―スクールアイドルは死んだ。

「頑張っていこう!目標は、ラブライブ!優勝!」
街を包み込む夕焼けの中で、浦の星女学院高校のスクールアイドルは始動した。
2年生である高海千歌の、軽はずみな思い付きで始まったこのグループは
同級生の渡辺曜と転校生の桜内梨子、そして1年生や3年生の生徒達をも巻き込んで
やがて9人の大人気スクールアイドルへと駆け上がっていく……はずだった。

2年生の1学期を目前に控えたある日、千歌は海岸で1人の男と出会う。
男は来る日も来る日も、砂浜で穴を掘っていた。
「何をしているんですか?」
千歌が話しかけたその瞬間から、運命の歯車が狂い始める。

―スクールアイドルを殺したのは誰だ?

スクールアイドルの全国大会、ラブライブ!は今年も大盛況で幕を下ろした。
だがアイドル雑誌の編集員である神原は、自らが担当する大御所ライターの奇行で頭が一杯だった。
重要な決勝大会の本戦に3時間も遅れてやって来た大御所ライターは、その後もろくにステージを見ようとせず、大会が終わると取材もせずに帰宅した。
なぜ先生はライブを見ようとしないのか?なぜ決勝大会に興味が無さそうなのか?
その鍵は、北のスクールアイドル、Saint Snowが握っていた。



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