「君には本当にがっかりしたよ」

 多くの元帥たちを束ねる長、大元帥殿は大罪人にそうつぶやいた。

 大罪人は元帥である。
 若く、勇猛果敢で怖いもの知らず。
 提督という肩書を得て、邁進してきた男の名は―――

 "梁川豹馬"

 ―――30の若さで元帥にまで登りつめた鬼才。

 そしてこの日、梁川は横領罪、強要罪、恐喝罪等々で大元帥から断罪された。

 梁川は当然のことをした、と何の弁明もしなかった。
 何せ自分のこれまでの行動は世間一般からすれば罪だと知っていたから。
 しかしもう何も思い残すことはない。
 だから移送中にトラックの中で、舌を噛み切った。

 これで梁川豹馬という男の人生は幕を閉じた―――

 ―――はずだった。

 ◇◇◇◇◇

 筆者から読者様へ

 これは艦隊これくしょんの二次創作であり、フィクションです。
 作中の人物、事柄、思想は現実世界と何の関係も無く、筆者の妄想によるものです。

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