振り返ってみますね。(47話)
由比ヶ浜は顧客対応と経理、八幡はソフトの仕組みを学びながら仮想世界の構築を手助け、雪ノ下は企画会議への参加という内容でした。

これらの経験は将来的に役に立つものばかりだと私は思いますし、ゲームの世界に関わるものはありません。
予想以上に平穏に過ぎた二ヶ月間で運営が見せた親切な応対は、三人に「この程度の体験なら」と思わせるには充分ではないかと私は考えています。

もちろん「ゲームの世界で人が死んだ」という報せが入れば、状況が一変するのは間違いないでしょうね。
そこは「原作キャラをそんな目には遭わせない」という私の姿勢を作中の描写から感じ取って、信頼して頂くしかないかなと思います。


最後に二点だけ。

まずストックホルム症候群で正解です。
ただそれは多数ではなく、「雪ノ下姉妹と八幡の三人に、そうした傾向が窺える」という程度の描写に留めています。

運営への対応が現実離れしているのは確かですが、病的な域までは至っておらず、むしろ利用できるものは利用しようとするしたたかさがあるからこそ、という感じで受け取って下さると良いなと思っています。

それから教師ほか多数の反応についてですが、これは意図的に書いていません。
そして書いていない=起きていないではなく、描写の範囲外では色んな反応が飛び交っているのだろうと、そんなふうに読み手の側で補完して下さると私としては助かります。

都合のいい話だと思われるかもしれませんが、そうした事を全て書いているとキリがない上に本筋がぼやけてしまうので、ご容赦を頂けますとありがたいです。


さすらいガードマン  2019年02月27日(水) 19:43 (Good:1Bad:0) 報告

どもども更新お疲れ様です!

今回は修学旅行中は出番か少なかったいろはすを中心にした話ですねー。

原作は8-9巻部分と最新巻の話ってどこかシンクロしてる感じがするんですよね。こう、奉仕部3人がそれぞれ別の思惑を持って大切な何かのために行動する……。
あの時は伝わらなかった。分かってあげることが出来なかった。
だから今度こそは……。でも、それでもすれ違う心――みたいな。

だから原作それぞれの話は読んでいてなかなか辛いものがあったのですが、御作「このセカ」ではそれが無くて、わくわくしながら読めるのが面白いですね。
いや勿論それぞれの思惑の相違や意見の対立はありますが、心がすれ違ってはいないように見えます。こう、正々堂々オープンデッキで勝負!みたいな感じを受けました。

それにしても最後のシーン、いろはの八幡に対する距離感……彼の家で二人きりの時に「アレ」をやっちゃうとか、このままいろはすルート突入ですかね?


どうでもいいP.S.
セカおわサブタイトルの秘密(仮)について……。

8巻は内容にあわせていろはすですねー。しかし……御作ももうすでに結構な話数。ネタが弾切れになるんじゃないかと心配して目次を見直してしまいました。(余計なお世話ww)

すると……あーしさんとかはるのんもまだだし、折本や静ちゃんもまだ未使用で、まだまだ余裕があると一安心しました(だから大きなお世話ww)


返信:clp 2019年02月28日(木) 03:38

どもども、ご感想をありがとうございます!

原作最新巻は選挙〜本物発言の辺りもですし、文化祭とか由比ヶ浜の誕生日にあったすれ違いを連想させる部分もありましたね。
何度も「またまちがった」「もうまちがえないように」の繰り返しが出てきて、私も読んでいてしんどかったです。。

例えば3巻だと、二人が付き合っていると勘違いして身を引こうとする由比ヶ浜・その由比ヶ浜に事故のことを重く考えて欲しくない八幡・そんな二人の仲を取り持って自分は加害者として一線を引く雪ノ下と、三者の行動原理に揺らぎはないんですよね。
だからこそ前提条件(勘違い、重く考える、揉める二人)を取り除けば丸く収まるわけで。

6巻でも8-9巻でも、「勝手なイメージを押し付けようとしていたこと」や「各々の気持ちを汲み取れなかったこと」と向き合って、前向きな結論に辿り着けるようにもがいているのが伝わってきましたが……。

12-13巻は、八幡は目先の問題しか考えないようにしている感があり、雪ノ下と由比ヶ浜は明確に終わりを見据えていて、でもそれだと今まで克服してきたすれ違いが全部無駄になっちゃうけど良いの?って三人の肩を揺すりたくなる感じで。
だから最終巻のことを考えると胃が痛くなってきます。。。

と、原作の話をし始めたらキリがないのでこの辺にしてw。


初期のあらすじには明記していたのですが、この作品には「環境の変化によって各キャラが原作よりも前向きになれるように」という想いを込めています。
だから一色にも「より自発的に決意をして欲しい」と考えて、今回は一色視点で丸一話を費やしました。

ここまで、由比ヶ浜の誕生会や千葉村に参加させたり、文化祭や体育祭の委員にはしないし修学旅行も一緒に行けないけど奉仕部の三人と関わる場面を章に一つは用意して、最新話の決断に違和感がないようにと準備してきましたが……。

その判定は読者さんにお任せするとして、その一色も含めた四人が前向きに「勝負だ!」となっているのが伝わっていること、わくわくしながら読んで下さっていることが、とても嬉しいです。

いろはすルート解禁のためには雪ノ下・由比ヶ浜と同格に至るのが最低条件ですが、一色を原作よりもかなり優遇してきたのに、何故か奉仕部の二人も原作より更に上の段階に……という現状ですw。

一色もまだ例の漢字二文字をとってくださいとは言ってませんし、代わりの言葉は原作12巻末の由比ヶ浜や13巻末の雪ノ下のことを考えると不穏な感じもしますが、作者はきっとちゃんと考えているはずなので(汗)……頑張ります。

なおサブタイトルですが、その四人は使う予定です。
本章の一色の続きが誰になるかは、この先のお楽しみにということでw。

ではでは、さすらいガードマンさんの更新も楽しみにしていますね!(余計なお世話?ww)


うーど  2019年02月08日(金) 03:54 (Good:1Bad:0) 報告

7巻まで読みました。以前の感想から割と間が空いてるのは実はこちらの作品の影響をうけて原作のほうの俺ガイルを読み始めましたので…。3月に最終巻が出るとのことで只今12巻までは読みました。辛い!内容が辛い!!

7巻といえば今までとは更に急展開な辛くなる回!ガハマさんのまさかの展開で驚き関係がどうなってしまうのかハラハラしましたがガハマさんとの間では一先ず穏やかに済み何よりです…。ガハマさんとは…。
平塚先生ツアーではまさかの私の好きな「3月のライオン」の話がチラッと出てきて興奮しましたね。そういえば京都でしたね!!それと大学の話は自分が進学する際に端から専門一卓でしたので新鮮でしたね。3目の絵馬のシーンでも出てきましたがヒッキーとゆきのんが京大行くという未来…ありですね!!!!ってか絵馬ですよ絵馬!ゆきのんが最初間違えて八幡の名前書いたとことか可愛すぎてもry(八雪派ですのでどうしてもゆきのん贔屓な感想となる)

この先どのような展開が待っていようとも此方の奉仕部を信じて信じて更に信じて(信頼が重い)今後も楽しみにしております。

返信:clp 2019年02月09日(土) 03:01

うーど様、またのご来訪をありがとうございます!

感想を頂けるだけで嬉しいので、間が空くとかお気になさらず……とか考えながら目を走らせていたら、更に嬉しいお言葉が。
二次作者にとっての「この作品を見て原作を読み(返し)ました」って、言われたい言葉の最上位レベルなので……ありがとうございます!

原作の7巻以降、特に最新巻付近は辛いですよね。。
最終巻でミラクルが起きてウルトラロマンティック!な結末になれば最高ですが、せめて各キャラの良い未来が見える終わり方にして欲しいなと、祈るような気持ちです。
保護者かよ!って感じの心境ですねー。

本作の7巻では例の展開が待っていたので、平塚・雪ノ下との夜歩き〜奉仕部三人の観光では各キャラの楽しい様子が伝わるように、リアルに言動を思い浮かべて頂けるようにと考えながら書きました。
そのために、各人が好きそうな作品を話題にしたり(「3月のライオン」は平塚も八幡も、更には雪ノ下も読めば気に入りそうな気がしませんか?)、受験の話も織り交ぜてみたのですが、どちらも好評みたいで一安心です。
八幡が京大に進むには数学をかなり頑張って貰う必要があるのですが、ポンコツ可愛い雪ノ下にあんな絵馬を書かれた日には期待に応えるしかないですよね!(なお絵馬の存在は未だに知らない模様)

雪ノ下とは、そして由比ヶ浜とも未解決の問題を抱えている八幡ですが、少しでも良い結末を目指して動こうとする点で三人は共通しています(今までの描写でそれが伝わっていますように)。
それと、私はこの作品を「自分が読みたいものを」という意識で書いています。だからこそ「最終話まで読んで良かった」と思える・思って頂ける結末にしたいと考えています。
作中の奉仕部三人を信じて、それからうーど様と同じく「この作品の続きを楽しみにしている読者の一人」としての私を信じて下さるなら、作者としての私はその信頼に応えられるように頑張るのみですね。

またのお越しをお待ちしています!


ジムさん  2018年12月27日(木) 16:13 (Good:1Bad:0) 報告

ついに原作8巻!

描写上、本作ではゆきのんが奉仕部3人の関係性に対する歪み始めた執着を見せ、原作最新刊では…ネタバレ回避のために明記しませんが、少しずつだったズレが面白い作用をしていますね。
12/27時点最新話を読んでふと、特典小説のanotherもこんな感じで少しずつずれていく流れを楽しめるのかな、なんて思いました。

今後の展開も期待してます!

返信:clp 2018年12月28日(金) 01:23

ついに原作8巻!
ジムさん、長いお付き合いとご感想をありがとうございます!

原作でも本作でも雪ノ下は「友達がいなかった」という設定なので、同世代のカップルと親しく接したことがないはずで。
普通を知らないので、言動が少し変になるぐらいなら仕方がないと思うのですが、最新巻は……切ないですよね。

原作とのズレをどこまで描写すべきかとか、オリ要素をどこまで入れるか等々。
今も変わらず悩みながら書いているので、面白いと仰って頂けるとほっとします。

anotherは手が出なかったのですが、読んでみたいですよね。
6.25-6.75巻(1期の特典小説)も6.5巻とは違う部分が結構あると聞いて、いつか読んでみたいなと思いつつもなかなか……。

続きも頑張りますので、またのお越しをお待ちしています!


うーど  2018年11月27日(火) 00:46 (Good:1Bad:0) 報告

6巻分まで読みました!ここ最近の愛読書と化してます。俺ガイルはアニメだけ見たのですが、原作の俺ガイルが正直かなり重たく、奉仕部の関係が所々不安定にもなり、見てて不安な描写が多々あって正直とても辛かったです…。ですが、こちらの奉仕部は原作以上に関係がしっかりと安定してる気がしまして、この先にある困難も前向きな形で解決してくれるような気がして心豊かに見ていられるのがとても嬉しいですね。文化祭のバンドの部分とかとても良かったです。

今後も楽しみにしております!

返信:clp 2018年11月27日(火) 02:36

うーど様、ご感想をありがとうございます!
最近は嬉しい反応が続いていますが、愛読書と言って頂けて、バンドも褒めてもらえて嬉しい……嬉しい(語彙が飛びました)。

今ちょっと13巻の感想を書いているのですが、原作はかなり重いですよね。「なんでそうなるのよ!?」と口を出したくなる場面が多くて、でもお互いの関係性に真剣に向き合っている各キャラを思うと、とにかく良い結末を迎えてくれと願うしかなくて。

本作も6巻までが一区切りで以降はシリアスが増してきますが。困難なだけ、つらいだけという展開ではなく、そんな中でも各キャラの魅力をお伝えできるように、何かしらの前向きな部分をお見せできるようにと、そんな姿勢で書いています。
それと、原作者さんにお借りした各キャラが最後には何とかしてくれるだろうと、それを信じて書き進めている感じです。

これからもキャラの掘り下げや丁寧な描写を心掛けながら最終話に向けて書き続けていきますので、今後とも宜しくお願いします!
またのお越しをお待ちしていますね。



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